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晴耕雨マンガ

天国大魔境の小ネタ募集中/8月は六道の悪女たち。

ダンジョン飯 第7巻の感想



『ダンジョン飯』第7巻の感想です。表紙はイヅツミ。これまでと違って、縦位置のカメラが新鮮。



・第43話 アイスゴーレム
かつて、炎竜に敗れた場所に到着したライオス達(43話かけて、第1話冒頭の地点まで戻って来たってことか)。そこでアンラッキーが重なり、アイスゴーレムとバトルすることに。ここで、イヅツミが本領を発揮する。俊敏性に優れていて、一撃で急所を仕留めるシノビ・アサシン的な戦闘スタイルか。そして料理パートでは岩場をサウナ代わりにしながら食べるのだが、そのとき「動物だから裸になっても平気だろ」と脱ぐイヅツミを(ライオスのモンスター欲から)マルシルたちがかばおうとするのが良かった。センシもアイアンクローしているし。
マルシル 金貨ぶつけ
金貨をぶつけられるマルシルかわいい。

・第44話 バロメッツ
好き嫌いが激しくワガママな性格のイヅツミ。自分が先走っておきながら、戦闘への参加も気まぐれ。勝手に洞窟内に逃げ込んだところを、マルシルが追いかける。打ち解けるための説得が、結果的に自分の首を絞めることになってしまうのが面白い。あとライオスは、ダイアウルフを追い払うために『獣のマネをしての威嚇』をしているけど、もはや得意技になりつつある。でも、主人公がそんなことでいいんだろうか? あとは、バロメッツの実から出てきた幼い羊が、なんだか特別グロく感じてしまった。イヅツミがガッつくのは、カニの味が猫の舌的に気に入ったというところか。
マルシル 魔物食語り
魔物食を語るマルシル。すっかり染まっている。

・第45話 卵
地上に戻ったシュロー&カブルー一行は、カナリアと呼ばれる西方エルフの迷宮制圧部隊が、島主と会談の場を設けていることを知る。ここでカブルーが、迷宮への不必要な介入を避けるために説得を試みる。ここまではヒール的なイメージの強いカブルーだったけど、迷宮から飛び出したモンスターに故郷を潰されたという過去があったのか。くわえて、その事態を引き起こしたエルフにも良い感情は持っていない様子。そしてライオスは、以前(第34話)から霊が見えていたことが発覚。イヅツミにも感知できていることが分かり、コンタクトを取ろうとするのだが……。
マルシル 卵混乱
魂を卵に例えたことを悩むマルシル。

・第46話 黄金郷
ゴーストに誘われて、ライオス達はモンスターと共存する村にたどり着く。ここは、狂乱の魔術師によって時の流れから切り離された黄金城城下町といったところか。そして、デルガルの孫にあたるヤアドから、予言によってライオスが未来の国王になる可能性が告げられる。このあたりのことはカブルーからも言われていたし、どういう結論を出すのか。でも、この村に残ってモンスターを愛でているほうが、はた目から見ると幸せな気もする。それから、結界の影響によって大人しくなり、マルシルに懐いているイヅツミがカワイイ。
マルシル ドレスアップ
マルシル、最先端のファッション。

・第47話 グリフィン
狂乱の魔術師・シスルの能力を抑えるためには、ダンジョン深部に眠る『有翼の獅子』の力を借りなければならない。という情報をヤアドから得て、ライオス達は再びダンジョン内に戻る。古代ドワーフの貯水庫でグリフィンの襲撃を受けるが、センシが異様な拒否反応を見せる。後の展開を見ると、センシが言い訳に使おうとしたキノコなど、張られた伏線も見事。あと、この巻で魔物食を食べない唯一の話。
マルシル から喜び
ぬか喜びするマルシルかわいい。

・第48話 使い魔
マルシルが即席で使い魔を作り、グリフィンに早贄にされたセンシを捜し救出しようとする。助ける可能性を高めるために、最終的にはスカイフィッシュを生み出すことに。戦闘で使われたのは、ジョジョ以来か。マルシルの作るモンスターのデザインに遺憾の意を表明するライオスとか、チルチャックが子持ちと判明したり、使い魔操縦中のマルシルの面白アクションなど、いろいろと衝撃の多いこの巻随一のコメディ回。
マルシル 三つ編み切り
使い魔を作るために、三つ編みを切るマルシル。

・第49話 グリフィンのスープ
センシの過去語り。まだ若い(36歳)センシが参加していた鉱夫パーティーが、黄金城を偶然発見。そのまま探索に入るものの、迷宮から脱出不能になってしまう。次々と仲間が死んでいくなか、リーダーのギリンが用意した『グリフィンのスープ』は、本当にグリフィンの肉を使ったものだったのか……? イヅツミですら大人しくしているのに、ライオスの空気の読まなさ加減が凄かったが、見事に真相を解明したのはお見事。まるでモンスター食探偵だな。これで一件落着。ハッピーエンドという雰囲気だったが、ラストで混乱を生む原因となったキノコのチェンジリングの輪に足を踏み入れてしまう……。
マルシル 現実から目を背ける
現実から目を背けるマルシル。


・モンスターよもやま話 ‐7‐
イヅツミが毛玉(召喚獣を作るために使った、マルシルの髪の毛)を吐き出すヤツが良かった。







次巻、ライオス達は一体どんな姿になっているのか!?











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  1. 2019/04/15(月) 18:39:36|
  2. 九井諒子
  3. | コメント:2

ダンジョン飯 第6巻の感想




『ダンジョン飯』第6巻の感想です。ナマリが持っているのは麺棒、シュローのはマグロ解体用の大型包丁か。



・第36話 みりん干
3つのパーティーが一堂に会する。シュロー側近のマイヅルの仕切りで、料理が作られることに。マルシルら魔術師チームは結界を張り、ライオスはシュローとカブルーにこれまでの経緯を説明することに。そして、黒魔術を使ったことを知ったシュローが怒りの刃をライオスに向ける。チルチャックがどの班についていくかを迷うところや、センシとマイヅルの会話など、人間関係のアレコレが面白かった。
マルシル 蛙女
蛙女呼ばわりのマルシル。

・第37話 ハーピー
黒魔術うんぬんの件で答えが出ないまま、ハーピーの襲撃を受ける。マイヅルらクノイチたちが見事に撃退したかに思えたが……。しかし、ドラゴンキメラという変わり果てた姿で現れた妹に対する感想、しかも作中初の見開きで言う言葉がそれでいいのかライオス。サイコパスじゃなくて、クレイジーサイコ野郎だな。

・第38話 キメラ
人間ならば致命傷になる個所へのカブルーの攻撃は、ファリンには通じず。パーティー全体が大ダメージを受け、取り逃がしてしまう。その後は、ライオスとシュローの拳を交えた激しい口論。そして、取りあえずの和解を経てカブルーたちとシュロー一行は地上に戻ることに。その前に食事をとるのだが、ライオスが作った『ハーピーの卵焼き』を食べたくないカブルーのリアクションが面白すぎた。また、いつもの4人で迷宮探索に戻ることに。
マルシル イヌタデ
イヌタデと一緒の様子が、なんだか微笑ましい。

・第39話 シェイプシフター ‐1‐
以前通ったときとは打って変わって、極寒の通路と化した第6層。前が見えないほどの吹雪から横道に逃れ、気がつくとライオスたちはそれぞれ4人に分裂!?してしまっていた。それぞれが互いのことをどう認識しているかが垣間見えて、なかなかに興味深かった。ライオスの場合は デカいの→チルチャック。ファリンに似ているの→マルシル。目がイッてるの→センシって感じかな。
マルシル フード
フードを被ったマルシル、本物の魔術師っぽい。

・第40話 シェイプシフター ‐2‐
料理を作る様子を観察して、ニセモノを見分けようとするライオス。いちおうの結論は出すものの、当事者たちは納得せず。そこで、幻覚を生み出しているモンスター本体を倒すことに。隠れている敵をあぶり出すためとはいえ、犬のマネに夢中になったライオスにくらべ、冷静に爆発魔法一発で仕留めたマルシルがカッコいい。そして食事中の一行の前に、シュローのところから足抜けしたアセビが現れる。
※追記 ライオスは作中で指摘されているように他人の気持ちは理解できないけど、他人の行動(チルチャックの座る場所やセンシが卵を全部拾ったこと等)を見抜くことはできるんだな。
マルシル ニセモノ
マルシルのニセモノ。

・第41話 山姥
アセビの要求は、自身の体に施された2つの呪いを解くこと。マルシルが黒魔術を使えると知って襲ってきたわけだが、食事のマナーをセンシに注意されたことがキッカケで、解除に失敗。マイヅルが仕掛けた呪いが作動し山姥が姿を現す。しかし、本連載開始前の予告編に登場していたキャラをここまで温存していたのは、素直に感心する。偏食やマナーの悪さも、魔物食に新しい波を起こしそう。アセビの本名はイヅツミ。
※追記 169Pのライオスのセリフは、半分は獣と人の魂が混ざった体への興味があったかもしれないが、イヅツミにとっては他人から向けられた初めての厚意だったのかもしれないな。

・第42話 夢魔
夢魔(ナイトメア)に襲われたマルシルを助けるため、ライオスが夢の世界に飛び込む。作中で描かれた夢とラストで2人が思い出した夢の内容が、全く違うのが面白い。そして、夢魔をシンという竜の仲間と定義しハマグリに似た姿にしたのは、いろいろと凝った設定なんだと驚く(ハルタ連載時の感想に対するコメントより)。


・モンスターよもやま話 ‐6‐
ハーピーの卵を飲み込めないカブルーに、生態の話(主に糞に関するもの)で追い打ちをかけるライオスと、夢魔の見せる連続ドラマにドハマりしているイヅツミのヤツが良かった。



炎竜を倒すまでが第1章。狂乱の魔術師を倒すと決意し、シュローたちと別れるまでが第2章。そして、イヅツミが加入してからが第3章という感じか。





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  1. 2018/04/16(月) 19:08:46|
  2. 九井諒子
  3. | コメント:4

ダンジョン飯 第5巻の感想



『ダンジョン飯』第5巻の感想です。ファリンが手に持っているのは、肉を柔らかくするハンマーかな。ストーリーは、ここから第2章に突入です。



・第29話 炎竜 7
前巻ラストでの平和な空気が一変する。なにかに導かれるように目を覚ましたファリンは、炎竜の死骸がある場所で、狂乱の魔術師と出会う。彼(彼女?)は、いまだに黄金城の国王だったデルガルに歪んだ忠誠を誓い続けているということか。マルシルを中心に必死の抵抗をするが、階下に落とされてしまい、例の『壁が迫ってペシャンコ』トラップにかかってしまう。なんとか脱出した先には、ゴーストの群れが。ライオスとマルシルが力尽き、チルチャック&センシの2人だけでどう切り抜けるのか? そして復活したばかりのファリンは、狂乱の魔術師によって別の姿を与えられた様子。風雲急を告げる幕開け。
マルシル 大ピンチ
壁につぶされそうになるマルシル大ピンチ。

・第30話 良薬
ゴーストたちから救ってくれたのは、オークの一団。そのトップが第9話で出会ったオークの妹だったので、治療(オーク流の荒いヤツ)をしてもらえることに。そして、狂乱の魔術師に目をつけられたと思ったチルチャックは、ライオスらをダマしてまで、地上に戻ることを考える。オーク娘と装備品を取りに戻るときの会話で、その真意が明らかになっていく展開が良かった。炎竜があった現場の痕跡は、今後への伏線になる感じかな。そして、ウソをつくのではなく心からの説得で、ライオスもいったん地上に戻って体勢を立て直すことに賛成する。パーティー一の常識人だけに、こういうブレーキ役もするんだな。
マルシル オークの治療法が怖い
オークの治療法にビビるマルシルかわいい。

・第31話 シーサーペント 前編
ここで、あの何回も死ぬ新人パーティーメインの話に。第15話で死んだあと、タンスさんに蘇生されるところまで時間が戻る。食糧を失い地上に戻ろうとしたところで、謎の霧に包まれ魚人の群れに囲まれる。こうやってみると、少なくとも褐色トールマンのカブルーは、それなりのレベルがあるんだな。死体回収屋のやり口やオチのつけ方含め、迷宮の闇の側面を見た感じ。カブルー達のパーティーは
カブルー → トールマン。戦士。
リンシャ → 東方人。魔術師。
ダイア → ドワーフ。戦士。
ホルム → ノーム? 魔術師。何かを召喚ができる?
ミック → ハーフフット。
クロ → コボルト。戦士。
という感じかな。

・第32話 シーサーペント 後編
引き続きカブルーたちの話。ライオスたちが死体拾いの一件に関わっているのではと推測し、予想を並べる。当たっているところもあるけど、一方的な思い込みが強い感じなのが気になる。カブルーも、ライオスとは違った方向のサイコっぽさがある。そして水上を移動中に、巨大水蛇のシーサーペントに襲われたところを、元ライオスの仲間のシュローが率いる一団に救われる。カブルーは声をかけるが、何を狙っているんだ? シュローの一団は
シュロー → 東方人。剣士。元ライオスたちの仲間。
マイヅル → シュローの世話を焼く。魔術師?
くノ一甲 → 爆薬を使った。
くノ一乙 → もう一人のくノ一。
タデ → 鬼? 巨体のパワー系。
黒子 → 正体不明。
という感じ。
クロ威嚇
威嚇するクロ、おっかない。

・第33話 ドライアド
地上に戻ろうとするものの、迷宮が絶えず形を変えるので道に迷い続けるライオスたち。そんなときに見つけた植物の生い茂る墓地で、ドライアドという人型植物と遭遇、戦闘に発展してしまう。マルシルは魔力切れで戦力外。さらに、斬ったドライアドの体内からまき散らされる花粉によって、ピンチに追い込まれてしまう。涙と鼻水で顔がグズグズになりながらのチルチャック&センシの連係も見事だったが、ドライアドの実(人面果実)を器代わりにした料理のインパクトがすごい。この巻では数少ないまともな食事とはいえ、マルシルが魔物食に抵抗がなくなってきたのは成長なのかどうなのか?
マルシルとトライアド
ドライアドの実とマルシル。

・第34話 コカトリス
いまだに変化を続ける迷宮のチェックに行ったライオス以外の3人。そこでコカトリスと遭遇してしまう。第3話で出会ったバジリスクのときの教訓を生かして戦うものの、マルシルが噛まれて石化してしまう。爆炎を背負ってのヒーロー風の名乗りも良かったけど、不自然な姿勢で固まってしまったマルシルを安定させるためとはいえ、漬物石代わりにするのが面白すぎる。この巻だけでなく、ダンジョン飯史上屈指の高テンション回。
邪神像マルシル
邪神像マルシル、崇めたい。

・第35話 掃除屋
チルチャックが、迷宮の変化の法則を発見。無事に上の階につながる階段にたどり着く。そこで力をつけるために、コカトリスの親子丼のような物を食べることに。しかし、迷宮の壊れた部分を修復する『ダンジョン・クリーナー』という生物は、斬新な設定だと思った。他のファンタジー作品にも登場しているのかな? そして、食事中にシュローの一団とカブルーのパーティーと顔を合わせる。いまは平和なムードだけど、実は一触即発か?
マルシルの髪形 5巻
マルシルの新しい髪形。


・モンスターよもやま話 ‐5‐
男女の営みを知っていて当然と思われたチルチャックが実は知らなかったというヤツと、魔物食に興味を持つキッカケとなった本の内容が実はウソだったことをライオスが勘付くヤツの2本が良かった。


ライオス、シュロー、カブルー、3つのパーティーの思惑は? そして、ファリンはどこへ……?










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  1. 2017/08/13(日) 11:34:43|
  2. 九井諒子
  3. | コメント:2

ダンジョン飯 第4巻の感想




ついに炎竜にたどり着いたッ! ダンジョン飯4巻の感想です。


・第22話 地上にて
現在ライオスたちが潜っている迷宮『黄金城』が、かつてエルフとドワーフが戦争した『島』(とだけ呼ばれる、名も無い島)にあるということが、明らかにされる。そして、地上に戻ってきたタンスさんと島主の男との会話から、ダンジョンの成り立ちや現在の問題点も解説される。やはり、迷宮全体に施された不死の術を解き明かすことが、この物語最大の目標になってくるのか? あと、カカかキキ(タンスさんに雇われている戦士)は、ナマリの「今 何時だ?」という質問に「朝」とだけ答えているのが気になる。普通のトールマンというわけではないのかな?

・第23話 炎竜 1
ライオスたちは、ついに地下5階に到達。かつて城下町だったそこかしこに、炎竜の痕跡を見つける。さて『どうやって倒すか?』という話になるが、前回対戦時より戦闘員2人と魔術師1人が減り、代わりに戦闘員が1人が増えたという状況。まともにぶつかっては勝ち目がない。そこでライオスが、狭い地形を利用した作戦を提案する。この回は、前回と同じ轍を踏まないように、そして縁起を担いで大ガエルの肉を使ったカツを食べる。48ページの仲間たちにかけるライオスの言葉が良かった。といういい雰囲気のところに、炎竜が姿を現す。決戦開始ッ!
感慨深いマルシル
感慨深いマルシルかわいい。

・第24話 炎竜 2
いよいよ、炎竜戦がスタート。しかし、アダマントで出来たセンシの鍋では炎の息を防げず(アツアツになって持てない)、建物を頭上に落としても下敷きにすることはできなかった。しかも、土壇場にきてケン助が戦意喪失。センシの斧も折れてしまう……。残されたのは、センシが一日も欠かすことなく手入れしてきたミスリル製の包丁のみ。竜鱗を貫通することはできるが、いかんせんダメージを与えることはできない。竜が火を噴く仕組みとか、ケン助のことを知ったチルチャックがハーフフット語でライオスを罵ったり、ファンタジーに具体的な設定をあたえるのが上手い。
異変に気づいたマルシル
異変に気づくマルシルかわいい。

・第25話 炎竜 3
vsレッドドラゴン、クライマックス。センシの勇気とチルチャックの献身性、そしてマルシルの魔法にサポートを受けたライオスが、捨て身の一撃を逆鱗に刺し見事に勝利するッ! 自分の足を犠牲にする前にファリンのことを思い出し、覚悟を決めるシーンに胸がジンとする。それから、前科のあるケン助が逃げ出さないように、手に縛り付けているのも見逃せないポイント。確かに炎竜は一度全滅した相手で、強敵なのは間違いないけど、これほどまでに大きなダメージを負うことになるとは。
ひっくり返るマルシル
ひっくり返るマルシルかわいい。

・第26話 炎竜 4
ミスリル包丁で炎竜を解体しつつ、ファリンを探すライオスたち。しかし、胃も腸も空っぽだった。すでに消化されてしまったかと思われたが……。炎竜が火を吐くために燃料をため込んでおく器官に、人の骨を発見する。こんなところでも、竜の生態を生かしてくるとは。前半部分で、苦手な回復魔法を使ったことに対する後遺症的な痛みを、マルシルが全部「回復痛」で済ませようとしているのが面白い。あと、ライオスの回想に登場する子供のころのファリンが、ベッドの上で足をバタバタさせているのがカワイイ。
早さに自信のあるマルシル
早さに自信のあるマルシルちょっと怖い。

・第27話 炎竜 5
損傷の激しい遺体を動かせば、魂とのリンクが切れて生き返る可能性が低くなってしまう。そこで、この場での蘇生を実行することに。マルシルの専門は爆破魔法ではなく、禁忌とされる古代魔術 = 黒魔法の研究だった。まずは、ファリンの骨を組み立てることに。区別するために魔狼の骨を組み立てるライオスとの2人のやり取りが、パズルを遊ぶ子供のようで楽しそう(そんな状況じゃないけど)。しかし、なんだって手首の部分はあんなに小さな骨が集まっているんだ? そして、蘇生魔術が成功し見事にファリンが復活を果たすッ! 
禁忌の術を使おうとするマルシル
禁忌の術を使おうとするマルシル。

・第28話 炎竜 6
ファリンを救出するという、当初の目標を達成。そして、いよいよ炎竜を食べることに。念願の炎竜を料理できると、いそいそと準備をするセンシだが炎竜のそばで火を起こそうとしたことで、ドラゴンの体に燃え移ってしまう。しょうがないので炎竜の体をカマド代わりにして、ピザ、スープ、ローストドラゴンを作ることに。マルシルとキャッキャウフフしているシーンも良かったが、ファリンは炎竜の体を使って復活したので、魔力がアップしたのだろうか? そして、ドラゴン討伐現場に謎のダークエルフの姿が……。
ファリン超かわいい
魔物食に興味を示すファリン超かわいい。


・モンスターよもやま話 ‐4‐
地下4階から地下5階にかけて登場したモンスターをまとめて解説。炎竜のパートで自分の知識の低さを嘆くライオスが、なんだかすごくオタクっぽい。



なんとかファリンを救出し、炎竜を食べたライオス一行だったが、物語はこれで終わりではなかった。次巻、急展開!







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  1. 2017/02/17(金) 11:26:15|
  2. 九井諒子
  3. | コメント:0

ダンジョン飯 第3巻の感想



このマンガがすごい!、このマンガを読め!、コミックナタリー大賞、俺マン、全国書店員が選んだおすすめコミック と、2015年のマンガ賞を総ナメにした『ダンジョン飯』第3巻の発売です。前巻から1年ぶりの発売となります。


・第15話 雑炊
第10話で宝虫にやられた新人パーティーが、今度は地下4階で人魚(魚要素が強いタイプ)に殺され全滅してしまう。ライオスとチルチャックが水から引き上げるのだが、そのとき人間ではなくコボルトの顔だけ覚えていたり、チルチャックが女魔術師の髪を引っ張って運んでいるのが(チルチャックが持っていたのは、腕の部分でした。ミナミさんのコメントで訂正)。今回は、彼らが持っていて水面に散らばってしまった麦からライオスが雑炊を作っただけなので、今までで一番ショボイ料理という印象。しかし、マルシルはまだ石鹸を作っているし、センシもケルピーの解体に忙しそう。旅の目的を忘れていないよな?
マルシル おいしい
何も知らずに食べるマルシルかわいい。

・第16話 蒲焼き
水上で『刃魚』の群れに襲われるライオスたち。一難去ったと思ったところで巨大クラーケンの襲撃を受ける。この話は、料理よりも前半の戦闘シーンの激しさが印象的だった。本来は移動のための魔法の『水上歩行』の頭脳的な使い方も良かった。あらためて、深層まで潜った経験のあるベテラン冒険者なんだと再認識。クラーケンの体内にいた巨大寄生虫をウナギのように蒲焼きにして食べるのだが、さらにその体内にいた寄生虫にライオスがあたってしまい激痛に見舞われる。これで、少しは魔物食に懲りるといいけど。睡眠中におざなりに回復魔法をかけるマルシルが、かわいい。
マルシル 水上歩行
バトルでも貢献するマルシルかっこいい。

・第17話 木苺
ダンジョン内におけるモンスターのバランスが、計算されつくしていることに気づいたマルシルは、魔法学校時代にファリンと出会った時のことを回想する。優等生でドンくさい(外見は若いけどエルフ的に年齢を重ねているんだから、他の生徒より優秀なのは当たり前なんじゃ?)マルシルと、劣等生で野性児なファリンが仲良くなる展開がイイ。マルシルがファリン救出にこだわるのは、この頃からのつき合いの長さがあるからなんだな。今回食べるのは、ファリンが摘んだ木苺だけ。そこから、マルシルが生態系のバランスの難しさと自分の未熟さを感じる流れが良かった。あと、今も使っている魔法の杖は、学生時代からちょっとずつ編み込んでいる物だったのか。
ファリン 野生児
自然大好きなファリン、ワイルド。

・第18話 焼き肉
体を拭いた後のお湯を捨てたられたことに“水の精霊”ウンディーネが、怒り狂う。圧倒的な水レーザーの破壊力に、マルシルは苦戦を強いられ深手を負ってしまう。まさか、このマンガでここまで命の危機を心配することになろうとは。そして、マルシルの体力回復のためにケルピーの焼き肉をすることに。鉄分補給のために、レバーしか食べさせてもらえないマルシルの、前半とのテンションの落差が良かった。そして、この匂いを嗅ぎつけた一団が……。第3話でバジリスクをローストした時と同様、ケガ人でも出ないと肉を焼かないのかな。
マルシル キレる
レバー以外の肉も食べたいマルシルこわい。

・第19話 テンタクルス
ライオスたちが、かつての仲間・ナマリ(ドワーフの女戦士)と再会。彼女の現在の雇い主・タンス夫妻(ノームの学者)の調査を手伝う代わりに、マルシルを治療してもらうことに。この回では、ダンジョン内では魂が肉体から解放されず、蘇生できるということが明らかに。RPG的なお約束に設定を与えた格好だが、これは狂乱の魔術師が作った結界(不老不死を願った)の影響なのか? このあたりはモンスター生態系の緻密さともども、今後への伏線という感じ。食べるのは、テンタクルスという毒を持ったツタ植物。よく分からないまま食べさせられるマルシルの感想が面白い。
マルシル 何?
何食べさせられるか分からないマルシルかわいい。

・第20話 シチュー
魔力切れを起こしてしまったマルシルを、タンスさん一行と一緒に地上に戻そうとするライオスだが、激しく抵抗される。なんとしてもファリンを助けたいマルシルは、ウンディーネを食べれば魔力回復できるのでは?と提案する。センシの鍋がアダマントという高級金属だったこと、ナマリとの力業でのウンディーネ捕獲方法、それから必要に迫られていたからとはいえ、マルシルが積極的に魔物(精霊)を食べようとし、調理を手伝っていたのが印象的だった。ウンディーネをベースに、ケルピーの肉とテンタクルスを使ったシチューを作る。地下4階の総まとめ的な料理。
マルシル 意地汚い
地面の水をすすろうとするマルシル意地汚い。

・第21話 大ガエル
地下5階への階段には、無数のテンタクルスが生い茂っていた。しかも、狭い場所で大ガエルの攻撃を受け、ライオスとマルシルの武器が奪われてしまう。このピンチをチルチャックの機転で切り抜ける。テンタクルスにカブレないために、カエルスーツを4人が装着するコマは、ここまでで屈指の笑いの破壊力がある。なぜ、いちばんの功労者であろうチルチャックは、ズタ袋のようなデザインなのか? さらに、テンタクルスの群生地をニョッキを食べながら歩くコマは、ここまでで一番サイコ度が高いと思う。そして一行は、ついに地下5階に到達。ドラゴンは目の前だ! 
マルシル 髪形変える
また髪形を変えたマルシルかわいい。


・モンスターよもやま話 ‐3‐
今回はクラーケンにスポットを当てる。しかし、とことん頭足類との相性が悪いんだな、ライオスは。



次巻では、いよいよ炎竜と激突! ファリンを救出することはできるのか? そして、ドラゴンステーキを作ることはできるのか!?




テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2016/08/14(日) 16:43:55|
  2. 九井諒子
  3. | コメント:2
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