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晴耕雨マンガ

天国大魔境の小ネタ募集中/6月は、天国大魔境、ヴィンランド・サガ。

ヴィンランド・サガ 第26巻の感想




ヴィンランド・サガ第26巻の感想です。青空と麦畑っていうのは、最近の情勢を鑑みてのデザインかな。






・第184話 ウーヌゥ
先住民たちが、はじめてアルネイズ村へ。一触即発か!?と思われたが、いぜん渡した物のお礼をしに来ただけだった。イーヴァルが早まらなくてよかった。そして、言葉が通じないながらも自己紹介から握手をすることもできた。でも実際のところ、先住民たちが何と言ったのかは不明なので(部族名だと思ったウーヌゥも違う意味だし)、実は勘違いしていたっていう部分も意外とありそう。

・第185話 ニスカワジージュの夢
トルフィンたちは、ウーヌゥ人たちとの交流を深める。メープルシロップがあっという間になくなってしまう件が面白かった。しかし、助言者・ミスグェゲブージュと予言の才能があるニスカワジージュの考えは少し違っていた。こういった“夢”を重要視するというのは、ノルドにはなかった考え。当然ウーヌゥ人たちもヴァルハラなんかは知らないわけで、こういうところの歩み寄りはまだまだ先なんだろうな。

・第186話 コーデリアの懊悩
カルリたちはブランコの取り合いでケンカに。そして大人たちは土地の権利をめぐって言い争いに。この村では「うんこもらし」が悪口の代名詞なんだな。そして、イーヴァルたちはコーデリアを自分たちの陣営に引き込もうとする。ストルクの説得シーンが、想像以上に不気味だった。あの3人を実質的に仕切っているのは、ストルクなのかもしれない。そして、トルフィンもカルリとの会話を踏まえて、気を引き締める。

・第187話 ニスカワジージュの探検
村に遊びに来たウーヌゥ人たち。しかし、まだ言葉が通じないので上手くいかないことも。ニスカワジージュが家や船を見て回るが……。たぶん、イーヴァルよりコーネリアのほうが怖かったんだろうな。そこからのギョロとのやり取りのシーンも良かった。海外でも「What is this」に相当する言葉が分かれば、そこから物の名前を知っていくことができるって話を聞いたことがある。

・第188話 ヒルドと森の神
村の近くにクマが出没。退治するためにヒルドさんが森に入る。森を探索するシーンやカルリとの会話の回想は、この巻のクライマックスへの伏線という感じか。104ページの「もう昔のことです」とか。それから夜にヒルドさんのところに現れたのは、クマのカムイってことでいいのかな。言葉も通じているし。

・第189話 ミスグェゲブージュの秘術
シャーマンのミスグェゲブージュが危険な儀式を行い、大いなる精霊とつながろうと試みる。そこで視た未来の様子は……。これでウーヌゥ人がトルフィンたちと対立することになる流れになるのは、避けられなくなったか。おまけページの開拓の進捗具合を見るに、あんなに多くの森が切り開かれたら危機感を覚えるのもしかたないか。

・第190話 ラグナロク問答
移民団のなかで親方と呼ばれていたヴァルガルは、もともとヨーム騎士団の戦士だった。トルフィンの解散宣言後は手下たちと海賊稼業に勤しんでいたが……。ヴァルハラの存在に異を唱えるシーンは、トルフィンらしさ全開という感じ。あと、別にクヌートとの関係性も切れたわけではなかったんだな。いつの日か、デンマークと交流できるといいけど。

・第191話 その日
麦を収穫し、パンを焼く。ウーヌゥ人たちとの交流も順調。そんな様子を見てヒルドさんは……。ヒルドさんの初登場は第115話。それが収録された単行本16巻は2015年の発売なので、約7年の時を経ての和解ということか。ここまで来るのにホントに長かったと思う。トルフィンやグズリーズだけでなく、エイナルも涙を流しているのが良い。









ヴィンランド開拓が進むほど、嫌なフラグが立っている気もする。グズリーズのおめでたい報せもそうだし、ヒルドさんが『復讐者』の看板を下ろしたのもそういう意味なのかもしれない。













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  1. 2022/05/24(火) 16:37:59|
  2. 幸村誠/ヴィンランド・サガ
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ヴィンランド・サガ 第25巻の感想




ヴィンランド・サガ第25巻の感想です。いよいよ、ヴィンランド移住が本格的にスタートします。









・第176話 西方航路⑩
ヴィンランドへの中継地点であるグリーンランドに到着。トルフィンはいろいろと相談しようと思っていたが、船乗りをやめたレイフさんの身体はすっかり弱ってしまっていた……。それでも、ヴィンランド先住民からもらったという煙管は、今後のキーアイテムになりそう。ラストの「はい お父さん」というセリフも泣ける。実の父トールズ、戦士の父アシェラッド、そして冒険者としての父レイフさんといったところか。

・第177話 西方航路⑪
ひさしぶりに再会した義姉や弟との会話で、方言が出てしまうグズリーズが微笑ましい。シグやんのところから飛び出したのが第108話だから、だいたい6年ぶり(現実時間)の再会ということか。そして、案の定ギャンブルで借金を抱えたギョロの開拓団参加も決定する。38ページあたりからは、笑いをこらえることができない。今回出番の多かった船乗りの親分も、いい脇役になりそう。

第178話 西方航路⑫
何日も陸地が見えない状態で、大西洋を航行。海中にはヨルムンガンドがいるのでは? 西へ進みすぎて端っこまで行ったら落っこちるのでは? と、船員たちは不安になってしまう。そういうことが信じられていた宗教観・時代だったんだな。そんななか、地球が球体だという仮説をヒルドさんが語り、カルリがすぐに理解するシーンが良かった。前話ではグズリーズが様々な世界を見てきたことを興奮気味に語っていたけど、カルリは4歳でそれを経験しているわけだもんな。他の人とは、価値観がちがう。

・第179話 西方航路⑬
ついに北米大陸に到着。航海に疲れた一部の人間を森の地(マルクランド)に残し、さらに南下する。そして、ついに草原の地(ヴィンランド)に到着する。86~87ページのみんなで喜ぶ見開きが良かった。179話目にしてついにと思われたが……。でも、この先南下を続けたとして、先住民とカチ合わない場所なんてあるのかな?

・第180話 西方航路⑭
南下を続けたトルフィンたちは、ついに開拓に適した土地を見つける。そこが先住民のものではないのか、周囲を探索することに。「私達」と言ったとはいえ、ヒルドさんの態度はいつになったら軟化するのかな。グズリーズやカルリのことも気にしているし、そう遠くはないと思うんだけど。そして、トルフィンは様子をうかがっていた先住民に贈り物を残していく。開拓のことだけでなく、いろいろと考えなくてはならないことは、山積みということか。

・第181話 村の名は
木の伐採、羊の放牧、土地の開墾と、開拓作業が本格化していく。そして、大きな石の上に『女神』の像を設置することに。ノルド圏とギリシャのほうでは、石像の材質やデザイン的なものが根本から違っていて、こういう石像を見る機会もなかったのか。最後のコマで、像を見つめるトルフィンとエイナルの表情、それを見て声をかけるのを躊躇するグズリーズの姿が印象的。

・第182話 いちばん恐ろしい男
トルフィンたちがアルネイズ村を開拓しているのは、現在のカナダのプリンス・エドワード島。海岸線の調査に出たトルフィンだが、またイーヴァルと口論になってしまう。まぁ、海戦うんぬんは抜きにしても船は増やしておきたいよな。それから、戦争を好きになったことのないギョロが「戦争をはじめたら強くなる」と言ったのがちょっと気になる。もう戦わざるを得ない、後のない状況だから全力を振り絞る的なことかな?

・第183話 先住民
トルフィンたちの様子を探っていた、先住民たちの話し合い。追い返すのか、それとも仲良くするのか意見が割れる。畑作はしていないのにトウモロコシなどを知っているということは、島の外との交流はあるんだろうし、その拡大版と考えてくれればいいんだけど。そして、代表者たちがトルフィンと接触をはかろうとする。穏便な話し合いとなるかどうか……。

・「アサシン クリード ヴァルハラ」コラボ番外編
ゲームの『アサシン クリード ヴァルハラ』の主人公・エイヴォルと、バイキング時代のトルフィンが戦っていた?という内容。ただ、ゲームに関しての説明はタイトルのみなので、初見の人はにとってはちょっと?な感じなんじゃないだろうか。











次巻から、先住民との交流が本格化。平和的にいくのかどうか……。













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  1. 2021/07/21(水) 18:34:24|
  2. 幸村誠/ヴィンランド・サガ
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ヴィンランド・サガ 第24巻の感想





ヴィンランド・サガ第24巻の感想です。表紙はトルフィン一家。いよいよヴィンランド移住の準備が始まります。





・第167話 西方航路①
ヴィンランドへの航路の説明。なんとなく1年近くかかる大掛かりなものになるのかと思っていたけど、順調にいけば1月半といった感じなのか。そして、ギョロはヴィンランドに行くつもりがないことが発覚する。この巻では、後の話ではまったく姿を見せず。再登場時は、どういう役割になるのか。

・第168話 西方航路②
トルフィンは、集会の場でヴィンランド移住者を募集する。そこには、戦いの象徴である剣の持ち込み禁止という条件もあった。今回登場した羊飼いの兄弟や、心優しき巨人・ハルヴァルなどが、移住候補者ということか。あと、夕食時の土産話を聞くと、やっぱりミクラガルドでの商売編を読んでみたかっと思う。

・第169話 西方航路③
ハルヴァルが自らの生い立ちを語る。見た目通りトルケルの子供っていうのはそのままだけど、戦場に連れていかれないために母親がウソをつき、女として育てられていたとは。あと、歴史的なことは疎いんだけど、トルフィンたちがイッカクの角を売っているあいだに、デンマーク軍はアイルランドを征服したってことなのかな。

・第170話 西方航路④
奴隷であるコーデリア(ハルヴァルの女性名)は、ハーフダンに連れ戻されることに。ここで、トルフィンが『最初の手段』を使う。戦士としての強さ、農民の技術に加え、商人としての交渉力も併せ持っているとは、バイキング時代は単なる殺人マシーンだったのが、大人になった現在では、様々なスキルが使える万能キャラになっている。

・第171話 西方航路⑤
カルリの靴を直してくれたりオモチャの弓を作ってくれたり、ヒルドさんのお世話になったグズリーズは、劣等感を抱いてしまう。たしかに、これといった特技・個性を持っているわけではないけど、第167話のようにトルフィンを落ち着かせる役目は他の人にはできないからなぁ……。そしてトルフィンのところには、剣を持ったままヴィンランド移住をさせろという人たちがやって来る。どうやって説得するのか?

・第172話 西方航路⑥
剣不要派のトルフィンと、剣を持ち込もうとするイーヴァルの話し合いは、けっきょく平行線の物別れに。仮面をかぶったガングラティはマヌケな外見だけど、意外と切れ者じゃないか。そして話し合いの行方を見極めていたヒルドさんの言葉もグサリとくるものがある。第17巻からのつき合いなのに、まだ完全に分かり合ったわけではないんだよな。

・第173話 西方航路⑦
馬を買うついでに、トルフィンとハーフダンが話し合いをする。ハーフダンの語っているのは、絶対的に強い王と法律と軍隊による統治といったところで、トルフィンは経済を中心にした民主主義みたいな感じか。このときの2人の吹き出しの形が違うのが気になる。四角いハーフダンは剣を必要とする古い考え方ってことかな。イーヴァルも四角いし。

・第174話 西方航路⑧
前話ラストでのハーフダンからの「自分の養子になれ」という申し出に、どう返答するか迷うトルフィン。しかし、このタイミングでシグやんが帰郷する。単行本だと、フリとオチがすぐにくるのでまぁ……という感じだが、雑誌連載時は1ヵ月待ったので前回のヒキはなんだったのか!?と思ってしまった。まぁ、孫を溺愛するハーフダンは面白いけど。

・第175話 西方航路⑨
いよいよヴィンランドへ向けて出港する。みんなの前では明るく振舞っていたトルフィンだが、実際はかなり気合いが入っている様子。エイナルが持ち込んだ『女神』の中身も気になるけど、イーヴァルが持ち込んだと思われる剣がどういう影響を及ぼすのかというのが、今後のポイントか。





次巻では、グリーンランドに立ち寄ったところで、レイフさんとギョロ目がどうするか? というのが、まずは描かれるか。







 




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  1. 2020/10/24(土) 15:57:17|
  2. 幸村誠/ヴィンランド・サガ
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ヴィンランド・サガ 第23巻の感想




アニメ絶賛放送中! ヴィンランド・サガ第23巻の感想です。表紙は最初で最後の?登場シグやん。背後のハーフダンが、マーベル作品のヴィランのよう。




・第161話 シグルドの決断
ケジメをつけ、いっしょにアイスランドに帰ろうとするグズリーズに、シグやんは「キッチリ、トルフィンにフラれてこい」と言う。半分口ゲンカのような感じだったけど、後々の展開的にこれが2人の最後の会話だったと考えると、もうちょっと何かあったのでは?という気もする。友達のデブに言われたけど「海賊に捕まり奴隷になって大ケガをして嫁にも逃げられた」けど、シグやんは、一人の男として大きく成長できたと思う。

・第162話 シグルドの帰郷
シグやんがアイスランドに帰ってくる。第109話で出発したので53話ぶり(連載期間的には約4年半)、作中の時間では約半年ぶり。出発前の宣言通りに、グズリーズを連れ帰れなかった責任を取り故郷の土を踏まずそのまま旅立つことを宣言するが、ハーフダンはそれを許さず。シグやんは、岩場に落ちたトルフィンの甥っ子を助けたんだけど、その時に鉄鎖術を使ったのか、ちょっと気になるところ。

・第163話 シグやんとハトちゃん
鉄鎖でグルグル巻きにされ拘束中のシグやんを、ハトちゃんことハトルゲルドさんが救出する。以前登場したのが第107話(だと思う)ので、これまた長いスパンの話。シグやんは、いろいろとコンプレックスを抱えて育ってきたんだろうけど、幼なじみでカワイイ奥さんがいるって時点で、十分に勝ち組だよ。そのままアイスランドを脱出しようとするが、ハーフダンに先回りされてしまっていた。

・第164話 シグルドの反抗
貧しい土地のアイスランドを豊かにするために、様々なことをやってきたハーフダン。親としての教えを語る。シグやんも、今回の経験で得た考えを打ち明ける。これを鉄鎖を振り回しながら言い合っているのが、ハーフダン家ならではということか。あと、戦闘が本格化する前に、友達たちに距離を取ることを指示したハトちゃん。さすがハーフダン家の嫁という感じ。見極める目を持っている。そして、この話と第166話のラストでハーフダンが言うセリフが、とても良い。

・第165話 シグルドの出立
シグやんの船出。オルム(デブ)たちが、何も言わずについて来てくれるというのが良い。なんだかんだ言って、いい仲間を持ったよシグやん。そして、2年が経過。トルフィンが生まれた村に、船団を率いて帰ってくる。が、それを完全武装で迎え撃つユルヴァが面白すぎる。兜や盾はトールズの遺品だろうに。そんな物まで引っ張り出してくるとか、どれだけハーフダン家からの復讐に怯えていたんだ?

・第166話 血痕
第100話の二の舞を回避し、ユルヴァに現状を説明する。カルリが立って喋っていることに、ちょっと驚きを隠せない。大きくなったな(トルフィンとグズリーズの子供になった)。そして、ハーフダンに商売の成果とグズリーズとの結婚の許可をもらいに行く。ハーフダンの取り計らいで開かれた結婚パーティーの様子は、作中で最も平和な時間かもしれない。ちょっと気になるのは、ヒルドさんの動向かな。あとレイフさんは年を取って、ヴィンランド行きが厳しそうに思えるけど、どうするんだろう?

・さようならが近いので
2004年にイブニングに掲載された読み切りが特別収録。舞台は幕末。新政府軍と幕府軍の戦いの真っ最中という時期。戦場で時代の移り変わりを感じた近藤勇と、病床に伏せる沖田総司の死にざまが描かれる。ハイライトは池田屋事件での沖田と吉田稔磨の会話を回想するところから、庭に入り込む猫を斬ろうとするシーンなんだけど、全編に渡って侍でも士でもなく「さむらい」と、ひらがなで記されているのが気になる。





次巻からは、ヴィンランド移住の準備が始まる様子。








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  1. 2019/11/23(土) 19:05:19|
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ヴィンランド・サガ 第22巻の感想




アニメ放送目前ッ! ヴィンランド・サガ第22巻の感想です。





・第153話 バルド海戦役29
トルケル軍が砦内に突入。その前に門を死守しようとするシグやんへの頭部への、グズリーズ、デブ、ヒルドさんの三連撃が面白すぎる。ヒルドさん、なにも脳震盪間違いなしの一撃を叩き込まなくても……。そしてトルフィンは、ガルムとの一騎打ちに臨まざるを得なくなってしまう。

・第154話 バルド海戦役30
トルケルら本隊が突入するまで、砦の門を死守していた名もなきバイキングのモノローグ。死ねばヴァルハラに行けると信じていたが、待っていたのは静寂に包まれた闇だった。戦いが意味のないものと気づくのが遅すぎたな。それを仲間に伝える術もないし。第145話のヤツと同じく、こういう考え方に気づくバイキングがもう少し多ければ。

・第155話 バルド海戦役31
斧を振り回し「戦争がッ!!! 好きだァア―――ッ!!!!!!」と絶叫するトルケル。「戦争は娯楽」と言い切るガルム。そういった考えを捨てたトルフィンは、自らナイフを手放し「殺さずに勝つ」とガルムを挑発する。46ページからの、トルフィンの一人称視点で描かれるアクションパートが印象的。

・第156話 バルド海戦役32
“上級者”トルフィンは、かつて決闘した時のアシェラッドの戦い方を参考に、ガルムを倒す。KOされているときに見た夢によると、子供のころから戦闘狂だったのか。トルフィンのことを「友達」と言っているけど、こういう形でしかコミュニケーションが取れないんだな。それから、85ページのヒルドさんのセリフは、究極のツンデレのような気がする。

・第157話 バルド海戦役33
フローキは砦を捨てて、バルドルとともに脱出することを決断。しかし、トルケルがシャイング式に乱入してくる。フローキは、隠し玉のユミル(ほぼ大猿)を投入する。何らかの元ネタはあるんだろうけど、ちょっと世界観を逸脱しているような。この混乱に乗じて逃げ出したバルドルは、自殺を考えるが……。できてりゃ、こんな大ごとにはなっていないか。

・第158話 バルド海戦役34
バルドルとフローキを捕らえたことで、戦争は終了。しかし『シメる』役目は、トルケルではなく“大将”のトルフィンが行わなければならない……。それから、砦脱出のドサクサでアイスランドに帰る約束をしてしまったグズリーズは、どうするのか? ケガの治療中のシグやんは、本当に寝ていたのだろうか?

・第159話 バルド海戦役35
ヨーム戦士団の新団長に就任したトルフィン。さっそくバルドル&フローキの開放、砦の放棄、騎士団の解散の3つの命令を下す。まぁ、こうするしかないだろうし、こうするのがイチバンだと思う。望んでいたものを手に入れたバルドルの、159ページの表情が印象的。あと、156ページのトルフィンにピースするトルケルは、未来に帰るトランクスを無言で見送るベジータか。

・第160話 バルド海戦役36
騎士団解散の借りを返すため、トルフィンはトルケルと決闘しなければならなくなる。しかし、ここでグズリーズが待ったをかける。女ならではの強さってことか。そして、この告白を聞いたシグやんはどうするのか? それからトールズの墓は、あんな状態なんだろうか。墓標があったというだけでもヨシとしなければなならない時代なのかな。







バルド海戦役は36までだから、足掛け3年の長いシリーズだったわけか。次巻、グズリーズはどんな決断を下すのか?






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  1. 2019/06/22(土) 18:48:42|
  2. 幸村誠/ヴィンランド・サガ
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