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晴耕雨マンガ

天国大魔境の小ネタ募集中/10月はトクサツガガガ、スピドメ、天国大魔境、フルット。

最近買ったマンガの感想 2019冬

『このマンガがすごい!』で上げられたなかでチェック漏れだったものを、年末年始&インフルエンザにかかってヒマだった時期に多く読んだので、まとめて感想を書いてみたいと思います。


・アンドロイドタイプワン/YASHIMA/双葉社
人型アンドロイドが普及して、家事をしたり子供の遊び相手になったりするのが珍しくないという世界観。様々なIOTとリンクしていたり、不法投棄が問題になったりといった地に足の着いた良質のSF。メイン2人の関係性をもう少し読んでみたかったが、話は謎のアンドロイド『ノイエ』をめぐる方向にシフトしていく様子。


・異世界おじさん/殆ど死んでいる/KADOKAWA
17歳で事故に遭ったおじさんが、17年ぶりに目を覚ます。その間おじさんは、異世界で大冒険をくり広げていた。作者は同人界隈で名のある人らしく、さすがに面白い。ツンデレエルフなど、異世界での波乱万丈の体験談も面白いのだが、おじさんの人生ともいえるS●GA関連ネタもキレッキレ。近代サブカルチャー解説書的な側面もある。


・乙女文藝ハッカソン/山田しいた/講談社
IT業界などで行われる『ハッカソン』を小説でやってみようという異色作。まだ本番は先のことなので、現状は各キャラの紹介と小説創作ウンチクといったところ。構成の練り方とかアイデアの出し方とか、いろいろとタメになる。文科系チームバトルというジャンルは唯一とも言っていいので、今後は、それをどうやって見せていくのか。


・恋する寄生虫/三秋縋・ホタテユウキ/KADOKAWA
コンピューターウイルスを作った潔癖症の男と、寄生虫に詳しい視線恐怖症の女の子の恋愛モノ。仲を深めた2人に、1巻のラストで衝撃の事実が告げられる。デートで行った寄生虫館での、ヒロインの話がとても興味深かった。そのあたりの空気感が良かっただけに、次巻以降は違うテイストになりそうなのが、ちょっと心配。


・セイキマツブルー/ヒロタシンタロウ/ワニブックス
恐怖の大王と、強大な昆虫。異形の存在を間に置いた、少女2人の友情モノ2編をおさめた短編集。心の距離感の描き方は上手いし、クリーチャー描写なんかは新人離れしている。初単行本でこの内容なら、十分に及第点だと思う。


・パンダ探偵社/澤江ポンプ/リイド社
遺伝子の病気により、人間が完全に動物に生まれ変わってしまうことがあるという世界観。主人公の半田は、ジャイアントパンダになりかけの状態で、同じ変身病を患った人たちの問題に関わっていく。とても優しく、そして寂しいトーンの話なのだが、吹き出しの外の書き文字がいい味を出していると思う。こういうのは『動物のお医者さん』からの伝統か。


・ライドンキング/馬場康誌/講談社
プーチン似の大統領がテロリストに襲われたことをキッカケに異世界へ。かねてより持っていた『騎乗欲』を満たすため、持ち前の格闘技術を駆使してモンスターと戦っていく。出オチになりやすいテーマだけに、どうやってストーリーを展開させていくか。プロレス関係の小ネタも豊富。


・ロジカとラッカセイ/紀ノ目/新潮社
ゆるいキャラクターたちが織りなす、ちょっとブラックなストーリー。1話完結スタイルで、それぞれの話のバリエーションや、オチのつけ方が上手い。ところどころで描かれるブラックな要素もいいアクセントになっている。個人的には、ミセス・グレイスに大仕掛けがあるような気がする。













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テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2019/01/18(金) 17:54:55|
  2. そのほかの漫画
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はじめアルゴリズム 第5巻の感想




はじめアルゴリズム第5巻の感想です。



#(38)=(ハジメ少年の事件簿)
内田が不在。よっちゃんも休みという夜に、不審な物音が。ハジメはユリさんを守ろうと、庭にトラップ(草を結んだやつ)を仕掛ける。それに引っかかったのは……三津也だった。前巻ラストからそのまま内田邸に来て、また金を借りようとしていた様子。同じく戻ってきた大貫と、昔話に花を咲かせる。しかし、19Pの表情は完全に悪役なんだけど、その後の展開的に、どう考えたらいいのか? ハジメが数学で更生させるのか。

#(39)=(ハジメテノキモチ)
捕まると鬼の靴下を嗅がなければならないという、恐怖の遊びをしているハジメのところに、偶然ハっちゃんが現れる。嫉妬するカンタたちから逃げる時に手をつないで走るシーンが印象的。これは次の話との対比にもなっているけど、ハっちゃんのストーリーラインでも重要な意味を持ってくるか。そして、ハっちゃんのシャンプーの香りにハジメもトキメキを覚えた様子。でも、40P3コマ目のイメージ女性は誰だろう? ハッちゃんでもヒナちゃんでもないでしょ?

#(40)=(今年の夏は)
ハジメがよっちゃんと、大文字焼きを見に行く。つまり、12話から1年が経過したということ。このへんの時間経過に関する説明が、作中でもうちょっと欲しいところ。そしてよっちゃんの新しい『運命の人』に関して、ハジメが数学的にダメ出しをする。よっちゃん、すぐにお金を貸しちゃうし、ダメな男に引っかかり続ける人生を送りそうで心配。それから、本業?は劇団員ということが判明する。

#(41)=(桶屋の儲け額は増やせる?)
カンタの家の広い庭(お寺なので)で、野球をやるハジメ。そこで様々な偶然が重なり、ミラクルホームランを打つ。そのことから、すべての事象を数学で予想できるのでは?と考える。残像を残して移動するような、68Pの一枚絵が素晴らしい。カンタ父から『風が吹けば桶屋が儲かる』の話を聞き、さらに頭をめぐらせるのだが、なぜ住職なのにヤクザのような外見になってしまったのか? いいキャラだけど。

#(42)=(カオスは予測でいない?)
というハジメの考えを、内田が『カオス理論』を使って解説する。バタフライ・エフェクトとか、馴染みのある単語もあったので、比較的理解しやすい内容だった。「人はすべてを予測できない… でも人間は世界を理解できないっていうことではない」のシーンが、この巻のハイライトかな。ハジメがキラッキラしているし。そして、三津也が金を持っていってしまったので、内田家の金銭事情が厳しくなってしまう。

#(43)=(テジマの発見)
ここでテジマ視点の話に。現在はイギリスに留学中だが、そこで有名な教授に師事しているとか高度な問題に取り組んでいるわけではなく、ある意味ふつうの学生生活を送っていた。いまは、数学以外の様々な物事を体験吸収し、いつかそれを数学にフィードバックしようというところか。それから、留学先の学校はどのあたりにあるんだろう? あんまり大都会っぽい雰囲気じゃないし、ロンドンではないか。

#(44)=(ハジメとひまわり)
内田家の財政を救うため、テレビ番組に出演し賞金を稼ぐハジメ。しかし、96時間テレビで、スーパーさとし君で、パジョロとかずいぶんと詰め込んできたな。そして、ひまわり畑でカナブンを捕まえていたハジメは、種の列がフィボナッチ数になっていないヒマワリもあることから、いろいろと考えをめぐらせる。ストーリーの都合もあるんだろうけど、ハジメの言っている「流れ」がちょっと分かりにくかった。

#(45)=(ハジメとミツヤ【前編】)
誘拐しに来たという三津也に、あっさりとついていくハジメ。とりあえず、テレビの賞金が振り込まれる翌日まで行動をともにすることに。いっしょにラーメンを食べたりラブホテルに泊まったり、ちょっとしたロードムービー感が良かった。途中で三津也は「誘拐もまともにできねぇのかよ…」と言うけど、実際に欲しいのはお金じゃなくて成功体験だったりするんだろうな。内田は、三津也のことほとんど褒めたことがないんじゃないか?

#(46)=(ハジメとミツヤ【後編】)
ハジメと三津也は、夜のラブホテルで『無限』について語り合う。数学から離れ、酒を飲みながらでもハジメの話に合わせることができるので、三津也も実際はそれなりのレベルの数学者なんだろうな。それから、解放されて戻ってきたハジメを抱きしめる内田の姿がグッとくる。心配したのは当然だけど『よその子を預かっている』という責任感ものしかかっていたんだろうな。

#(47)=(ハジメの導き方)
夏休みの宿題として『ダンゴムシ天国』を作るハジメ。しかし、興味はいつのまにか数学の『集合』のほうへと移っていった。それを見た手嶋祖父が例えに出す『シェルピンスキーのカーペット』は、ジョジョでD4C戦のときに出てきたヤツか。そして手嶋祖父は、ハジメは「ここにいるべきではない」と切って捨てる。確かに内田は、三津也、大貫と育成に失敗しているしな……。




予告で靴下をいじられるハジメが、すでに面白い。







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  1. 2018/11/25(日) 18:17:21|
  2. はじめアルゴリズム
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うなじ保険 の感想




平方イコルスン『うなじ保険』の感想です。前の作品集『駄目な石』からは、約3年半ぶりの発売となります。



・装丁
『成程』からはじまり『スペシャル』でも白基調の表紙デザインだったので、緑がベースに使われているのは新鮮な印象。あと『駄目な石』にくらべて吹き出し内の文字が大きくなって読みやすくなっています。

・内容など
楽園本誌に掲載された15本、およびweb増刊に掲載された12本の計27本のショートストーリーが収録されています。『成程』『駄目な石』では、楽園連載陣などのゲスト寄稿がありましたが、今回はナシ。他の楽園系の単行本を買っていないので分からないですが、方針の変更があったのかも。

・カップル尾行
いつか来る自分が交際するときに万全の備えを期すため、他のカップルを尾行調査することを日々の生業としている、阿和&鳴見コンビをメインとした話が9本掲載されており(全体の1/3)、これが縦軸の役割を果たして単行本全体をまとめている印象。相対的な恋愛強者の姫カットの子や、様々なスキルを持つ堀江が加わることによって、ちょっとした日常モノみたいな雰囲気にもなっています。おそらく、次の作品集にも登場してくるはず。

・オカルト
今回はオカルト関連というか幽霊が登場する話も多く、もうひとつの軸を形成している印象。なかでも『断然』は、校内でお祓い用の棒を持ち歩いている星村さんの正体についてアレコレ言う部分に大半が割かれ、真相が判明するのにわずか1/3ページしか使っていないという構成の妙も味わえます。

・強引
そして、ベストエピソードを選ぶとするなら『強引』となるでしょうか。ある女性がスマホらしき道具に施された呪い?の力を使って、恨みのある男性を爆死させるという内容。イコルスン作品らしく、女性の動機や殺害方法など多くは語られないので想像で補完しなければならない部分が多く、余計に不気味な雰囲気を増長させている印象。仲介業者らしき女も、目の感じや歯を見せて笑うところなど、他の作品の登場人物とは一線を画すオーラを醸し出している。再登場を期待したいところ。


個人的な好みは『設置』の目やにを取ってもらおうとする子。





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  1. 2018/10/01(月) 14:24:02|
  2. 平方イコルスン
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はじめアルゴリズム 第4巻の感想




はじめアルゴリズム第4巻の感想です。


#(28)=(デルタの怪人)
鴨川デルタに現れる謎の怪人『デルタの怪人』(そのまま)が、学校で噂に。ハジメたちが捕獲に乗り出す。クラスメイト達は妖怪や宇宙人といった荒唐無稽な噂を冗談半分に話しているけど、ハジメだけは「どんな質問をされるんだろう?」と、目を輝かせているのが面白い。本当に宇宙人にさらわれたとしても、ハジメなら何とかなりそうな気がする。

#(29)=(怪人のキモチ)
5日間にわたる粘り強い捜索の結果、捕まえたデルタの怪人の正体が大貫次郎と判明。第13話で見つけたフェルマーの小定理を書いた人物を捜して、鴨川周辺をうろついていたらしい。内田のところへの出入りが許可され、ハジメと数学について話すうちに初心を取り戻し子供の姿になる演出が印象的。でも、その後の自宅に帰ったときの様子が気になる。なんか自殺してしまいそうなダウナーな雰囲気。

#(30)=(ヒナちゃんの悩み)
ダンスが苦手なヒナちゃんが、内田邸で秘密特訓。上手く踊れた時とそうでないときの違いをハジメが考えた結果、動きを一筆書きできることに気づき、そこから『ケーニヒスベルグの橋の問題』へと話が広がっていく。ハジメと大貫が楽しそうに話す様子を見て、気持ちを入れなおすヒナちゃんの様子が印象的だけど、衣装は勝手に持ち出しちゃダメだと思う。

#(31)=(いろんな形、いろんな面【前編】)
カンタの仕切りで、悩み相談をすることになったハジメ。その中で後藤に好きな子がいたり、クラスメイト達に様々な一面があることを知る。そこにミョウバンの結晶作りと、前回の一筆書きの問題を絡めて『別々の多角形にも共通点があるのでは?』と考える。なんとなく、ハジメが普通の授業を受けている様子が新鮮だった。

#(32)=(いろんな形、いろんな面【後編】)
図形の共通点を考えるハジメ。平面図形は、頂点-辺+面=1(三角形だと3-3+1=1)。正多面体だと必ず答えが2になることに気づく。『オイラーの多面体定理』に自力でたどり着いたハジメは、内田の解説を聞く。「いくらでもありそうな感じがするのに~」とハジメが言っている通り、正多面体が5種類しかないというのはちょっと意外。

#(33)=(数学と音楽と内田豊【前編】)
学校に忘れてきたピアニカの代わりに、寝たきりの内田の妻の部屋にあるピアノで宿題の練習をするハジメ。様子を見に来た内田に「数学と音楽って似ている」という話をする。ここから、内田の過去編へ。数十年前、テレビに出演しまくっていたときに、ピアニストの美作ユリさんとの出会ったことが描かれる。この話に限らず、この巻では内田の暗い表情が多いのが気になるところ。

#(34)=(数学と音楽と内田豊【中編】)
美作さんの演奏を聴いた内田の感想。音楽にも数学の中にも、様々な揺らぎがあるという話になる。美作さんが「みんな揺れ動いているってことですね……」と言われたときに、内田の心も揺れ動いたわけですね。分かります。子供も産まれ、順調に結婚生活が進むかと思われたが……。ここから内田の人生は、低迷期に入っていくわけか。

#(35)=(数学と音楽と内田豊【後編】)
テレビに出るのを止め、かといって数学の研究が上手くいくわけでもなく、三津也とも決別しドン詰まりの状態。それでもユリさんは、病気の身体をおして内田を励まし続ける。「揺れ動き続けて」という言葉は、英語にすれば『Like a Rolling Stone』みたいなことだよな。ハジメの言葉で、また音符と数字の重なったイメージが見えるようになるのが良い。

#(36)=(ヒナとハチ)
いつのまにか中学でボッチになってしまっていたハっちゃん(天才少女なので腫物扱いに)。たまたま出会ったヒナちゃんに悩み相談しようとするのだが……。2人の話のかみ合わなさも面白かったが、黄金比と白銀比の話も良かった。ドラえもんって白銀比だったのか。ラストではハっちゃんにも友達ができたけど、やっぱりハジメが中学に入ってからが本番かな(なんの?)。

#(37)=(世界も楽しんでる)
三津也は、寝起きに内田とハジメの出演しているテレビを、偶然目にしてしまう。そのことで何らかの決意をした様子。夕暮れに内田邸に向かうが、ハジメに何もなければいいが……。そして、大貫による『リーマン予想』のザックリとした説明が行われる。178Pの『ゼータ関数のゼロ点が一直線に並ぶ』部分は、よく分からなくても「おぉ」と思わせるものがあった。





大貫は無精ひげはなくなっていたけど、服はダボダボのスウェットのまま。内田は何か買ってやれよ。






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  1. 2018/08/26(日) 14:17:30|
  2. はじめアルゴリズム
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はじめアルゴリズム 第3巻の感想




はじめアルゴリズム第3巻の感想です。今巻から登場人物紹介がついたんですけど、ハジメの顔が美少年すぎる。目もキラキラしているし。



#(18)=(ハジメのオワリ!?)
数検に落ちて以来スランプのハジメ。『数学ができなくなるのでは?』という恐怖心から、何度も水の中に沈むイメージが脳裏をよぎる。後の話で分かることだが内田には育成失敗の経験があり、うまいアドバイスを送ることができない。ハジメは連休を利用して実家に帰るが、持ち帰った課題に手をつけることができず……。その時に現れたのは、ヒナちゃん!

#(19)=(ハジメのハジマリ!?)
たとえ厳しく辛い道のりが待っていようとも、自分がアイドルになることを疑わないヒナちゃん。その話を聞いてハジメの視野が広がり、数字のイメージが復活する。32~33Pのマトリックス風見開きはともかく、30P1コマ目は数字だけじゃなく記号なんかもあったほうが良かった気がする。京都に戻ったハジメに内田が用意した問題は……?

#(20)=(見えていない世界)
1+2+4+8+・・・=-1。普通に考えればありえないが、数学の世界ではこういうこともあり得る。内田は新しい概念を獲得し、誰も見たことのない景色を見ることをハジメに求める。この問題は巻末記事でも解説されているけど、ちょっと個人的に難易度が高かった。そしてハジメは、数検1級に合格する。年に何回試験が行われるかわからないけど、前後の描写的に1月~2月くらいなのかな?

#(21)=(数学少女・剛田ハチ)
数検の試験会場で知り合った剛田ハチちゃん(中1)が、コンパスを返しにやって来る。サザエさん風お団子ヘアにマロ眉という顔立ちが、なんだかカワイらしい。この後の描写的に正ヒロインということになるのかな。そして、ご当地アイドルHAK794に合格したヒナちゃん、よっちゃんと3人で200個のチョコを年齢に応じて分けるのだが、内田はなぜこんな大量のチョコを持っていたのか? バレンタインか?

#(22)=(平行線【前編】)
内田の息子・三津也が、金の無心に現れる。怒りを見せ追い返そうとする内田との話は平行線をたどる。そんなときハジメは『平行線って、実は交わるのでは?』と考える。第13話で登場した大貫しかり、こういう数学によって人生が狂ってしまった大人たちは、物語的にはどういう役割があるんだろうか? 反面教師的なものなのか、何らかの障害となるのか。

#(23)=(平行線【後編】)
平行線も、3次元だと交わりうる点が見つかる。つまり、いまはいがみ合っている親子もいつか和解する日が……という内容。ただ、これはハジメではなく内田がどうにかしないといけない問題だな。それにしても、内田は金庫に札束が入っているほどの金持ちだったのか。描写はないけど、講演や執筆なんかでそれなりの収入があるんだろうな。

#(24)=(円周率の日 その1)
3月14日は、円周率の日。ということで、ハっちゃんとグレートグレーマンの映画を見た後に、円周率の話をする。『多角形で挟み撃ち』というフレーズが、数学っぽくなくて面白い。ハっちゃんは遠くの中学に行く可能性があるらしいけど、ここは地元に残ってほしいところ。もう完全に、ハジメのことを好きになっているみたいだし。

#(25)=(円周率の日 その2)
前話と同じ出だしから、ハジメが転校してくるまで『数学と言えば』でおなじみだった、後藤というクラスメイトに視点が移る。ハっちゃんとのデートを尾行していたり嫌なヤツなんだけど、ハジメは気にせず……という内容。まぁ、箸休めエピソードという感じ。この巻では、2話で1エピソードという構成が増えたと思う。

#(26)=(すべて一緒)
手嶋は留学を視野に入れて、イギリスに渡っていた。しかし、手ごたえはなく心に何か引っかかっている様子。帰国してすぐに(?)ハジメに会いに行く。まぁ、漫画というか物語的には突然現れるのがセオリーなんだけど、この2人は互いの連絡先とか交換してないのかな? 158Pから始まる連続見開きで、世界の境界があいまいになりぼやける描写が印象的。

#(27)=(見えるもの)
数学では、数字や図形などで様々なものを『分ける』。では、分ける前はどうなっているのか? というのが、ハジメが興味を抱いていること。右と左の例えや、手嶋が言ったトポロジーの説明など、この巻で最も数学的なウンチクが面白かった。これから挑んでいくテーマとしては、数式が並ぶものよりも、こういった感じのもののほうがマンガ映えしやすいか。






次巻では『デルタの怪人』が登場?








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  1. 2018/05/26(土) 20:03:00|
  2. はじめアルゴリズム
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