晴耕雨マンガ

4月は、六道の悪女たち、スピーシーズドメイン、ヴィンランド・サガ

ハルタ vol.42の感想




ハルタ第42号の感想です。



・表紙&カバー・ストーリー
比嘉史果先生が担当。『好きな人のことを思って飛ばすと気持ちを伝えてくれる』という水月草と、少女の話。花(?)の部分がクラゲのようになっていて、とてもファンタジー感がある。

・丁寧に恋して/サワミソノ
新連載。日本の高校に通う台湾人の丁寧(デインニン)。家が貧しいので、修学旅行(行先は台湾)に参加することはあきらめていた。そのことを知ったクラスメイトの永松は、極秘にお金を用意し丁寧も修学旅行に参加できるようにする。ここまでだと、普通に長松と丁寧の甘酸っぱい青春ラブストーリーになりそうなのだが、永松が用意したお金が3万円足りなかったことに気づいた担任の豊田先生が、事情を中途半端に丁寧に明かす。これは、変わった形の三角関係になりそう。毎号連載。

・北北西に曇と往け/入江亜季
第11話。ジャックの判断で、三知嵩と引き離されてしまった慧は不機嫌に。しかし、ジャックの友人・エイナルの家でたくさんの羊料理を堪能し、機嫌を直す。今回は、羊を中心としたアイスランドのウンチク回といったところ。

・ダンジョン飯/九井諒子
第32話。今回は、あの何回も死ぬ新人パーティーメインの話。地下4階で死んだあと、タンスさんに蘇生される。地上に戻ろうとしたところで、謎の霧に包まれ魚人の群れに囲まれる。こうやってみると、少なくとも褐色トールマンのカブルーは、それなりのレベルがあるんだな。オチのつけ方含め、迷宮のもうひとつの側面を見た感じ。

・ニコラのおゆるり魔界紀行/宮永麻也
新連載。33号に掲載された読み切りが、改題して連載スタート。人間(魔女)だけど魔界で生きるニコラと、行商している悪魔のサイモン。クリンブルクという大きな町に来たが、ニコラが人間とバレてしまい警備隊に追われることに。全体的な雰囲気もいいしニコラの能力の秘密もあり、今後面白くなっていきそう。もうちょっと、旅のメンバーが増えてもいいかも。隔号連載。

・巨人住まいのススメ/中西芙海
読み切り。動く巨人(ゴーレム?)を家代わりに使っている祖父から、譲り受けることになった孫のドロシー。1週間こもりっきりで趣味の絵に没頭していると、巨人のウォルターの外見に大きな変化が……。ドロシーの思い切った解決法も面白かったが、作品の世界観がとても良い。続編の登場に期待です。

・星明りグラフィクス/山本和音
第3話。課題のために、高級カメラが必要な吉持。写真科のバイトを手伝うことになるが……。今回は、バイトの概要を聞いた時のリアクションや、オチのつけ方含めコメディテイストが強かった。もうちょっとドロドロしてもいいのに。

・ヒナまつり/大武政夫
第64話。旦那も娘も外で働いて忙しいので、ひとり孤独な三嶋母。瞳は趣味としてネトゲを勧めるが、それにドハマリしてしまい家庭崩壊の危機に。三嶋父が仕組んだ家族再生ストーリー(茶番)も面白かったが、ヒナってギルマスやってオフ会も開いているのか。どこにそんなコミュ力が。

・忍ぶな!チヨちゃん/設楽清人
第2話。ワタル殿が、美人の花咲さんからお弁当を受け取っている現場を目撃してしまったチヨ代。自分も料理で対抗しようとする。典型的な消し炭ハンバーグが出来上がるが、分身してタネから空気を抜いたり火遁の術で焼いたり、料理過程が面白かった。

・まだ見ぬ春の迎えかた/井上きぬ
第2話。修ちゃんは留学中とのこと。そこで近況報告の写真を舞ちゃんに撮ってもらうことになるのだが、なぜか若妻の演技をすることに。トビラに『男子不在のラブウォーズ』とあるので、今後も修ちゃんは登場せず、つづみと舞ちゃんのやり取りのみが描かれていくのか。

・ハクメイとミコチ/樫木祐人
第42話。屋上で焼いている貝を食べるため、積み木市場を上へ上へと進んでいくハクメイとミコチ。民家や店の中を通っていく迷路的な楽しさと、住民たちの気風が知れる面白い話だった。

・図書室の君/黒川裕美
読み切り。見た目も性格も男っぽいが、いつも図書室で小説を読んでいる山野さん。そんな彼女のことが気になる、図書委員の伊豆さん。山野さんはいつも裸足でいて、ラストで伊豆も裸足になるという演出が良い。レベルの高いガール・ミーツ・ガールだと思う。

・欅姉妹の四季/大槻一翔
新連載。趣味も性格もバラバラの四姉妹を中心にしたファミリーコメディ。今回は、読書好きの次女・朱美が本に集中できる環境を求めて、家の中をウロウロする。家族テーマの作品は、ハルタ的に鬼門のイメージがあるので、頑張っていただきたいところ。お隣さんがいい味を出しそう。毎号連載。

・A子さんの恋人/近藤聡乃
第30話。A子の家からの帰り道、U子を誘い食事に行くA太郎。しかし、運悪く帰り道をヒロ君に目撃されてしまい、二股しているのではと疑いをかけられる。その後、誤解が解ける流れから、秋田に転勤するヒロ君にU子もついていくことに。これは結婚ってことでいいのかな。こうなると、K子にもしっかりとした相手が欲しいところ。

・今日のちょーか!/戎島実里
第2話。今回は田んぼで釣ったカエルをエサに、大ナマズを釣り上げる。やっぱり潮香と先生の二人だけでは物足りないので、次回登場するであろう渚ちゃんが釣り部に参加してからが本番かな。

・公安部特異人種課56/菊池まりこ
第7話。『まったく同じDNAを持つ3本の右腕』が不法投棄されているという事件が発生。複製能力者の犯行と考え、現場に落ちていた免許書の持ち主の勤め先に行く。が、怪しいのは、その会社全体の様子。何か裏の仕事をしているのは間違いないか。事件を捜査する刑事ドラマ的な面白さがあった。

・B/W /渡邉紗代
第2話。高級ホテルにある闘蟋ラウンジに来た、バービーとセンセイ。そこで、連勝を重ねているジョイという男と出会う。はじめは傍観者を気取っていたバービーだが、ジョイのコオロギが弱り始めていると見るや、すぐさま勝負を挑みすべてを奪い取る。今回は身を滅ぼすほどの闘蟋の厳しさを描いたが、基本的に虫相撲になじみがないので「なにもそこまで…」という気持ちになる。

・織子とナッツン/原鮎美
エピローグ。大学の学園祭に来た九条君らの行動を観察していたハムハム。徹夜で完成させた漫画につけるタイトルは……。という話。単行本は4月に発売。

・ふしぎの国のバード/佐々大河
第17話。今回は、伊藤の過去編。プラントハンターのマリーズに就いていたときの、苦い経験を思い出す。同じ朝顔の奇品に対するリアクションの違いで、バードさんの良さを引き立たせる上手い構成。あと、バードさんにくっついているルースちゃんのオロオロ具合もカワイイ。

・ネコと鴎の王冠/中村哲也
第7話。麦芽工場での、ランチ。そこで出会った前経営者のマルティナさんから、ビール醸造家としての心構えのような話を聞く。玖郎の夢への第一歩という感じかな。

・ルドルフ・ターキー/長蔵ヒロコ
第43話。エグマリヌ過去編。幼いころギル・ゴートに拾われ、刺客としてルドルフの懐に潜入させられた経緯が明かされる。左目の傷も、この過程の中で負ったものだったのか。次回も過去編のようだけど、流れ的にはルドルフを撃てずに……という感じになるのかな。

・不死の猟犬/八十八良
第37話。『帯』は、不死の血が形を変えた物。なので、6本の帯を斬られ、奥の手を出した椿は瀕死の状態も同じことだった。雁金が勝利するものの、大きなダメージを負ってしまう。そこをUNDO職員に取り囲まれるが、このときの魚鷹の啖呵が最高だった。今号のMVP。

・夜の中へ/浅井海奈
読み切り。壁に囲われたスラムに住むサンカク。夜な夜な検問所を抜けて街に繰り出し、盗みを働いていた。そんななか、買収にも応じないカタブツ警官のメガネのことが気になり始める。正反対の性格と境遇の2人が理解しあう…という構図は分かるのだが、どうも乗りきれなかった。

・真昼の百鬼夜行/比嘉史果
第6話。風邪を引いてダウンする大学生のもとに白狐が現れ、かいがいしくお世話してくれる。いろいろと構ってあげるだけが、その人のためになるのではないという教訓が良かった。あと、キツネ枕とエプロンをつける白狐のコマが、お気に入り。

・落ちたら死亡ゲーム/山田果苗
読み切り。「白い線からはみ出したら死亡な~」的なゲームを、リアルな高さで行う。ビルの屋上や電線などを使ったアクロバットが良かった。欲を言えば、もっと浮遊感というか空を飛んでいるような表現が欲しかった。鉄コン筋クリートみたいなイメージで。

・ゲス、騎乗前/西公平
第20話。玉野ちゃんの彼女面が鬱陶しくなってきた牧は、だんだんと距離を取り別れる方向に持って行く。しかし、玉野ちゃんは予想以上にメンヘラだった。いつかマジで人を殺しそう。あと、牧は入院期間的に頭蓋骨を折ったんだろうけど、それで騎手を続けられるものなのか?

・モテ孝/緒方波子
第10話。お寺の断食体験に参加することにした波ちゃん。空腹のすえに、自分が他人を遠ざけ世間を疎んじてきた『鬼』だということを悟る。それから、断食仲間との別れ際に、自分の描いている漫画タイトルでウソをついてしまうのが流石。しっかりとオチをつけてくる。

・陸軍ナポリタン/百名哲
読み切り。モキュメンタリー第5弾。今回は『海軍カレー』に対抗して開発された『陸軍ナポリタン』誕生秘話。押し付けられた仕事から料理を生み出し、その後も何度も何度も挫折しながらもはい上がってくる芝村錬三郎の生きざまに拍手。本当は、横浜のホテルが起源とか、そんなのはどうでもいい。

・いつものおんなのこ/藤田弘明
読み切り。陸上の大会に出場するため、精一杯頑張っている高島さん。しかし、先輩から出場辞退するように強制される。この一部始終を見ていた存在が……。ハルタには時折、こういうガチホラーを描く新人が登場する。この路線のまま、突き進んでほしい。

・マシュマロメリケンサック/浜田咲良
第4話。2回戦。今度は、本格的なケンカかと思われたが、火野と薬島のどちらが戦うかでひと揉め。今回は、薬島の顔の描き方が変わったこともあり『無抵抗で暴力に対抗する』という、薬島のポリシーがハッキリしたのが印象的。

・ぽんたとそのた/中河星良
読み切り。40号に続き、2度目の登場。今回は、ぽんたを洗ったらめっちゃ小さくなったという、ペットあるある。2ページしかないのがもったいない。

・ふうらい姉妹/長崎ライチ
最終回。1ページに、主な登場キャラの立ち絵+4コマという構成。休載期間ふくめ、約8年の長期連載だったのか。お疲れ様でした。

・予告
次号は、弓道部、ホルスの瞳、スーさん、ストラヴァガンツァ、燕のはさみが掲載。高江洲弥の新連載が始まるほか、柴田康平と間間戸淳の読み切りも掲載。そして『乙嫁語り』がカムバックです。












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テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2017/03/16(木) 11:45:28|
  2. ハルタ 31号~
  3. | コメント:0

ハルタ vol.41の感想



ハルタ第41号の感想です。九井諒子先生のイラスト集がとじ込み付録です。



・表紙
大上明久利先生が担当。獣人と石畳の街並みの組み合わせで、アニメ版のホームズを連想します。

・B/W /渡邉紗代
新連載。中国の古い歴史を持つ虫相撲『闘蟋』の話。コオロギ同士を戦わせ、その勝敗に賭ける闘蟋。破天荒な男・バービーは、胴元の男相手に連勝し、荒稼ぎする。センセイとの関係はともかく、なぜバービーのコオロギが連勝したかの理由が明かされなくて、ちょっとモヤモヤ。単にコオロギが良かっただけ?

・ダンジョン飯/九井諒子
第31話。地上に戻ろうとするものの、迷宮が絶えず形を変えるので道に迷い続けるライオスたち。そんなときに見つけた植物の生い茂る墓地で、ドライアドという人型植物と遭遇、戦闘に発展してしまう。マルシルは魔力切れで戦力外。さらに、斬ったドライアドの体内からまき散らされる花粉によって、ピンチに追い込まれてしまう。チルチャック&センシの連係も見事だったが、ドライアドの実(人面果実)を器代わりにした料理のインパクトがすごい。非常時とはいえ、マルシルも魔物食に抵抗がなくなってきたな。

・Pre-Spring/大上明久利
読み切り。表紙との連動ストーリー。花を届ける仕事中の女性。しかし、行く先々で声をかけられ、花を1輪ずつ配ることに。車で見送る男性ふくめ、もうちょっと長い話も読んでみたくなる世界観。

・ハクメイとミコチ/樫木祐人
第41話。美容師ジャダのところに、旧友で現在は俳優として活躍しているカーネリアンが訪ねてくる。何事にも動じなさそうな性格のジャダにも、苦手なことがあるというのが意外だった。あと、94Pでイスでくるくる回っているハクメイがカワイイ。

・北北西に曇と往け/入江亜季
第10話。慧と三知嵩の会話。話を聞く限り叔父夫婦の死に不審なところはなく、未知嵩は無罪に思えるが、リリヤは音の雰囲気から「ウソをついている」と判断する。真実を探るためには、もう一度日本に行くしかなさそう。

・忍ぶな!チヨちゃん/設楽清人
新連載。忍者の末裔・雀チヨ代は大好きなワタル殿に告白しようとするものの、忍者ゆえついつい身を隠してしまう。ショートストーリーだったら3本分くらい描けそうなくらいネタが詰め込まれていて、濃厚な内容だった。でも、このノリがどれくらい保てるのか? 毎号連載。

・星明りグラフィクス/山本和音
第2話。新入生歓迎パーティーの準備に追われる明里は、吉持を呼び出し手伝わせる。未成年に飲酒禁止を告げるコップ上のポップは、いいアイデアだと思った。今回登場した堤君は、本筋にどれくらい関わってくるのか?

・ヒナまつり/大武政夫
第63話。対立組織との抗争が激化。そんな非常事態に、新田は肺炎を患ってしまい最悪の体調に。ドンパチの現場ではヒナが身体を操り、新たな新田義史伝説を築くことに。ヤクザ映画を観た結果、広島弁になってしまうヒナが面白かった。それから、第4のサイキック少年もいる様子。

・今日のちょーか!/戎島実里
新連載。短期連載から昇格。今回は、潮香と三日月先生で『釣り部』の活動初日として堤防にいくが、いきなり釣り竿を折ってしまう。短期連載の時は4コマ形式だったけど、今後も通常のコマ割り方式でいくのかな? 毎号連載。

・青武高校あおぞら弓道部/嵐田佐和子
第3話。天草がひとりで、屋上に無許可弓道場を作っていく様子が描かれる。その秘密を知った日比野さんだが、バラすつもりはなく自分も弓道をやってみたいと申し出る。でも天草は、ひとりで弓をやりたい様子。ふつうに部活っぽくはならないんだろうな。

・鏡ごしのミルクケーキ/大槻一翔
読み切り。好きな相手が通っている喫茶店に行き、鏡越しに同じメニューを頼んだり所作をマネしている少年。それだけで十分だと思っていたが、彼女には気づかれてしまっていた。個人的には、終盤の答えあわせパートはいらなかったかなという印象だけど、それでも全体の雰囲気はとても良かった。

・モテ孝/緒方波子
第9話。まず編集の代わりに原稿を受け取りに来た工藤君(チャラい)に話を聞く。工藤君、仮名っぽくないのに他社の受付嬢とS◯Xしたことバラされて大丈夫なのかな? 後半では『モテ勘』を養うために、執事喫茶へ。そこでも執事総出で誕生日を祝ってもらう → 無表情のコンボが面白かった。ギャグ面に吹っ切れたか?

・昴とスーさん/高橋那津子
第4話。タバコを買うところを目撃されてしまった昴。その相手は、大家さんの娘の久美ちゃんだった。公園で遊んだり野球をやったり、はじめて同年代?と触れ合った感じかな。でも、早めに子供になった経緯を明かしてほしい。

・世界八番目の不思議/宇島葉
特別編前後編。なぜか道端に落ちている手袋。それがいくつも集まる様子を、交通量調査中の女性が目撃する。そして後編では、その持ち主たちが集まってきて、意外な人間模様がつむぎ出される。単行本は、来月発売です。

・不死の猟犬/八十八良
第36話。雁金vs椿の激闘。でも、今回は魚鷹の回想のほうが興味深い。ママ配下の女性たちは『不死の血』を入れられていることが発覚。その影響で帯を使えるようになっているらしい。なので、純粋な『不死の猟犬』は、ママと椿の2名ということかな。あとは、風鈴が能力を開花できるかってところかな。

・公安部特異人種課56/菊池まりこ
第6話。要の部屋を家庭訪問した常田。家具がほとんどなく、冷蔵庫の中身も空っぽなので、買い出しをすることに。ラストの東条管理官の話も踏まえると、以前の担当官とはどういうつき合いだったんだろう? それから、タイトルの56の意味も明らかになった。

・ミカ、さいごの日/黒川裕美
読み切り。『しゃっくりを100回すると死んでしまう』と思い込んでいる女の子。さまざまなことに最後だと覚悟を決める。母親に対し「まつだいまでのろってやるー!!」と言うのが、面白い。お前が末代だろ。

・A子さんの恋人/近藤聡乃
第29話。引き続き原稿作業。長い夜の間に、2人は様々なことに想いをめぐらせる。個人的には、A子の絵の成長を見て自分は「待っていただけなのでは?」とA太郎が感じる場面が、印象深かった。

・燕のはさみ/松本水星
第5話。もうひとりの女理髪師・美國レオナさんが登場。銀座に豪華な店を構え、鳥理髪店の客を奪ってしまう。そして、偵察にいった燕が取った行動は……。別の店で修行のし直しみたいな感じかな。

・サーカスの娘オルガ/山本ルンルン
第6話。ユーリィがサーカス好きになったキッカケ、そして上流階級ならではの息苦しい生活の様子が描かれる。オルガと再会するのは、いつになるのか。

・ふうらい姉妹/長崎ライチ
第53回目。コンサートが終わり、れい子は鳳さんから服飾デザイナーの道を勧められる。というところで、本編は終了。次号には、エピローグが掲載されるそうです。

・キンギョのおすし/福田星良
読み切り。カフェの水槽に飼われている金魚のおすし(♀)。そのおすしが好きなのは、店員のれおくん。そのれおくんが好きなのは、お客の……。おすしとれおくんの心が通じるわけではないものの、ちゃんと恋愛ストーリーになっている。あと、おすしが魚臭さを謝るところが面白い。

・ネコと鴎の王冠/中村哲也
第6話。麦芽の買い付けに来た玖郎とアンナ。工場見学の流れで、ソレ関連のウンチクがたくさん披露される。案内係のイザベル・シュテファンさんが、玖郎たちついて来たエミールに対し好意むき出しなのが良かった。ショタ好きを隠す気なし。次回も麦芽工場編です。

・ストラヴァガンツァ~異彩の姫~/冨明仁
第二章 第16話(通算35話目)。ビビアンとハクの戦い。そこに近衛兵たちも参戦し、より過酷な戦いに。とちゅう、ビビアンのオッパ◯が出るものの、そんなことはどうでもいいほど熾烈な攻防。多くの負傷者を出し、ビビアンも深手を負うがハクを倒すことに成功する。これで戦争は終わるのか?

・ルドルフ・ターキー/長蔵ヒロコ
第43話。ルドルフ、ゴンドランドに戦車に乗って帰還。市庁舎に向かって、大砲をぶっ放す。いよいよ次回からは、奪還戦が始まるのか。しかし、モモコはよく戦車の運転ができたな。

・豆腐小僧一代記/二宮香乃
読み切り。山を追われた妖怪・豆腐小僧は街で豆腐を売ろうとするが上手くいかない。親切な女性・絹美さんと出会い、徐々にお客を増やしていく。『豆キューン』とか生まれてきたのが豆腐と人間の双子だったとか、基本的にギャグ要素が濃いものの、豆腐小僧が体内から大豆やにがりを取り出すシーンが妙にグロくて、読むテンションのバランスが取れない。

・ゲス、騎乗前/西公平
第19話。セリでなんとかメヴィウス2014を買わせることに成功した牧。その代償として、玉野ちゃんとの仲が深まって?しまうことに。この関係をリセットするのも一苦労だけど、現状を三田オーナーに知られる危険性もでかそう。

・織子とナッツン/原鮎美
最終話。ふたりが同居を始めた記念日なので、なにか特別なことがしたナッツン。でも、上手くいかない。基本的に織子とナッツンしか登場せず、あらためてこの2人の仲の良さを確認させられた。次回はスピンオフが掲載。ギャグ方面にはじける予感。

・碧いホルスの瞳 -男装の女王の物語-/犬童千絵
第14話。病にかかったセティは、見る影もないほどやせ細ってしまう。シェプストは、かいがいしく見舞いをくり返す。でも、これが芝居だったとは。とどめの刺し方含め、見事な作戦という感じ。そして、3歳のジェフティが新ファラオとなり、シェプストは執政になる。歴史的には、この子を殺してシェプストがファラオになるのか?

・予告
次号は、まだ見ぬ春の迎え方、バードさん、マシュマロメリケンサック、百鬼夜行が掲載。サワミソノ、宮永麻也、大槻一翔の新連載が始まるほか、中西芙美、浅井海奈、藤田弘明、黒川裕美の読み切りが載ります。














テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2017/02/15(水) 15:35:22|
  2. ハルタ 31号~
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ハルタ vol.40の感想




ハルタ第40号の感想です。森薫『乙嫁語り』のパリヤ編名場面ポストカード×4が付録です。



・表紙
久慈光久先生が担当。女性兵士が描かれています。

・全員プレゼントのお知らせ/大槻一翔
作家陣が描いた、おすすめのハルタ作品のイラストを一冊にまとめた『レコメン・ポップ・フェローズ』が、今年の応募者全員プレゼント。今号+3月までに発売される単行本(ハクメイとミコチ5巻、ダンジョン飯4巻、ヒナまつり12巻など)で応募できます。

・星明りグラフィクス/山本和音
新連載。美術大学を舞台にした青春もの。才能が有りながら、極度の潔癖症で周囲と打ち解けることができない吉持星。唯一心を開ける相手の園部明里には、ある打算的な思惑がある様子。出だしから、いい感じにドロドロしていて期待が持てる。毎号連載。

・青武高校あおぞら弓道部/嵐田佐和子
第2話。黒髪美少女の日比野希雪さんは、クラスメイトの天草の奇妙な日焼け跡が気になり、後をつける。そして、屋上でひとり弓を射る姿を目撃する。しかし、これは学校に秘密の活動のため、知られるとマズイ。上手く口止めをして、あわよくば仲間に引き込むことができるか?

・新兵ゾフィ/久慈光久
読み切り。表紙の女兵士・ゾフィさんの新兵訓練の様子。長い時間を経た、狼の口のエピローグといったところか。

・ダンジョン飯/九井諒子
第30話。ゴーストたちから救ってくれたのは、オークの一団。そのトップが第9話で出会ったオークの妹だったので、治療をしてもらえることに。そして、狂乱の魔術師に目をつけられたと思ったチルチャックが、パーティーから抜けることを考える。オーク娘と装備品を取りに戻るときの会話で、真意が明らかになっていくのが良かった。いったん地上に戻り、冒険は仕切り直しに。

・不死の猟犬/八十八良
第35話。雁金vs椿が行なわれているであろう時と同じ時間の、若林&池上さん、ママ、重さんと針魚の話。そして、リンが液体窒素がら引き上げられる。この場でいきなり不死の秘密解明というワケではないだろうから、ひとまずは脱出を優先するのかな。

・ストラヴァガンツァ~異彩の姫~/冨明仁
第二章 第15話(通算34話目)。ルガルもセポイヤも劣勢に。ビビアンたちも包囲を狭められてしまう。次回は、ついにハクとの直接対決っぽい雰囲気だが、戦争自体の勝ち目は薄そう。頼みの綱は、アクアイリスが言った「援軍」か。ポックルが来るのかな?

・碧いホルスの瞳 -男装の女王の物語-/犬童千絵
第13話。まず、シェプストの妊娠が発覚する。そして、ソティスから手に入れた毒薬の成分分析と解毒薬の調合を手配する。いっぽう出軍目前のネフェルは、吐血する。ここで病死ということになると、王位はソティスの産んだ王子のほうに行くはず。そのときシェプストは、どう動く?

・燕のはさみ/松本水星
第4話。燕が『新進気鋭の女理髪師』として雑誌に取り上げられたのを見て、旧友の宇喜ちゃんが訪ねてくる。いつものハサミ捌きとは違い、家事に四苦八苦する様子が新鮮だった。それから、尋常小学校を卒業して、すぐに理髪師になったようだけど、どこで技術習得したんだろう?

・今日の柳子ちゃん/進美知子
新連載。『こどもフェローズ』に掲載されたものが、好評につき連載化。人間と恐竜のハーフの柳子ちゃん(シッポだけ恐竜)のヤンチャな様子を描いていく。不定期連載です。

・ヒナまつり/大武政夫
第62話。アンズ感動編。屋台に様々な人がやって来て、人の暖かいつながりを感じる。ホームレス時代の仲間、やっさん&シゲさんとの再会も良かったが、まさか瞳の部下の林さんがアンズの義理の兄だとは。世間は狭いな。

・昴とスーさん/高橋那津子
第3話。忘れ物を届けた昴は、澪が高校生からストーカー紛いに言い寄られていることを知る。なんとかやめさせようとするが、子どもの身体では一筋縄ではいかなかった。まだ、身体が小さくなった理由は不明のまま。

・まだ見ぬ春の迎えかた/井上きぬ
新連載。後輩の芹沢舞さんによって、学園祭のミスコンにエントリーされてしまった、つづみさん。そのイベントでは、自己紹介の時に『告白フレーズ』を言わなければならず、苦労する。今回登場しなかった修ちゃんという男子を絡めた、三角関係のラブストーリーとなっていくのか。隔号連載です。

・真昼の百鬼夜行/比嘉史果
第5話。『特別になりたい』(©高坂麗奈)と思っていた保志さんのところに、いきなり麒麟がやってくる。『麒麟児』に認定されると、社会での成功が約束されているのだという。さっそく麒麟による勉強や生活習慣の改善が始まる。しかし、テストで学年1位をとっても満足できず、逆に息苦しさを感じてしまう。別れの場面のラムネが、どこから出てきたのか? ちょっと分かりにくかった。

・モテ孝/緒方波子
第8話。いったい、どんな人にモテたいのか? 真剣に考えた末にたどり着いた答えは『荒俣宏先生』だった。そこで、荒俣先生っぽい人がいそうなスポットをめぐってみる。ラストの『ハンカチを落としたが誰にも拾ってもらえず、戻ってきて自分で拾う』8コマが切なすぎる。ハルタ編集部は、即刻GIF化すべき。

・サーカスの娘オルガ/山本ルンルン
第5話。モスクワでクリスマスツリーを見ることを楽しみにしていたオルガだが、ターニャらに置いてきぼりにされてふて腐れてしまう。そんなときに、レオという少年と出会う。団の奇術師夫婦の息子で、他のメンバーからの人気も高いレオは、サーカスに復帰することに。オルガとの距離感はビミョーな感じだが、今後どうなっていくか。

・ゲス、騎乗前/西公平
第18話。大一番で強い馬に乗るためには、新馬のころから乗っていなければならないと考えた牧。目をつけたのは、いちど鞍上したことのあるメヴィウス2014。三田オーナーにその馬を買わせるために、玉野ちゃんを利用しようとするものの、言葉のアヤで彼女になったと勘違いされてしまう。さっそく、その3人で北海道にセリ市旅行することになってしまう。すごい修羅場だな。

・A子さんの恋人/近藤聡乃
第28話。ビミョーな距離感のまま、マンガの原稿を描くA子とA太郎。ギリギリ危険地帯に踏み込まないような会話が続く。修羅場度では、U子とヒロのほうが高そうだけど、特になにも起こらなさそう。

・ふしぎの国のバード/佐々大河
第16話。今回は、イギリス公使夫人のファニー・パークスさんを主役にした特別編的な内容。ボート大会のメダル授与役をすることになるのだが、社交場ならではのギスギスした空気にどうしてもなじめない。鬱憤がたまってしまい、とんでもない行動に出てしまう。なんとなく、森薫先生が喜びそうな内容。

・北北西に曇と往け/入江亜季
第9話。謎の男に尾行される慧。その男は、日本から“殺人を犯した”三知嵩を追ってきたのだという。ボコボコにされても、その話を信じない慧。しかし、それを助けたのは三知嵩だった。見た目は、とても罪を犯すようには見えないが……。

・ぽんたとそのた/中河星良
読み切り。1歳で捨てられ4歳で拾われるまで、野生に生きてきたポメラニアンをメインにした、ショートオムニバス。野生時代に培った掟に従って生きようとするものの、けっきょくカワイク飼われてしまう様が良かった。あと、人間の名前がぺん子だったり寿限無君だったりといった、適当さもナイス。

・ハクメイとミコチ/樫木祐人
第40話。引き続き大雨の影響が残る状況。シナトの指示で食事ができる足場を組むことになるが、ハクメイはカナヅチだった。まずはミマリに泳ぎを習うことに。普段パワー全開のハクメイが悪戦苦闘している様子が新鮮だった。これは、ミコチの釣りのような『苦手なことに挑戦しよう』シリーズなのかな?

・公安部得意人種課56/菊池まりこ
第5話。捕り物のシーンはカットして、いきなり取り調べの模様に。「どうせ大した罪にはならない」とたかをくくる千住に対しての要の行動や、常田と遠藤の対立など、前作とはかなりのギャップのあるシリアス展開に。今後の常田が、どういうスタンスをとっていくかだな。

・マシュマロメリケンサック/浜田咲良
第3話。クラス対抗の決闘は、クラス全員が揃っていないといけないルール。しかし、薬島が対戦相手に拉致られてしまう。欠場者がいれば失格になるので、火野が捜索に出る。実行犯3人とのバトルでの、バイクのカギをこめかみに刺してのイグニッション → 歯茎カットという攻撃が痛さが伝わってきて、ゾワゾワした。薬島の本心みたいなものが、まだ見えない。

・ルドルフ・ターキー/長蔵ヒロコ
第42話。ルドルフたちに、ベア&ジェニーが合流することが明らかに。信頼できるかはビミョーだが、戦力増強に成功する。ただ、これでもギル・ゴート&エグマに対しては、十分なのかどうか?

・ネコと鴎の王冠/中村哲也
第5話。仕事は休み。玖郎とアンナは、森にキノコ狩りに行く。基本的には、キノコウンチクと2人がイチャイチャするところを、友人のカヤさんと一緒に楽しむといった内容。

・織子とナッツン/原鮎美
ストーリー編第21話(通算58話目)。クリスマスパーティーの準備に精を出すナッツン。しかし、二ノ宮&岬先輩、ハムハムと御門、織子と、欠席者が相次ぎ、しかも当日は雪で交通網がマヒしてしまい、ひとりでチキンにむしゃぶりつくことに。次回が、最終回です。

・ふうらい姉妹/長崎ライチ
第52回目。いよいよ、夢見さくら子さんのコンサート当日。れい子が作った衣装が公開される。こうやってそろってみると、鳳さんの常識人っぷりが際立っているな。『鳥肌止めスプレー』の件が最高。

・小さくてマッチョな者たち~冬~/西公平
単行本発売を記念しての特別版。いつも半裸の小さいオッサンたちが、どうやって暖を取っているのか?ということが描かれる。

・予告
次号は2月の発売。設楽清人、渡邉紗代、戎島実里の新連載が始まるほか、大槻一翔と福田星良と二宮香乃の読み切りも載ります。あと『世界八番目の不思議』も予告にあるんだけど、終わったんじゃなかったの?







テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2016/12/17(土) 09:09:04|
  2. ハルタ 31号~
  3. | コメント:0

ハルタ vol.39の感想



ハルタ第39号の感想です。近藤聡乃『A子さんの恋人』の名場面ポストカード×4が付録です。



・表紙など
川田大智先生が担当。透視能力を持つ『第3の眼』がオデコにある女性の、デートの様子。目3つともにメイクをしているのが良い。

・ヒナまつり/大武政夫
第61話。業績が順調な超人拳法日本支部の行く末を案じたマオは、自分が超能力少女だということを打ち明けるが、病院に連れて行かれてしまう。そこから、マオの話し相手の人形が動くのを目撃したツルツルも病院行きという、天丼展開が最高。最終的には理解が得られたけど、だからといって半分サギのような道場経営は変わらないんだよな。

・モテ孝/緒方波子
第7話。前回、友人に生き方そのものを否定されてしまった波ちゃんは、婚活パーティーに参加することを決意。しかし、エントリーシートに『漫画家』と書いてしまったがために、漫画家の仕事内容を説明することに終始してしまう。どこか、プロレス団体が主催している婚活パーティーがあればいいのにね。

・ダンジョン飯/九井諒子
第29話。前回までの平和な空気が一変する。ライオスたちの前に姿を現した“狂乱の魔術師”の攻撃によって、階下に落とされ『壁が迫ってペシャンコ』トラップにかかってしまう。なんとか脱出した先には、ゴーストの群れが。ライオスとマルシルが力尽き、チルチャック&センシの2人でどう切り抜けるのか? そしてマルシルは、炎竜の影響からか狂乱の魔術師に操られてしまうことに。『第2章』は、風雲急を告げる幕開けに。

・北北西に曇と往け/入江亜季
第8話。ひさしぶりに愛車の整備をした慧は、その流れでドライブへ。道中たまたま立ち寄った滝で水浴びする女性を発見。彼女は、カトラの姪・リリヤだと、後に明らかになる。彼女は、第1話から不思議な登場をしていた謎の女性か。慧と、どういう関わり方をしていくのか。 っていうか、三知嵩はアイスランドに来ているんじゃなかったの?

・公安部得意人種課56/菊池まりこ
第4話。美月の予知、そして要のアドバイスで、常田は犯人に精神を操られたドライバーが運転するタクシーを見つける。要&愛ちゃんの活躍で車を停止させることに成功。ここから常田がどうやって逮捕するのか? 犯人は普通にシートに座っているのか?トランクに隠れているのか?

・HEXENHAMMER/大上明久利
デビュー読み切り。戦時中の某国。軍人のローレンスは戦闘機の設計依頼をするために、魔女ウルスラを訪ねる。絵のレベルは高く世界観は悪くないものの、これといった見せ場がなくストーリーが進められた印象。何も始まらず、何にもケリがつかなかったという感じ。

・不死の猟犬/八十八良
第34話。剣崎は雁金を復活させ、椿の迎撃に向かわせる。雁金が椿に対して「不死の猟犬」と言ったことが、かなり衝撃的。UNDO側が本流で、ママたちが分派ということなのか? そして、針魚と魚鷹の関係がギクシャクしているのも気になるところ。

・ネコと鴎の王冠/中村哲也
第4話。ビール製造ラインの一部が故障。そこで、醸造所従業員総出で手動でビールの栓を取り付けていくことに。今回は、醸造所メンバーのチームワークなどが垣間見れたのが良かった。この人たちも、重要なキャストになっていきそう。

・A子さんの恋人/近藤聡乃
第27話。動物園でのクロッキー大会の監督役をしたくないU子さんと、締め切り間際のアシスタントを探していたA子さんの利害が一致。でも、そこにヒロ君から『きりたんぽ鍋』のお誘いが……。今回のサブタイトルが『大人たち(前日)』なので、次回(当日)に何が起こるのか?

・乙嫁語り/森薫
第34話(通算60話目)。パリヤさんがウマルに渡したいものは、刺繍を施した帽子だった。そして、パリヤさんの実家の建て直しも終了し、宴会から抜け出した2人は将来の仕事のことを語り合う。というところで、パリヤ編は終了。そして、一時休載が発表されました。中央アジア方面の勉強をして、4月発売の43号から再開です。

・マリーのダイナー/長野香子
読み切り。往年の女優マリーが、田舎町のダイナー店主とのあいだに設けた息子のノアのところに、離婚後フランスに渡ってから出産した娘のクロエが訪ねてくる。2人のビミョーな距離感と、それぞれの親との思い出が重なる切ないストーリーは、さすがという感じ。もっと定期的に登場していただきたい。

・ハクメイとミコチ/樫木祐人
第39話。大雨により食料の備蓄が底をつき、道が水没しているので外に出ることもできないハクメイ&ミコチ。そこでイカダを作り、飯屋を目指すことに。途中で出会ったネズミらの商魂たくましさが面白かったが、いつもと違う服装髪形の2人が見れたのも良かった。

・世界八番目の不思議/宇島葉
最終話。今回はいつもの2本立て形式ではなく、第17&18話に登場した巨娘いさなと夕の恋模様を描く1本構成。甘酸っぱさ満点なのだが、これで終了というのは残念。

・マシュマロメリケンサック/浜田咲良
第2話。どうやら、クラスをしめたヤツら6人で何らかのケンカをして、各クラスの序列を極めるというのが、鬼胡桃高のシステムの様子。ただ、クラスをシメることができていない火野は、薬島を『マスコット』として連れて行くが、当然認めてもらえない。そこからの流れで、火野と薬島が手を組み他クラスとの抗争に入る様子。状況が整うまでに、少し時間がかかりそう。

・野宿の墓/百名哲
読み切り。モキュメンタリー第4弾。アパートを追い出されてドン底状態の百野哲。高校時代の友人ドミグロの勧めから、バングラデシュに『自分探し』の旅に出ることに。中盤が、ほぼ漁村での生活の様子に割かれ、百野の気づきも「エウレーカ!」的なブレイクスルーではなく「そーゆーことだったんじゃ?」みたいな感じなので、驚きとか爽快感みたいなものは無い。読む側の年齢とか、状況によって印象が変わってきそうな作品。

・しらまり/高橋拡那
読み切り。約4年ぶりの登場。スタッフからのお願いもむなしく、全ての観客を失神させてしまう、スーパーアイドルしらまり。衣装的に、本当はハロウィン時期の掲載を目指していたのか?

・ルドルフ・ターキー/長蔵ヒロコ
第41話。ゴンドランドに戻ることを決意したルドルフは、機内でペイル&ヴェオと出会った幼少期のことを回想する。そして、投獄中だった2人を無事に?脱獄させる。次回は、ラパン姉さんの所在確認かな?

・ふしぎの国のバード/佐々大河
第15話。“開港地”新潟に到着したバードさんは、宣教師のファイソンさんの家にお世話になることに。そこの娘さんであるルースちゃんと仲良くなり、キリスト教や宣教師に対する偏見に苦しむ父親を助けるためのアドバイスをする。しかし、ルースちゃんは作中最カワだな。

・んねこん/柴田康平
読み切り。下校中、カバンの上からどかないノラ猫と、持ち主の少女の仁義なき戦い。スマホの電池残量の少なさが、カウントダウンのような役割をしていて面白かったが、もう少し劇的な取り返し方をしてほしかった。

・ゲス、騎乗前/西公平
第17話。ショボい馬に乗ってショボいレースばかりに出場している牧は、ふたたびミタマグレートに乗るため、アクションを起こす。牧、馬主の三田、お花畑の厩務員・玉野ちゃんのクサい寸劇のようなやり取りは面白かったが、結果として鞍上を逃してしまう。牧の営業力に気づいた?渋谷騎手のエージェントは、これからも何か行動を起こすのか?

・真昼の百鬼夜行/比嘉史果
第4話。魚をさばくのが苦手な板前の東くん。当然店にも閑古鳥が鳴いている。そこで逆転の秘策として、人魚を店に出そうとするのだが……。『美しく食べられたい』という、人魚(魚のボディに人間の(おかめ)の顔)のポリシーと、東くんの心の成長が良かった。

・ふうらい姉妹/長崎ライチ
第51回目。前回からの続き。衣装作りも順調に進み? コンサートには鳳さん、斜井田さん、馬七さんも観に来ることに。今回は絵が荒れ気味だったけど、600ページで鳳さんの後頭部が細かく描きこまれているのが気になった。

・心の山/設楽清人
読み切り。漫画を描くことに疲れ果てた設楽先生(クマ)は、高尾山に登り様々な『嬉しい』を体験することでリフレッシュする。リュックから常にロープがはみ出していて、いつ首を吊るのかとヒヤヒヤしてしまった。

・予告
次号は連載陣大集合。井上きぬ、進美知子、山本和音の新連載がスタートするほか、西公平の読み切りも載ります。








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  1. 2016/11/15(火) 10:18:06|
  2. ハルタ 31号~
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ハルタ vol.38の感想



ハルタ第38号の感想です。樫木祐人『ハクメイとミコチ』の名場面ポストカード×4が付録です。



・青武高校あおぞら弓道部/嵐田佐和子
新連載。ある女性教師は、授業中の態度にどこか違和感を持った生徒、天草和馬が弓の構えをしていたところを目撃。興味を持ち、弓道場に連れて行く。そこで和馬は驚異的な集中力を見せる。とりあえずは、この2人で弓道部を発足させる流れかな? あと『ハルタ初のスポーツもの』とうたっているけど、福島聡の『蜂谷乙女の魔球』はフェローズ時代だから、ノーカウントなのか。

・煙と蜜/長蔵ヒロコ
読み切り。表紙を飾っている、歳の差許嫁カップルの2人がアイスクリームを作ったりしてイチャイチャする。『こどもフェローズ』にも同名の作品が掲載されているので、よほど好評だったんだろうな。

・昴とスーさん/高橋那津子
第2話。昴は、造花を作る内職を始める。澪も手伝ったりしてイチャイチャする。「手が小さいのがやりやすい」という感想が、面白い。身体が小さくなった理由は、不明のまま。

・乙嫁語り/森薫
第33話(通算59話目)。カモーラさんの友人たちと一緒に、布支度しながら女子トークに花を咲かせるパリヤさん。ただ、結婚へのプレッシャーがたまって、ウマルに何か伝える決意をした様子。どんなことを話すのか?

・ヒナまつり/大武政夫
第60話。新田の先輩・内藤の息子、仁志とヒナの仲が急接近。オヤジの号令で、組総出で行方を見守ることに。仁志は、イケメンだけど、恋愛ごとに苦労するタイプなんだな。

・ハクメイとミコチ/樫木祐人
第38話。大工組合の会長ナライさんが、奥さんのハクヨさんとケンカしてしまい、家に帰れない事態に。イワシらが知恵を絞りあって、仲直りの方法を考えるが……。結局、的がズレていた男たちのやり取りよりも、ハクメイたち女性たちのトークのほうが面白かった。しかし、ハクヨさんは体の倍はある長さの包丁を使いこなすのか。

・A子さんの恋人/近藤聡乃
第26話。ネーム作業に苦戦するA子さん。A太郎に別れを告げようとする回想パートで、A子の顔が黒くなる181Pからの展開は、独特の切なさというか妙な迫力があって印象的だった。

・きみのみかた/志岐佳衣子
読み切り。写真を撮るのは好きだが、自分が写るのは嫌いな きみちゃんと、彼女のことを撮りたい文太君の話。写真を撮りたい撮らせないで、イチャイチャする。きみちゃんが、あらゆる手段を講じて自分の顔を隠す様子が面白かったので、終盤まで徹底して顔を描かないでほしかった。

・モテ孝/緒方波子
第6話。大学時代の友人・沢浦さんに連れられて、野球観戦に来た波ちゃん。そこで、基本的にひとりで行動することばかりを考えていることに、人生全体を踏まえたダメ出しをされてしまう。あと、いろいろとハルタ読者を巻き込まないでいただきたい。

・ダンジョン飯/九井諒子
第28話。センシは炎竜のそばで料理の準備をしようとするが、燃料袋に引火しドラゴンの体にも燃え移ってしまう。しょうがないので竜の体を竈代わりにして、ピザ、スープ、ローストドラゴンを作る。ファリンとマルシルがイチャイチャしているシーンも良かったが、ドラゴン討伐現場にダークエルフの姿が……。物語は、まだまだ続きそう。ファリンは、炎竜の体を使って復活したので、魔力がアップしたのだろうか?

・どぼん/柴田康平
デビュー読み切り。古い潜水ヘルメットや空気入れを使って、海に潜ろうとする少女。その目的は? その様子を見ていた別の少女が助けた理由は? と言う話。基本的な雰囲気は悪くないものの、ひと味足りない感じ。オチも、ちょっと唐突な感じがする。

・北北西に曇と往け/入江亜季
第7話。ピッキングして家の中に入った慧は、モノと会話できる能力、そしてレシートの山から三知嵩の行動を推理する。しかし、まさか国際的なスレ違いとはな。次回は、アイスランドで再会できるのかな?

・公安部得意人種課56/菊池まりこ
第3話。特異人種の犯人が逃走。特異課が捜索に向かう。そして、美月が見た予知では常田が逮捕するということだが……。今回は、能力の分類の説明が主な内容かな。たぶん、例外的なD群というのもあるんだろう。

・燕のはさみ/松本水星
第3話。常連客に「不勉強」と言われてしまった燕は、人気のテノール歌手(の髪形)を観に帝劇へ行く。リベンジの散髪シーンは迫力があって良かった。創一郎が燕の仕事ぶりを外から見るという設定も良かった。

・ふうらい姉妹/長崎ライチ
第50回目。今回は4コマではなく、通常のコマ割り。ドラム代わりにして叩きまくってゴミ箱を壊してしまったので、新しい物を買いに行くことに。街中で往年の歌手と出会い、彼女のステージ衣装を作ることになってしまう。このまま続くの?

・おそうじおじさん/大槻一翔
読み切り。極度の潔癖症から、周囲の住人が部屋を汚していることも我慢できない男。新しく引っ越してきた女性はズバ抜けて片付けられない性格だった。居ても立ってもいられなくなり、相手が入浴中にもかかわらず、部屋に侵入し掃除を始めてしまう。主人公はサイコ野郎だけど痛い目に遭うわけでもなく、掃除ウンチクが豊富なわけでもなく、ちょっとどっちつかずだったような印象。

・ネコと鴎の王冠/中村哲也
第3話。アンナがどうやって玖郎にアプローチすべきか? 家族がアドバイスする。最終的には玖郎の方から告白し、見事にカップル成立。次回以降は、2人でビール造りに邁進するのかな?

・碧いホルスの瞳 -男装の女王の物語-/犬童千絵
第12話。今回から副題がつく形に。シトレが情報を流したことにより、セティはネフェルと結婚しようとする。妹を守るために、シェプストは自らの身体を差し出すことに……。重苦しい展開。ウセルと名前を変えたセンムトが、やっぱりカギになってくるのかな?

・不死の猟犬/八十八良
第33話。剣崎ら、別働隊の様子。助けるのは風鈴や雁金だけでなく、切子もだと力説する針魚が良かった。そして、冷凍監獄の前で待ち構えていた兄弟を4人で協力して倒すが、そのとき椿が到着してしまう。枳殻は、即時撤退を決断。残された別働隊の運命は……?

・ストラヴァガンツァ~異彩の姫~/冨明仁
第二章 第14話(通算33話目)。ついにビビアンたちが戦闘に参入。目標は、戦いを扇動したゴルモアただ一人。ジュドがハクの足止めをしマヌエラが深手を負ってしまうが、ビビアンはゴルモアを捕らえることに成功する。が「戦いを止めることはできない」と言われてしまう。このまま、ただ戦闘の行方を見守ることしかできないのか?

・世界八番目の不思議/宇島葉
第23&24話。就活中に不慮の死をとげた三鴨さんが、霊ならではの仕事を探す1本目。死亡と志望、自己と事故といった言葉遊びが面白かった。2本目は、姉の喪中なのに結婚を決めた三鴨妹の話。まさか、この人が第1話の人型USBのモデルだとは。作中のリンクが複雑になってきている。

・ゲス、騎乗前/西公平
第16話。受賞を制覇したあと勢いに乗る牧に、兄・慎一からパーティーの誘いが届く。当然、お祝いするのが目的ではなく、凱旋門賞を制した世界的なジョッキーと同席させて恥をかかせることが狙いだった。でも、いまの牧はコレすらも糧にしてしまうバイタリティがあった。今度の目標はGⅠ制覇。髪は短いので固定なんだな。

・織子とナッツン/原鮎美
ストーリー編第20話(通算57話目)。暫が茅島先生の家に迷い込んでしまう。汚れてしまったことから、探しに来たナッツンたちに素直に教えることができずに、ズルズルと匿うような形になってしまう。途中、訪ねてきたハムハムの目が、メガネをかけていても美少女バージョンだったのが気になるところ。茅島先生のファンだから?

・ネーム散歩/設楽清人
読み切り。ネームに苦戦した設楽先生(クマ)は、夜の街を散歩し、アイデアを探す。そして、ハプニングから1本思いつく。次号にも読み切りが載るんだけど、どうせならこのネタを描けば良かったと思うけど、予告だと違うんだよな。

・ルドルフ・ターキー/長蔵ヒロコ
第40話。これまでルドルフとモモコを匿っていたのが、グリヴ・ブランシュという古美術商だと明らかに。これからも資金提供する資格があるのか?ルドルフがテストに挑むことに。段々と、ルドルフも全盛期の勘を取り戻しつつある様子。あとは、戦力を整えたいところだけど、ペイルやヴェオはどうしているのか?

・転校生 右山/福田星良
読み切り。転校生の右山君は、学校の中庭の木の陰に『見た人は3日以内に死ぬ』という髪の長い生徒の幽霊を見てしまう。生徒会の葉山君は、あの手この手で右山君を守ろうとするのだが、段々とその行為がエスカレートしていく。右山君にとっては災難だったけど、楽しそうな学校でなにより。

・狼の口/久慈光久
最終話(通算36話目)。湖を泳いで逃げるレオポルトを追撃するヴァルター。寸でのところで取り逃がしてしまうものの、心を折るには十分だった。そして『モルガルテン同盟』が結成され、森林三邦のひとつシュヴァイツからスイスという国名がつけられた経緯などが語られる。連載おつかれさまでした。

・まかろにスイッチ/川田大智
最終回。メガ澤にコンタクトレンズをつけさせ、美人状態で固定することに成功した中西君。しかし、心のどこかに物足りなさが……。でも、最終回というのは意外だった。ネタ切れだったのかな?

・予告
次号は、バードさn、マシュマロメリケンサック、百鬼夜行が掲載。大上明久利、柴田康平、長野香子、設楽清人、百名哲の読み切りが載ります。




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  1. 2016/10/16(日) 19:25:29|
  2. ハルタ 31号~
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