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晴耕雨マンガ

天国大魔境の小ネタ募集中/10月は、六道の悪女たち、ジョジョリオン、ヴィンランド・サガ。

トクサツガガガ 第20巻の感想




トクサツガガガ完結となる第20巻の感想です。第1巻では遅刻ギリギリで家を飛び出していた仲村さん。余裕をもって出勤できるようで、成長しましたね。






・第190話 手を伸ばして。
モウイーワ状態のダミアンに対し仲村さんもモウイーワ・イーワ状態になり、前の席に陣取り『こっちは楽しいもんね』作戦を実行しようとするが、かっちゃん&りょーまに問題点を指摘されてしまう……。ここで、まさかタツ君がファインプレーをするとは(社会的にはギリギリ)。ダミアンを前の席に移動させることには成功したものの、だからといって態度が軟化するわけではなかった。一瞬だけスナギツネになっちゃってるし。

・第191話 信じて!
ショーにゲンカ将軍が獣将王サイドで、しかもテレビ撮影用のスーツで現れるという特大のサプライズが。この登場の見開きはカッコよすぎる。まさかの展開に仲村&吉田さんはバグってしまうが、番組終盤を観ていないダミアンには響かないように思われたが……。身体の外側が硬い相手に内側からダメージを与えるというのは(特撮でも使われるのか分からないけど)、よくある手法だし、ちょっと燃える。

・第192話 すべてが真実
このショーの敵役・ガルトマーンが、毒濁刀(人)に進化するという驚愕の演出。獣将王が劣勢を強いられる展開に客席のキッズたちはビビってしまうが、それでもダミアンは「芝居なんだから負けるわけが無い」と冷めた態度を崩さない。これに対する仲村さんの「ウソじゃないよ。お芝居だけど、ウソの戦いじゃない。」というセリフは、第17話のダミアンの名台詞「本物じゃなかったよ…でも、ニセモノでもなかった……」のオマージュになっているのか。

・第193話 届けッ!
仲村さんはショーを盛り上げようと、恥も外聞も捨てて大きな声援を送る。またもやタツ君の影のアシストもあり客席の雰囲気もよくなるが、それでもダミアンの心を動かすには至らなかった。しかし、ここまでテレビ版の『ゲンカを復活させる』という話と、観ているショーの展開、仲村さんとダミアンのやり取りと、3つのエピソードを同時進行で描きながら、まったく混乱させずに読ませているのはすごいと思う。

・第194話 せーのっ。
獅子刀に『想いの力』を乗せて、毒濁刀(人)にダメージを与えていく。バトンのように、獅子刀を受け渡しながら攻撃を加えていくシーンがアツすぎる。そして、ついにモウイーワの身体にもヒビが……。さぁ、いよいよという場面。全員が手をつなぐなかで、仲村さんの手が湿っていることを嫌がる吉田さん → 北代さんの手をねじるミヤビさんと、小ネタを挟み込んでくる隙のなさは見逃せない。

・第195話 一緒に、行こう。
かっちゃん&りょーまとの仲直りを経て、観客たちと声を合わせて「がんばれ」と叫ぶダミアン。その見開きが最高。そして、獣将王の勝利でショーも締めくくられる。炎陣モードを披露したのも良かった。毎回“中の人”は違うんだろうけど、スーツアクターのみなさんもこの作品には欠かすことのできなかった、重要な登場人物だった思う。

・第196話 未来。
ショーは無事に終了。ダミアンも動画作りを再開することに。人が持つ肩書をひとつに限る必要はない。という話から、公務員になっても副業ができるのでは? いい学校に行けば何かいい方法が見つけられるのでは? と、ダミアンが自分の可能性に気づく流れが素晴らしい。これで、最後に残った課題のダミアンとの仲直りも達成できた。そして、話の流れでフラれる形となってしまった吉田さんがカワイソウ。彼氏いるのに。

・第197話 おかえり。
時は経過し7月に。一見なにも変わらないように見えても、ちょっとだけでも成長しているということを、ひさしぶりに会社に来たマイちゃんを通して描く。例えで表示された第1話のリン(チェルダ)がカワイイ。最終回前にユキちゃん&ミカちゃんや小野田君、模型製作の野村さんなど、ダミアン編に絡まなかった脇役たちに最後の出番を。という感じなのかな。

・最終話 仲村叶、参上!
新番組『ソールマン フェニックス』観賞会を、仲村さんの家で開催。いきなり、怪獣のシッポ攻撃を喰らう絵面のインパクトが強い。戦ったことのないヒーローという設定から『好きなものは好き』という想いの炎を、誰かに受け継いでいくという流れが、この作品らしく相応しい締めくくり方だった思う。あと、仲村&吉田さんがシシレオーたちと記念撮影するんだけど、そのポーズは第11巻の表紙と同じポーズにすればよかったのでは。

・描き下ろし
各キャラのその後の様子が紹介される。藤井さん、小野田君、タツ君あたりのエピソードが良かった。














裏表紙で獣将王のマスクオフ姿が描かれているのが、特撮の最終回という感じでとても良い。

















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  1. 2020/08/31(月) 16:39:34|
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トクサツガガガ 第19巻の感想




トクサツガガガ第19巻の感想です。表紙は仲村さん御一家。





・第180話 これから
母親が来たかったというアンティーク骨董市へ。仲村さんたちも浮かれるほどの品ぞろえだったが、志さんは今更何かを買いそろえても……と、手に取ろうとしないのだった。美輪明宏似の店員が語った、アンティークは誰かに引き継ぐまでがワンセットという考え方からの16~17ページのナレーションが素晴らしかったし、そこからの仲村さんたちの自己反省の落差も良かった。でも、その流れで唐突に電車の老夫婦が登場するけど、どこにいたの?

・第181話 その一瞬を
骨董市の翌日には特に予定が入っていなかったので、吉田さん発案でフォームチェンジした新しい家族写真を撮ることに。しかし、期待していた桜は強風によって散ってしまっていた……。ピンチになってもあきらめずに、アイデアを出すのは吉田さんの真骨頂。今回も見事に決まっていた。志さんが言っているように、大人しそうに見えてかなりアグレッシブなんだよな。よく仲村さんと出会うまで単独行動していたと思う。これで、母親との抗争は完全決着といったところか。

・第182話 突き進め!
服を買ってあげようという志さんだったが、仲村さんは首を縦に振ること抵抗があった。一時は、兄・望を生贄にして窮地を脱しようとするが、ここで吉田さんがアクロバティックな解決方法を提案する。ただ『友達の役』をすべて1人で担うべきではないというのは、確かにその通り。それから、呆然とした仲村兄妹の画。サインペン一発描きとして、何分くらいで出来るモノなんだろう?

・第183話 弱さの愛しさ
志さんや兄夫婦は大阪に帰っていく。これで一息つけるかと思われたが、ダミアンを誘った遊園地ショーの開催日が迫っているのだった。吉田さんの彼氏のタツ君も加え、作戦会議をする。これ以上大人としてダメなところを見せられないと考える仲村さんらに対し、自分の好きなアクション俳優を引き合いに出し、弱さも魅力の内と語るタツ君のシーンは、この巻のハイライトと言っても差し支えないと思う。獣将王やエマージェイソンの弱さを見せるシーンが重なるところが最高。

・第184話 別の住人
マイちゃんが寿退社し、追加戦士の岸田さんがやって来る。黙々と仕事をこなすのだが、会話が盛り上がらないことに藤井さんはイラ立ってしまう。任侠さんオススメの実写とアニメの合成CMから、会話のポイントを合わせるという作戦を思いつくのは、いかにもこのマンガらして良かった。ところで、本当に『ダイバーシティ』っていうテーマパーク(サカナクション(怪人)がいる)は存在しないの?

・第185話 一歩ずつ
マイちゃんは寿退社。岸田さんは転職し、吉田さんには彼氏ができた。では、自分は?と仲村さんが考えてはいけないことに気がついてしまう。これは、ある程度の年齢の大人なら一度はぶつかる悩みなんじゃないだろうか? このことに老夫婦がアドバイスをするんだけど、口元とか分厚いメガネとか『老人の顔の描き方』が抜群にうまくなっていると思う。それから「元気じゃないやつは同窓会に来ない」(意訳)というコマの『☆メメント・モリ――――』というアオリが面白すぎる。

・第186話 忘れないで
運命の5月に突入。吉田さん、北代さんと一緒にファミレスで、ダミアンとの仲直り作戦の概要を確認する。しかし杜撰なところがボロボロと明らかになるのだった。でも、これ諸々のことが上手くいったとしても、肝心のショーの出来が良くなかったらすべてがご破算になる可能性もあったんじゃないだろうか? まぁ次話で説明はされているし、時期的にも『獣将王ショー』の総決算的なことでクオリティの担保はされているんだろうけど。

・第187話 いざ、開演!!
いよいよショー当日。開演前に集合した仲村さんたちだが、タツ君や急遽参戦することになった窪田さんを含め、誰が誰のことをどのくらい知っているのか?と、情報が錯綜してしまう。そこで仲村さんが自己紹介ではなく『名乗り』をすることを提案する。ここは、素直に燃える展開。ドラマやアニメだったら、このままエンディングに雪崩れ込みたいところ。あと、チェルダの名乗り『萌黄の風』がすごくカッコいい。お前、風属性?だったのか?

・第188話 かえすがえす
ショーの人出は、予想以上に少なかった。これではダミアンも来ないのでは……と仲村さんは落ち込んでしまう。前半は暗かっただけに、子供の写真を撮る(親の了承済み)タツ君に吉田さんがケリを入れるところからの巻き返しがスゴかった。特にそれぞれが、アウェー自慢をするところ。そして、いよいよショーが始まろうかというタイミングで、仲村さんが声をかけられるのだが……。

・第189話 同じ目線で。
チケットはダミアンの友人・かっちゃん と りょーま に盗られたのかと思いきや、しっかりとダミアンを連れてきていた。という展開が良かった。ダミアン、いい友達いるじゃないか。しかし、当の本人はモウイーワ状態から抜け出さず。「励ましといて、僕が失敗する責任取ってくれるの?」とか、胸がギュッとなる。仲村さんは逆ギレで対応するが、これで上手くいくのかどうか……。なにか特別な一押しが必要な気もするが……。









最終巻となる次巻で、ダミアンとの関係を修復できるのか?











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  1. 2020/06/02(火) 17:06:49|
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トクサツガガガ 第18巻の感想




トクサツガガガ第18巻の感想です。





・第170話 一つの願い
無事にファイブレイバーの試写会風観賞会を終えた仲村さんたち。特撮素人の北代さんの疑問に答える形で、質疑応答を行っていく。確かに獣将王もバイクとか獣のオーラとか炎陣モードとか何だったんだ?っていう感じだったしな。それから、ファイブレイバーがジュエルを集めるという設定。リアルの新戦隊が宝石がモチーフだそうだから、上手く先取れたなと思う。あと、今回で北代さんの下の名前が優子と判明したけど、たしかドラマ版のほうが初出だったはず。元から決まっていた設定だったのかな?

・第171話 表と裏
白石さんが寿退社するということは、新入社員が来るということ。これまで新人への指導を経験していない仲村さんは、必要以上にビビってしまう。そこで吉田さんが新発売のファイブレイバーのソフビ(?)を使ったイメージビジュアル撮影で、新人指導の何たるかを説こうとする。吉田さんにしては説明話のクオリティが低かったけど、そのグダグダ感も上手く生かした印象。あと、ファイブレイバーの変身前の姿でエルフっぽい娘(宇宙人?)がいるので、人間(地球人)はレッドだけなのかもしれない。

・第172話 納得の行方
藤井さんから弟の就職に関する悩みを相談された仲村さん。なんとかベストと思われる中立案をひねり出すが、藤井さんにとっては満足のいく回答ではなかった様子……。さらにファイブレイバーのショーを観ていたパルクール男子高生の言葉も相まって、フラストレーションがたまってしまう。今回は前回と違って、吉田さんの説明がビシッと決まった感じ。でも『鎌倉のリス』の例えがよく分からなかった。そんなに素早いことで有名なの?

・第173話 一つの勇気
ファイブレイバーのショーが始まったということは、獣将王のショーが無くなっていくということ。さっそく観に行く予定を立てようとする。そのとき仲村さんは、はじめて観に行ったショーに、なぜエマージェイソンが出演していたのかという疑問に気づく。この話は特撮ウンヌンを抜きにしても、コミュニケーションの話として、とてもタメになる。誰かに声をかけられるのを持っているだけじゃ、ホントに引きこもりみたいになっちゃうからな。あと、71ページの感じから『吉田さんを誘う仲村さん』という作品全体のラストシーンもあるかと思った。

・第174話 はかなさよ
ファイブレイバーの話ばかりで獣将王のことを話題にしなくなった仲村さんのことを、北代さんは『担変え』したのかと言う。興味の移り変わりが早いユキちゃんや、飽きっぽいチャラ男などを引き合いに出し、ダミアンが特撮に戻ってこなくても……と考えるシーンが、ちょっと切ない。この巻は、これまでのことを踏まえつつ、ダミアンに対しどういう答えを出せばいいのか?という内容が多い。あと、忘れられる側として特撮キャラたちと一緒に、山男の高橋さんがいるのがちょっと笑える。

・第175話 置いてけぼり
この話では、本筋よりも任侠さんが専門学校生ということが判明したのが、最大の衝撃。まさかミヤビさんと同い年だったとは(ミヤビさんは短大生だったんだな。たしかに4大卒だとすると、そこまで仲村さんと世代が違うという感じもしないし)。それから、ダミアンがモウイーワになってしまうシーンが悲しい。特撮を観なくなるだけならまだしも、いろんなことに興味を失ってしまっている様子なのが辛い。第170話では家族で外食に行ったみたいだけど、それも楽しめたのかどうか。

・第176話 変わりゆくもの
白石さんに贈るホワイトデーのプレゼントを小野田君から相談される。ファイブレイバーの監督があまり見ない名前だったこともあり、様々なことの世代交代について仲村さんが考えをめぐらせる。ここまで白石さんの退職がフィーチャーされるということは、代わりに入ってくる人は母親やダミアンとの関係修復に貢献する重要人物なのでは?と勘ぐってしまう。それから、ドラゴライアスがレッドドラゴンにドラゴンジュエルを渡すシーンは、仲村さんが言う通り演出が上手いと思う。

・第177話 再びの懐古
懐古怪人が第78話以来の登場。新作が発表されたダゴンについて話そうとする。それは、かつて評判の悪い『ダメゴン』を生み出したハリウッド製作ということで、仲村さんも不安を抱いているものだった。こういう名作のリメーク・リブート以外にも、最近はマシになったとはいえアニメ化ドラマ化なんかでは、必ず出てくる不安だよなぁ。トクサツガガガはドラマが成功してよかった。しかし、ダゴンの設定はゴジラを踏襲しすぎている。そのうち『シン・ダゴン』も作られるのだろうか?

・第178話 大仕事
年齢の近いメンバーで白石さんの送別カラオケをすることに。そこで行なわれるサプライズダンスの練習に、仲村さんは苦労する。この話は、?のときの北代さんの横にネコがいたり、ショックを受けるとスーッと消えそうになったり、細かなギャグ描写が効いていた。ダメゴンのクライマックスシーンや、第172話の吉田さんの言葉など、他の話からのサンプリング具合も良かった。あと、ホントになんで弁当のから揚げの下にパスタがあるんだろうね?

・第179話 さしのべて
4月に母親が来るというメールが。どういう用事なのかと聞いても、要領を得ない返事ばかり。クワガタ少年・健太との会話で突破口を見つけ出す。クワガタのキングは冬眠中と健太少年は言っているけど、第80話で登場した時には「死んだ」って言っているんだよな……。キングと呼んでいるクワガタが複数いるのか(1号、2号的な……)、それとも単に忘れられた設定なのか。ただ、孤独なダゴン(の着ぐるみ)に仲村さんが語りかけるシーンは、とても良い。





次巻は、母親上京編かな。












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  1. 2020/02/01(土) 17:51:24|
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トクサツガガガ 第17巻の感想




トクサツガガガ第17巻の感想です。獣将王たちが表紙に登場するのも、これが最後かな。




・第160話 この日のために
母親・志さんを乗せた無言の車中に、重たい空気が流れる。クライマックスを迎える獣将王の激しいバトルシーンや、第1話の老夫婦に席を譲るシーンなど、これまでの様々な場面がオーバーラップする構成が良かった。伏線とかじゃなくて、これまでにムダな話はなかったんだなと思う。そして仲村さんの目的地が、任侠さんにお願いされたラブキュートのグッズ専門店と判明する。雑誌連載時は、ちょうどドラマ放送と時期が重なるので、それもあって第1話の電車内の名場面を使ってきたのかな。

・第161話 あなたは?
仲村さんと志さんの激しいディスり合い。長年の鬱憤がたまったそれぞれの主張は、平行線をたどる。ここで仲村さんは、親子関係ではなく新たに『お友達』になることを提案する。親を20年以上テコ入れされていない存在と定義づけるのは斬新だけど、まぁこれは現実では使えないマンガならではのアクロバティック解決法かな。そして、自らの胸に毒濁刀を突き立てるシシレオーのシーンが、かなりショッキング。ゲンカ将軍の体中に眼玉が浮き上がった最終決戦フォーム(毒濁刀)も、改めて見ると不気味すぎる。

・第162話 それでも。
旅行中の作戦会議の様子。『お友達作戦』を敢行するにあたり、志さんが部屋に侵入したとき被害がシシレオー1体で済んだのはなぜか?という疑問が沸き上がる。ウサ子(ウサ吉)が、すでに危機を救っていたということが明らかになる流れが最高にアツい。裏表紙でも使われているし、この巻のハイライトと言っていいかも。しかし、志さんは友達になるなら「これまでのことを許してくれる?」と言う。幼少期からの様々なことがフラッシュバックするなか、仲村さんが出した答えは……。

・第163話 君と共に。
これまで言ったことや、やったことを許すことはできない。でも、すべてを許せなければ友達にはなれないのか? 3人で志さんの新しいカバンを見に行ったときの、子供の姿に戻るシーンが切なくて胸にグッとくる。初期のころから積み重ねられてきた因縁の決着がついたのだと、あらためて感じさせられる。いっぽう獣将王のほうも、70~71ページのタイトルロゴをバックにシシレオーが斬りかかる見開きも最高。絶対オープニングテーマも流れているだろうし。ドラマ2期があったら、ここを最終回にしよう。

・第164話 きっとまた…
vs母親編のエピローグ。東京への帰りの新幹線車内。実は母親からハッキリとした返事をもらっておらず、明日からの仕事のことなどで頭がゴチャゴチャになってしまう。その例えとして、配信環境や無料見放題の充実ぶりが上げられているけど、確かに多すぎて困ってしまう。2つか3つくらいにまとめてもらえないだろうか? あと連休明けの憂鬱さを『無重力の反動』と定義づけているのも上手い。

・第165話 正解の所在
連休明けで、久しぶりの出社。そんな憂鬱な仲村さんは、海外ドラマの『イン・ザ・フォレスト』の感想を言いたいユキちゃんに捕まってしまう。仲村さんのファイブレイバーへの不満・心配と、イン・ザ・フォレストの愚痴を言いたいユキちゃんのオーバーラップ具合が見事だし、そこから北代さんがオイシイいしいところをかっさらうオチも最高。前半は対母親の重苦しい雰囲気が続いただけに、これぞトクサツガガガといった良エピソード。吹き出しに潰されそうになっている北代さんも面白い。

・第166話 盛りオブ盛り
任侠さんからお願いされていたラブキュートの限定品を買い忘れていた仲村さん(母親との最終決戦の最中だったので)。どうやって詫びを入れるべきか頭を悩ませる。マイちゃんの盛りうんぬんのシーンで出てくる「デッサンは……」の感想は、仲村さんではなく、丹羽先生自身の体験だと思う。しかし、獣将王の終了 = 母親との決着でこのマンガ自体も終了になると少し前まで思っていただけに、まさかファイブレイバーが教訓担当で描かれるとは思っていなかった。「手には剣(ブレイド) 胸に勇気(ブレイブ)を!」という決め台詞はカッコいいけど。

・第167話 たくさんの想い
会社のバレンタイン。予算が上がるのは避けたいが、ショボく思われるのも面白くない。そこで仲村さんが導き出した解決策は? 実際のヒントを与えてくれたのはアマチュア造型師の野村さんだけど、特撮の花形・巨大ロボがCGやスーツなど、様々な技術を組み合わされて撮影されているというのが新鮮だった。ひさしぶりの特撮ウンチク堪能回といった感じ。あと、ただの木の枝をキャラクターと勘違いしたり、この話では仲村さんがブーメランを、しかも高速でくらっているのが多かったと思う。

・第168話 待ってる。
久しぶりに(第129話以来、作中の時間だと約3ヵ月ぶり)ダミアンと再会した仲村さん。ファイブレイバーや母親とのことを生かして、関係修復の糸口を探ろうとするものの……。仲村さんの残されたミッションは、5月のショーでのダミアンとの仲直り。まだ時間があるとはいえ、このままで上手くいくのか? 母親との関係を「決着? 和解?」と言っているので、母親再上京 → 本格的な和解。という流れがあるのかもしれない。そうしたら、対ダミアンの秘密兵器になるかも。かつての強敵が仲間になるのは燃える展開だし。

・第169話 初めまして。
北代さんのお宅に初訪問。特オタとドルオタの違い、家具選びのセンスなんかもあるんだろうけど、そもそも仲村さんよりいい部屋に住んでいる気がする。給料はそんなに変わらないだろうに。ただ、大きな声で騒ぐことはできないので、ファイブレイバーの第1話視聴は『関係者試写会』を装うことに。作中でもツッコまれているけど、第122~123話のときのおせち作りと同じような流れに。しかし、腕章(カメラマンとか記者とか)を書いているときに、ダミアンのことが話題に出て……。よく考えれば、仲村さんとダミアンで疑似親子みたいなことなのか。









次巻、関係者試写会は成功するのかッ!?









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  1. 2019/10/02(水) 15:26:24|
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トクサツガガガ 第16巻の感想




トクサツガガガ第16巻の感想です。帯には『95万部突破』の文字が。ドラマ効果で15万部売れたのか。





・第150話 はじまりの火
2月の連休。いよいよ旅行がスタートするのだが、テンションが高いのは吉田さんだけ。北代さんはスナギツネモードになっていた。ラスボスとの戦いが控えている仲村さんは、体力温存しなければと言うが……。まぁ確かにFFのエリクサーとかボス戦でも結局使わなかったしな。説得の流れの中で、ソールマンのマネをして「ディエイッ」とポーズをとっている吉田さんがカワイイ。あと、今回もダメな例えとしてサザンクラウザーが使われているけど、ホントに、どこか褒めるべきポイントはないんだろうか?

・第151話 小さく大きな一歩
名古屋に到着。ミヤビさんと合流し、ビーボーイズのリリースイベントに参加する。しかし、こういった場に不慣れな仲村&吉田さんは振舞い方がさっぱり分からなかった。異文化(アイドルと特撮)ながら共通点を見つけていく流れが良かった。いろいろとセルフ精神ダメージを喰らった仲村さんに対する、北代さんの「被害妄想の泥団子かよ…」というツッコミが最高だった。それから、北代さんの推している しろやん なのに担当カラーが黒なのか。分かりにくい。城田とか四郎なのかもしれんけども。

・第152話 かがやけ!!
ここまでアゲアゲ(古い)だったミヤビさんだが、就活の話から一気にテンションが落ちて氷河期に突入してしまう。しかし吉田さんは、自分のフィギア撮影を優先しようとする。今回も、塩と砂糖を雪に見立てた撮影方法からミヤビさんの将来のビジョンの話につなげていくんだけど、これを即興のアドリブでやっていると考えると、改めてスゴイと思う。なんか劇団に入ってもうまくやっていけそう。終盤の『ドルオタだから冬でもウチワを持っている!』からの流れがテンションが高くて良かった。

・第153話 めぐる
名古屋城へ。ここで撮影に使うソールマンのフィギアを見た子供が「獣将王のパクリ?」と発言したことから、なにが原点なのか? そして移り変わっていく立場の話へと流れていく。立ち上がるソールマン・フェニックスの1ページ絵も良かったし、この巻の特撮ウンチク担当回といった感じ。しかし、ソールマンは怪獣が名古屋城を壊したとか、最終回で負けたとかウルトラマンのストーリーを、割とそのままなぞっているけど特に問題はないんだろうか?

・第154話 見ててね。
初日の夜。獣将王の送別会(?)を開催する。ここで新作のファイブレイバーのキャスト陣の年齢が、10代後半ということに衝撃を受ける。いちおうリアルの戦隊モノのほうを調べてみたけど、ホントに10代の人が演っていたりするんだな(27歳の人もいた)。それから、吉田さんの言っていた「スーツアクターに高校生の人もいる」という発言には、さらにビックリした。バイトならそういうこともあるのか。ついでに『ボイラーメーカー』も調べたけど、こんなヤベーカクテルが実在しているのか。恐ろしい。

・第155話 旅の続き
旅行2日目の朝。ついに獣将王の最終回を観た仲村&吉田さん。上手く感想がまとまらなかったが、ミヤビさんの「誤前提提示」という発言から、ひとつの結論を導き出していく。108ページあたりの回想から見開きへの流れは、まるで最終回のよう。獣将王という代表的な作中作の幕切れに合わせて、ひとつの区切りのエピソードという感じ。でも、その内容を詳しく描かなかったのは、今後の母親との対決やダミアンに何かを授ける時のために、温存しておくということかな。

・第156話 残るもの達
ついに、決戦の地・大阪に到着。まずは観光する予定なのだが、目的地が決められずグダグダになってしまう。こういうときに、吉田さんの屁理屈半分な強引な理論は頼りになるし、これに北代さんが乗っかったときは破壊力が倍増される。それからベタな観光スポットで『勝手にタイアップ写真』を撮るけど、4人で写っている通天閣のヤツはカメラだけでなくプラ板も渡して、趣旨を説明して通行人に撮ってもらったんだろうか? 後の話的に、その辺のオッサンが勝手に名乗り出てくれたんだろうな。

・第157話 その声を聞け!
翌日の母親との対決に向けて、浮足立ってしまう仲村さん。「注意点をクリアすることだけに気を取られて、本来の目的を見失っていないか?」と、吉田さんが忠告する。これをお好み焼きをひっくり返すシーンの動画撮影と、獣将王最終回のクライマックスシーンと重ね合わせて説明する。吉田さんらは当日同行しない(当たり前)ため、これが最後のエールということか。あと、オチのスローモーション感も最高だけど、このためにお好み焼き専門ではなく串カツもある設定の店にしたんだな。

・第158話 命、これまで…!
旅行3日目。いざ、決戦の朝ッ!! ところが、この期に及んで仲村さんがビビッてしまう。自分の行動の結果が、ダミアンにも影響してしまうのでは?と考え、しり込みする。しかし、外国人旅行客の忘れたスマホを届けたことから意気投合?し、集合写真を撮ったことから『経験の積み重ね』の話に。この巻では、吉田さんがいわゆる『教訓係』に回ることが多かったように思う。まぁ、好きなカメラを仕事にしたり彼氏を作ったり、初対面の人たちと写真を撮る段取りをしたり、仲村さんたちのなかではいちばん社交性があるのは間違いないか。

・第159話 貫く想い
母親との直接対決の前に、実家近所のスーパーで兄・望と集合する。そこで、おもちゃを2つ買おうとしていた子供を見たことから、望が親としての意見を言う。ここまでは、どちらかと言えばちーちゃんに出番を譲っている印象があったが、ここにきて『仲村さんの家族』としての色を強く出してきたのが良かった。話していることももっともだし。そして、焼き芋事件の印象が強い てれびくん だけど、それを買ってくれたのもまた、母親だということを示すシーンも良かった。






次巻、いよいよ母親との最終決戦が幕を開けるッ!











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  1. 2019/06/01(土) 18:47:44|
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