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晴耕雨マンガ

天国大魔境の小ネタ募集中/8月は六道の悪女たち。

トクサツガガガ 第16巻の感想




トクサツガガガ第16巻の感想です。帯には『95万部突破』の文字が。ドラマ効果で15万部売れたのか。





・第150話 はじまりの火
2月の連休。いよいよ旅行がスタートするのだが、テンションが高いのは吉田さんだけ。北代さんはスナギツネモードになっていた。ラスボスとの戦いが控えている仲村さんは、体力温存しなければと言うが……。まぁ確かにFFのエリクサーとかボス戦でも結局使わなかったしな。説得の流れの中で、ソールマンのマネをして「ディエイッ」とポーズをとっている吉田さんがカワイイ。あと、今回もダメな例えとしてサザンクラウザーが使われているけど、ホントに、どこか褒めるべきポイントはないんだろうか?

・第151話 小さく大きな一歩
名古屋に到着。ミヤビさんと合流し、ビーボーイズのリリースイベントに参加する。しかし、こういった場に不慣れな仲村&吉田さんは振舞い方がさっぱり分からなかった。異文化(アイドルと特撮)ながら共通点を見つけていく流れが良かった。いろいろとセルフ精神ダメージを喰らった仲村さんに対する、北代さんの「被害妄想の泥団子かよ…」というツッコミが最高だった。それから、北代さんの推している しろやん なのに担当カラーが黒なのか。分かりにくい。城田とか四郎なのかもしれんけども。

・第152話 かがやけ!!
ここまでアゲアゲ(古い)だったミヤビさんだが、就活の話から一気にテンションが落ちて氷河期に突入してしまう。しかし吉田さんは、自分のフィギア撮影を優先しようとする。今回も、塩と砂糖を雪に見立てた撮影方法からミヤビさんの将来のビジョンの話につなげていくんだけど、これを即興のアドリブでやっていると考えると、改めてスゴイと思う。なんか劇団に入ってもうまくやっていけそう。終盤の『ドルオタだから冬でもウチワを持っている!』からの流れがテンションが高くて良かった。

・第153話 めぐる
名古屋城へ。ここで撮影に使うソールマンのフィギアを見た子供が「獣将王のパクリ?」と発言したことから、なにが原点なのか? そして移り変わっていく立場の話へと流れていく。立ち上がるソールマン・フェニックスの1ページ絵も良かったし、この巻の特撮ウンチク担当回といった感じ。しかし、ソールマンは怪獣が名古屋城を壊したとか、最終回で負けたとかウルトラマンのストーリーを、割とそのままなぞっているけど特に問題はないんだろうか?

・第154話 見ててね。
初日の夜。獣将王の送別会(?)を開催する。ここで新作のファイブレイバーのキャスト陣の年齢が、10代後半ということに衝撃を受ける。いちおうリアルの戦隊モノのほうを調べてみたけど、ホントに10代の人が演っていたりするんだな(27歳の人もいた)。それから、吉田さんの言っていた「スーツアクターに高校生の人もいる」という発言には、さらにビックリした。バイトならそういうこともあるのか。ついでに『ボイラーメーカー』も調べたけど、こんなヤベーカクテルが実在しているのか。恐ろしい。

・第155話 旅の続き
旅行2日目の朝。ついに獣将王の最終回を観た仲村&吉田さん。上手く感想がまとまらなかったが、ミヤビさんの「誤前提提示」という発言から、ひとつの結論を導き出していく。108ページあたりの回想から見開きへの流れは、まるで最終回のよう。獣将王という代表的な作中作の幕切れに合わせて、ひとつの区切りのエピソードという感じ。でも、その内容を詳しく描かなかったのは、今後の母親との対決やダミアンに何かを授ける時のために、温存しておくということかな。

・第156話 残るもの達
ついに、決戦の地・大阪に到着。まずは観光する予定なのだが、目的地が決められずグダグダになってしまう。こういうときに、吉田さんの屁理屈半分な強引な理論は頼りになるし、これに北代さんが乗っかったときは破壊力が倍増される。それからベタな観光スポットで『勝手にタイアップ写真』を撮るけど、4人で写っている通天閣のヤツはカメラだけでなくプラ板も渡して、趣旨を説明して通行人に撮ってもらったんだろうか? 後の話的に、その辺のオッサンが勝手に名乗り出てくれたんだろうな。

・第157話 その声を聞け!
翌日の母親との対決に向けて、浮足立ってしまう仲村さん。「注意点をクリアすることだけに気を取られて、本来の目的を見失っていないか?」と、吉田さんが忠告する。これをお好み焼きをひっくり返すシーンの動画撮影と、獣将王最終回のクライマックスシーンと重ね合わせて説明する。吉田さんらは当日同行しない(当たり前)ため、これが最後のエールということか。あと、オチのスローモーション感も最高だけど、このためにお好み焼き専門ではなく串カツもある設定の店にしたんだな。

・第158話 命、これまで…!
旅行3日目。いざ、決戦の朝ッ!! ところが、この期に及んで仲村さんがビビッてしまう。自分の行動の結果が、ダミアンにも影響してしまうのでは?と考え、しり込みする。しかし、外国人旅行客の忘れたスマホを届けたことから意気投合?し、集合写真を撮ったことから『経験の積み重ね』の話に。この巻では、吉田さんがいわゆる『教訓係』に回ることが多かったように思う。まぁ、好きなカメラを仕事にしたり彼氏を作ったり、初対面の人たちと写真を撮る段取りをしたり、仲村さんたちのなかではいちばん社交性があるのは間違いないか。

・第159話 貫く想い
母親との直接対決の前に、実家近所のスーパーで兄・望と集合する。そこで、おもちゃを2つ買おうとしていた子供を見たことから、望が親としての意見を言う。ここまでは、どちらかと言えばちーちゃんに出番を譲っている印象があったが、ここにきて『仲村さんの家族』としての色を強く出してきたのが良かった。話していることももっともだし。そして、焼き芋事件の印象が強い てれびくん だけど、それを買ってくれたのもまた、母親だということを示すシーンも良かった。






次巻、いよいよ母親との最終決戦が幕を開けるッ!











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  1. 2019/06/01(土) 18:47:44|
  2. トクサツガガガ
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トクサツガガガ 第15巻の感想




ドラマも好評放送中。『トクサツガガガ』第15巻の感想です。帯に『80万部突破』とあるけど、1巻あたり5~6万部ってところか。それくらいしか売れていないんだな。



・第140話 ぶつかれ!!!
仲村さんvs母親の最終決戦のための旅行にあたって『旅のしおり』を制作しようという流れに。しかし意外と書くことがなく、すぐに獣将王の今後の展開に話がそれてしまう。決まったのは仲村さんの旅の意気込みくらいのものだけど、それを引き出すためにあらかじめ終了時期の決まっている特撮番組と、突然卒業してしまうアイドルを引き合いに出しているのが良かった。あとは、獣将王パートでこれまでの敵たちが復活するシーンが熱すぎる。チェルダは祖父が初代で、リンが2代目ということだったのか。

・第141話 一期一会
録画容量がパンパンという話をしたら、北代さんから『なぜ、特撮番組を見なければならないのか?』と哲学的に返され、答えに窮する仲村さん。偶然出会ったチャラ彦の友人の山男=高橋ユキオ(57話以来の登場)に、この疑問をぶつけてみる。いちおうの答えは出すものの、こういう趣味への取り組み、コンテンツの取捨選択の問題は、それぞれが悩み続ける永遠の課題かな。あと、冒頭で仲村&北代さんが退社するときにチラッと自社ビル?が描かれているんだけど、社名は『金城商事』でいいのかな?

・第142話 魂の行方
同僚の藤井さんが観た映画。面白そうなので仲村さんも観ようとすると、藤井さんがいい顔をしない。その理由は? まぁ、色んなことに配慮しすぎても…というのは確かにそう思う。でも、作中作の『白虎丸』のような作品をこの時代に作れるかというと……。ネット限定とかならある程度OKなんだろうけど、地上波テレビでとなると色々と難しい問題かな。藤井さんは、ドラマではユキちゃんにポジションを奪われてしまった(それっぽい人はいるけど)ので、こっちで最後になにか活躍してほしい。それから、ちーちゃんの髪がちょっと伸びている。

・第143話 我がために
白虎丸のフィギアが発売されることに(初の立体化)。しかし2体で4万円という価格設定に、仲村さんの封印された右腕が疼いてしまう。おもちゃ屋のゆめの での本筋の話云々よりも、65Pのブーメランが頭に刺さって顔面血まみれになっている北代さんのインパクトが強すぎる。感情の起伏が少なく表情も崩さないことが多いので、余計に面白かった。あと仲村さんは、会社内でよく北代さんとオタク話をしているけど、周りに聞かれてオタバレするのでは?と、ヒヤヒヤするときがある。

・第144話 “芯”!!
まず、前話のラストと、この話の冒頭が同じ社食のシーンなので、ちょっと混乱する(北代さんの食べているものが違うので、別の日と分かる)。母親からの返信(not変身)がハッキリとした内容ではないので、旅行の詳細を詰めることができない仲村さん。ここに、マイちゃんの「今日は何食べたい?」話も絡んでくる。アクションシーンにおける『芯とカラミ』の説明など、なかなかに興味深い内容で、この巻の特撮ウンチク担当回といった感じ。

・第145話 バトンタッチ…?
任侠さんのお店で出会ったキッズが、すでに次の戦隊モノである『ファイブレイバー』に興味が移ってしまっていることに、一抹のさびしさを覚える仲村さん。忘れ物の手袋を届ける流れで、あらゆる特撮番組が子供を信じて作られたという話になる。でも気になるのは、獣将王パート。いちおうショウとも腕を組んでいるとはいえ、リンとレイが手をつないでいる。しかも、恋人つなぎだというところ。なんか、こう獣将王内では、この2人の仲が深まるエピソードとかあったの!?

・第146話 信じてるよ。
新番組が近づけば、当然『早バレ』に出会う確率も高くなる。これは『情報漏洩』では!?と憤る仲村さんだが、では『特オタ』であることを隠している自分は……?という方向に話が流れていく。この辺の葛藤は、母親との最終決戦への伏線かな。それから、任侠さんの父親が健在だったのは無茶苦茶驚いた。てっきりお亡くなりになっているものとばかり……。あと、今回の特撮パートはエマージェイソンが担当しているけど、ドラマ版の体形が凄くガッチリしているのは、中の人の問題なの?

・第147話 転がし上手に
出勤時に転んでしまった仲村さん。そこから、対母親でも闇雲に暴れるのではなくキチッと着地を決めてこそだという話に。しかし『一発勝負だからこそアドリブも大事』という教訓を与える役目を、まさかチャラ彦が担うことになろうとは。これまでは特撮で得た教訓を現実にフィードバックする流れが多かったけど、これは現実の出来事を現実の問題の対処に生かそうとするという新しい形に。この巻では、これまでのシーンが挿入される演出も多く、過去の仲村さんの経験が、これからの仲村さんを助ける形になっていくのか。

・第148話 ドキッ! オタクだらけの関西旅行
第113話で母親へのプレゼントとして購入したウサギのぬいぐるみ(通称ウサ子)。オタグッズ隠しのどさくさで行方不明になってしまっていた。「今さら……」と考える仲村さんだが、サザンクラウザーの未登場キャラ・黒騎士ネロが、エマージェイソンの敵役・ネケッシタスに転用されていたという話から、ムダな物なんてないと繋がっていく。ウサ子が、母親攻略のキーアイテムになるのかな? あと、このサブタイトルは第71~2話『ドキ! オタクだらけの撮影大会』、第88話『ドキ!オタクだらけの上映会』に続くシリーズになっているんだな。

・第149話 未来へ
残り1話で終わってしまう獣将王。死亡フラグがビンビンに立っているシシレオーに、仲村さんが不安を募らせる。せめてフィクションなんだからハッピーエンドでいいじゃないかと考えるが、吉田さんは反対の意見を持っていた。ラストの胸に毒濁刀を突きたてられたシシレオーの姿は衝撃的だが、その様子も母親もテレビで観ていたというのが……。歩み寄る姿勢を見せているわけではないんだろうけど、これが次巻以降どういう意味を持っていくのか?





次巻では獣将王が最終回を迎え、旅行にも出発する様子。母親との対決は、次々巻以降かな。







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  1. 2019/02/01(金) 17:52:38|
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トクサツガガガ 第14巻の感想




祝!ドラマ化決定!! トクサツガガガ14巻の感想です。



・第130話 ワクワク、だよ。
前巻ラストでダミアンに渡した、飛び出す絵本風ゲームブックを模したメッセージを作成するまでの、仲村さんの苦悩が描かれる。仲直りの舞台として設定された獣将王のショーは5月に開かれるとのこと。でも、後の話で帰省して母親と再会するのが2月に設定される。獣将王のラスト=物語のラストとなると思っていただけに、このダミアンとの和解編がどういう位置づけになるのか? ハッピーエンドの後のボーナストラック的な感じか?

・第131話 正解とは
年明けの出社で気が重い仲村さん。くわえて新年会の誘いがあり、さらにフラストレーションがたまってしまう。『忘年会やったばかりなんだから、新年かなんかいらない』と思っていた仲村さんだが、幹事を務める小野田君と話すうちに考え方が変わっていく。新年会の是非というよりも、そのときの人の振る舞いを時代に合わせていかなければならないんだろうな。あと、獣将王の基地(師匠の家)がゴミ屋敷だったはずなのに、いつのまに片付けられている。

・第132話 重ねる意味
ホラー映画として出来の良い『ウラノガッコウ4』を藤井さんに勧める仲村さん。しかし「小学生向けにしてはでしょ?」と、バッサリと切り捨てられてしまう。そのことを任侠さんに報告中に現れた、任侠母の言葉がなかなかに深い。年齢を重ねるごとに趣味嗜好が移り変わっていくのではなく、幼いころからの積み重ねがあって今があるっていうことか。コマ内のイメージ映像で、仲村さんが一回プーさんみたいになるのが面白い。

・第133話 ずっと、待ってた
前話で興味がないと言っていた藤井さんが『ウラノガッコウ』のDVDを貸してほしいと言ってくる。その理由は? 最近はフィルムコミッションみたいなのもできて誘致しているところもあるけど、逆にコンプライアンス的に難しい作品なんかもあったりするんだろうな。あと、この話では仲村さんがDVDの円盤とパッケージがグチャグチャ現象に陥ってしまうけど、個人的にはこれが理解できない。見終わったらキチッと戻すでしょ普通(虹村形兆)。

・第134話 あなたらしく
任侠さんや吉田さんなど自分の周りの人間の親が、それぞれの趣味に比較的に寛容なことをうらやましく思う仲村さん。そこから、任侠さんが観に行ったラブキュートのスーツアクターのひとりが男だったことから『生まれ持ったものは変えられなくても、努力次第でなんとかなる』という話につなげていく。この巻ではこうやって、対母親の伏線を散りばめていっている印象。そして、ドラマでは任侠さんをお笑いコンビ・カミナリの叩かれるほうが演じるんでしょ? 最高のキャスティング。

・第135話 本物って?
久しぶりにチャラ彦が登場(107話以来?)。いまさらながら「北代さんに嫌われているのでは?」と仲村さんに聞いてくる。態度の軟化を提案するものの、どの状態が北代さんの本当の素の部分なのか? この話は例えに使われた『フロム・マーズ』という映画のあらすじが、SF映画にありそう&よくできていて感心する。特に劇場版とTV版でエンディングが違い、ストーリーの解釈が正反対になってしまうところとか。木根さんにも出てきたし、結構根深い問題なんだな。

・第136話 “何者”
第120話で母親に握りつぶされてしまった、シシレオーのフィギア。代替パーツがなくメーカー修理になることから、自分の仕事は誰にでもできる替えの利くモノなのでは?と悩んでしまう。プラモ師の野村さんが自身の作品とモーションキャプチャーを例えに説得する。この話に出てくる『フロム・マーズ』の登場人物、ジョン・ドウのデザインが秀逸。身体のフレームだけで中身がないのをスクリーントーンだけで描いていて、独特の存在感がある。

・第137話 本質とは
第115~116話で紹介された海外ドラマ『イン・ザ・フォレスト』。ユキちゃんからの強い推しで、視聴を再開することにした仲村さん。しかし、そのせいでミカちゃんとのケンカに巻き込まれる?形に。ここで特撮沼に引きずり込もうとするのではなく、きちんと仲直りの道筋を作ってあげるのが良かった。そして『イン・ザ・フォレスト』に登場する、見えない敵のノーバディの描き方が素晴らしい。前話のジョン・ドウ同様、こういうセンスがあるんだな。

・第138話 一人じゃないから
第70話に登場した、小学校時代の友人・曽根山が所属する影絵劇団の関東での活動をサポートすることになった仲村さん。特撮ショーにおける司会のお姉さんに相当する、前説を担当することになるのだがスベリ倒してしまう。一度は心が折れかけたが、気を取り直して2回目の上演でリベンジしようとする。ここ2巻くらいはは母親の影がちらついて暗い雰囲気の話が多かった印象だけど、今回みたいなテンションの高い話をもう少し読みたい。アリゲーター!

・第139話 行くぞ!!
あらためて、仲村さんの帰省が2月の連休と決定する。それに便乗して北代&吉田さんが同行することに。『いっしょに戦うことはできないが、いるつもりでいてほしい』という思いを、クロマキー合成撮影の時には欠かせないグリーンマンに例える。この大阪旅行が、最後にして最大のイベントになるって感じなのかな。そして、ラストの獣将王パートのカブトワンがすごいカッコいい。かつての敵が仲間になった時のワクワク感。



次巻では、仲村さんが中二病を発症するとのこと。そんなことしているヒマあるの?








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  1. 2018/09/30(日) 21:12:40|
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トクサツガガガ 第13巻の感想




トクサツガガガ第13巻の感想です。表紙は、おみくじを引く仲村さんたち。背後には“太陽の巨人”が。


・第120話 “結局”
前巻から続く『vs母親編』。勝手に部屋に入られ、発送し損ねた段ボールから回収されたシシレオーのフィギアを人質に取られた状態で追い込まれる仲村さん。他人に言えない恥ずかしい趣味はすべきではないという母親に、男性用セクシー下着を持ち出して反論しようとするが……。先に手を出したのは母親のほうとはいえ、仲村さんが毒濁刀を振るうシーン=ビンタをするのは、何とも言えない嫌な気持ちになる。ネット上でも、かなり否定的な意見も見られたし。

・第121話 これが大人
ボロボロの状態で年末を迎えた仲村さんが、ダミアンと遭遇。中学受験にまつわる悩みを抱えるダミアンは、目には目を、歯には歯を、大人には大人をの精神で、仲村さんに両親への説得を依頼しようとする。当然引き受けることはできない仲村さんだが、拒否する流れで吉田さんの彼氏のことをポロッともらしてしまう。ダミアンが失望し、秘密基地のイメージが消失する場面が切なすぎる。ラスボス母親の他に、ダミアンの信頼回復という高難度ミッションも課されることに。

・第122話 信念って…?
吉田&北代さんに決算報告をした仲村さん。「くよくよした顔で新年を迎えても仕方がない」と、吉田さんの家で年越しをすることに。しかし、当てにしていたおせちが作られていなかったという緊急事態が発覚し、急遽「たぶん、こうだろう」という『大空想おせち』を作ることになる。この巻では、母親やダミアンについて仲村さんが悩むシーンが多いので、この話と次の話とのバカっぽい展開は、ちょっとした救いになる。

・第123話 諦めないよ
スーパーに買い出しに来たものの、必要と考えていた食材の異様な高額っぷりにおののく仲村さんたち。そこで、家にある様々な食材で代用することに。そういう判断をするそぶりはなかったけど『洋風おせち』を目指せば、ちょっとはお安くそろえることができたのでは?とも思う。吉田家に戻っての料理シーンのわちゃわちゃ具合や、北代さんが異様にクワイにこだわる流れなど、コメディ要素が高く面白かった。劇画風見開きページの『スペース鐘つき』は普通に大事故になると思う。

・第124話 さぁ、笑って
初詣に来た3人。バズーカのようなカメラを構えていたので、子供の写真を撮ることになってしまった吉田さん。しかし、対象の子供は大きく口を開けたおかしなポーズをするのだった。窪田君のスーツアクターの説明含め、この巻でいちばん特撮ウンチク要素の強かった話。カメラマン吉田の成長ストーリーでもあったし。あと、北代&吉田さんがそろうと仲村さんへのあたりが強くなる気がする。ひとりだけ年下だからだろうか?

・第125話 私だけの、モノ
前話で吉田さんが子供嫌いを克服しようとしていたのは、恋人(タツ君と名前が判明)との結婚を考えているからでは?と推測する仲村さん。そこから自分も結婚し特撮好きの子供を育てれば、母親との関係も回復できるのではと考えるが……。そこから吉田さんに痛いことを言われ、改めて母親と対峙する覚悟を決める流れが良かった。第120話で完全な決着はついたわけではないからな。それから、この話から吉田さんが買った破魔矢をリュックに刺して行動しているんだけど、落ち武者感がハンパない。

・第126話 それぞれの道
前話からの流れで、中野ブロードウェイに来た3人。北代さんから、母親との関係が「現状で、もう解決しているのでは?」と言われ、心が揺らぐ仲村さん。しかし、特撮ヒーローの元祖とも言うべき『ソールマン』の新作が公開されることを知り、何度シリーズ中断の憂き目にあいながらも、復活してきたソールマンと重ね合わせ、母親と対決する覚悟を固める。獣将王が戦隊モノ、エマージェイソンがメタルヒーローで、ダゴンはゴジラ。ときてソールマンがウルトラマンなので、あとは仮面ライダーか。

・第127話 私の道
兄夫婦が、仲村さんの部屋に。早々に土下座し合う姿が面白い。しかし、お年玉というものは親という名の銀行に取られた後は引き出し不可になるだけだと思っていたけど、まさか多くの家の間で受け渡され、マネーロンダリングされていたとは。そして、母親が、結婚に反対されたことから裕福な家を飛び出していたらしいということが、薄っすらと語られる。このあたりのことが、母親が現在の性格になった原因であり、仲村さんの突破口になるのかな?

・第128話 可能性∞
獣将王のショーに来た仲村さん。そこで「キョーリューかジューショーワンになりたい」というちーちゃんの言葉から、子供のころの夢の話に。仲村さんに将来の夢を聞くちーちゃんや、俳優に挫折してもアクション監督になった人を引き合いに出す流れなど、全体的な構成が上手いと思った。仲村さんが言いかけてやめた「もうひとつの夢」は、次の話から考えると、ダミアンとの仲直りかな。それとも、母親とのことか……?

・第129話 君だけの物語
借りたことをすっかり忘れていた『ダゴン大全』を返すことをダシに、ダミアンと再会した仲村さん。しかし、ダミアンは返却を拒否し、どんなことにも「もういい」と返事する怪獣モウイーワなろうとしていた。塩対応を貫き通すダミアンに、なんとかダゴン大全を返した仲村さん。その本には、ある仕掛けが施されていた。この手作りゲームブックが、ダミアンの心を溶かすきっかけとなるのか? リアクションの薄いダミアンが、チベットスナギツネになるのが最高。




次巻では、獣将王が最終局面に。ダミアンとの関係はどうなるのか?




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  1. 2018/06/03(日) 14:53:46|
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トクサツガガガ 第12巻の感想




『トクサツガガガ』第12巻の感想です。毒濁刀を手にする仲村さん。対峙するのは……。


・第110話 消すor消せぬ
前巻ラストからの流れで鍋パーティーをしている、いつもの4人。ミヤビさんが写真をSNSにアップしようとしたのをキッカケに、物への写り込みの回避方法へと話が流れていく。最年少のミヤビさんが(いちおうの)解決策を導き出すのが良かった。あと、この集まりは忘年会として開催されたようだけど、後の話からするに少し早めの時期だったんだな。それから、ストレンシルバーのドレッドヘア部分が、どうしてもマグロの寿司に見えてしまう。

・第111話 立派なお仕事。
今回ミヤビさんが東京に来たのは、ビーボーイズのサイン会が目的。そこから、仲村さんが持っている獣将王のサイン(スーツアクターの人が書いたもの)に話題が移り『いったい自分は獣将王のどこの部分が好きなのか!?』と苦悩することに。“幻のキャラクター”ツチノコスケルトンに扮する、吉田さんの決死の演技力もなかなかのものだと思うが、そのときに着用した(前話ではミヤビさんが着た)黒パーカーの貢献度がハンパない。

・第112話 歩み寄り
兄嫁タカさんのミスにより、望たちが仲村さんの家に泊まりに来ている事実が母親に露見してしまう。いっそのこと全部バラしてしまおうか?という話になるものの、ひとまずは特撮グッズをトランクルームに避難させることになる。ここから『対母親編』みたいなものが始まり、シリアス要素が増えていくことに。本筋の内容も、グループがあると意識してなくてもバリアが生まれるっていう話だし。なので、獣将王の役者たちの素の会話パートが良かった。チェルダ役の子がカワイイ。

・第113話 ドキドキ製造機
会社内で行われるクリスマスパーティーのために、プレゼントを買いに来た仲村さん。しかし、幼少のころより母親の顔色をうかがってモノを選んでいたため、どういったものがふさわしいプレゼントなのか皆目見当がつかずパニックに陥ってしまう。ラストで北代さんが言っているけど、やっぱりギフト券がベストだよな。今ならGoogle Playのカードとか、喜ぶ人がいっぱいいるだろ。あと、小野田君もチャラ男と同様にモブ落ちしてしまったな。恋が実ることもないだろうし。

・第114話 つながりの行方
オタクグッズを隠してしまうと、何も残らないことに気づいた仲村さん。『普通の生活』を偽装するために、どんな物を部屋に置けばいいのかリサーチをかける。吉田さんたちと撮った写真なんかは良いカモフラージュになるかと思ったけど、第90話の変なポーズのヤツしかないから無理か。後々の展開を考えるに『原作に忠実』の話とかでグダグダしていたのが、悲劇を招いたひとつの要因となっているか。

・第115話 “終わり”ある遊び
第107話で取り上げられた映画『超空ロケッタ』の主演俳優が、無名時代に出演していた海外ドラマ『イン・ザ・フォレスト』。ユキちゃんが途中で視聴をやめてしまった理由は……? 終わりが見えず延々と続くのと、期限が決まっていてスパっと終わってしまうもの。どちらが良いかとは一概には言い切れないよな。見るほうのモチベーションの問題もあるし。なんとなく仲村さんは特撮専門と決めつけていたけど『イン・ザ・フォレスト』にもハマりかけていたし、映像作品なら幅広くいけるんだな。

・第116話 不思議な魔力
推し俳優がドラマを降板してしまった理由を説明するものの、そんなことは視聴者には関係ないと憤るユキちゃん。その考え方に、仲村さんは戸惑いを覚える。その辺の裏事情みたいなものは、オタクじゃなくてもなんとなく察しながら見るもんじゃないのかな? それから『イン・ザ・フォレスト』内で登場するシカのガイコツの絵が素晴らしい。どれくらい設定を考えられているかは分からないが、畏怖される存在としての神々しさみたいなものが感じられる。

・第117話 支え合い
マイちゃんのおめでた → 寿退社が明らかに。この話は、この巻唯一と言っていい特撮で得た教訓を現実にフィードバックする話。視界の狭いスーツアクターをサポートするアテンドさんがいるということを引き合いに、周囲に迷惑をかけない人なんかいないと説得する。獣将王のストーリーだけでなく、現実の人間関係にも変化が訪れているというわけか。あと『だって大変になるのは事実だし』のところとか、この巻は仲村さんの顔が崩れるコマが多かったと思う。

・第118話 光の道標
年末も押し迫り、母親がやって来る日時もハッキリする。が、仲村さんの荷造りは進んでおらず、トランクルームの予約にも失敗してしまう。夏休み最終日の小学生状態なので、吉田さんと北代さんのヘルプを仰ぐことに。吉田さんのごまかし方はともかく、北代さんが提案した着日指定で自分の部屋に荷物を送り時間を稼ぐという方法は、かなりの策士だと思った。でも、ラスト前のファミレスで浮かれているコマは、次の話の展開を見ると……。

・第119話 決戦
ついに、ラスボスである母親がやって来る。任侠さんや吉田さんのアドバイスを生かしつつ、うまく乗り切ったかに思えたが……。メールでのやり取りの中に、巧妙な時間トリックが仕込まれていたとは。服の趣味の流れから、母親が部屋に来ていたとわかる一連の流れの不気味さったらない。なので、仲村さんがお世話になった人の中にサカナクション(怪人)が紛れ込んでいるのが、せめてもの救い。



次巻では、母親との本格バトルが描かれることになるのか!?






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  1. 2018/02/01(木) 19:36:05|
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