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外天楼 の小ネタ

『外天楼』から小ネタを集めてみました。

・作品の性質上、絶対にネタバレを見たくない。
・自分で小ネタや伏線を見つける楽しみを奪われたくない。

という人は注意してください。







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・タイトル
外天楼 → get ero をもじったもの?(naofumさん情報) → 作者がツイッターで俗説だと否定(2020/11/16)。

・カバー
登場キャラクターの中で、アリオとキリエだけ、ツルツルとした加工になっている。
丸くツルツル加工されているのは雪。タイトルと作者名の赤い部分は血を表している。(osafuneさん情報)
カバー下は、死亡したキャラクターが雪空の中で浮かんでいるような演出。(ELさん情報)

・登場人物
鰐沼アリオ → 中井英夫『虚無への供物』に登場する「氷沼家」「光田亜利夫」から。(まつしろさん情報) また、イルカを1文字ずらすとアリオになる。(名無しさん情報)
鰐沼キリエ → 作者の別作品『それでも町は廻っている』に登場する紺桐絵から。キリエ(もしくは、キリエ・エレイソン)はミサ曲において『主よ憐れみたまえ』という意味。(isiusuさん情報)

・第1話
12P FART → いやな奴、という意味。
13P テラエロス → 作者の別作品『それでも町は廻っている』(以降、『それ町』)の登場人物、真田が持っていたエロ本と同じタイトル。
15P 奮街王 → ???
19P 江口枝郎 → 口をろと読んで、エロいだろう。

・第2話
30P 宇宙刑事ズバン → '80年代の特撮ドラマ『宇宙刑事ギャバン』とスーパー戦隊シリーズの一作「轟轟戦隊ボウケンジャー」に登場するキャラクター『大剣人ズバーン』を合わせたもの。(名無しさん情報) マスクのデザインは特撮ドラマ『仮面ライダーカブト』に登場する仮面ライダーザビー(マスクドフォーム)が元ネタ。(つぼやんさん情報)
31P 「11人いる!」 → 萩尾望都の名作SFマンガ。『それ町』でもネタに使われた。
31P 3コマ目。ムチを胸元に収納するミルダ参謀。(名無しさん情報)
34P 「悪魔騎士団 参謀・ミルダである」 → 作者の短編作品『デーモンナイツ』に登場している。
35P 十返舎 → 江戸時代の浮世絵師、十返舎一九。
35P DECCHI UP → デッチ あげ。
39P 3コマ目。酔拳をくり出すズバン。
40P 通りすがりの探偵の服装 → 横溝正史の小説の登場人物『金田一耕助』のもの。
43P 4コマ目。戦闘員3人の攻撃を受けるが、反撃のパンチは当たりそうもないズバン。
51P 宇宙探偵ディテクト → 英語で探偵を意味するDETECTIVEから。
52P 「プロデューサーの粳間」 → 作者の別作品『ネムルバカ』に登場した音楽プロデューサーと同じ名前。
52P 取り調べをしている刑事 → 山上さん。第4話で名前が判明する。
54P アリオの食べているちくわが長い。

・第3話
58P 1コマ目。背景の建物 → 小原眞司『菫画報』において主人公の星之スミレがバイトした謎の工場の外観と似ている。
65P 2コマ目。手にもっているのは、バールのようなもの。
70P 3コマ目の刑事 → ロボット課の間宮刑事。第6話で名前が判明する。
71P 芹沢さん → 『それ町』に同じ名前同じ外見のキャラクターが登場する。
71P 4コマ目の学者 → 第5話の討論会に出席する河森学。

・第4話
トビラ 冴子が吸わないタバコをくわえている。
74P 「桜が咲いた!?」山上さん、タバコを吸えず。(名無しさん情報)
75P 「バカヤロウ!血のりじゃねぇ 地の利だ!!」山上さんタバコを吸えず。(名無しさん情報)
78P 「バカヤロウ!そんな場合か!!」山上さんタバコを吸えず。(名無しさん情報)
80P 下井仰臥 → 死体 CORPSE。CORPSEは死体という意味。
91P 桜場「いいから トライ トライ トラーイ」 → ウルフルズ『ガッツだぜ!!』の歌詞より。
96P 最後のコマ。山上さんタバコを吸えず。(名無しさん情報)
全体 島田荘司『斜め屋敷の犯罪』をモチーフにしている。(通りすがりさん情報)

・第5話
100P 鬼口獰牙 → 鬼畜 外道のアナグラム。
101P 戸川「ヒトじゃないとだめなんですか? ハトじゃだめなんですか!?」 → 蓮舫議員の事業仕分け会議における「2位じゃだめなんですか?」発言から。
104P 鬼口の死体を見ても平気な桜場 → 第4話で下井の死体を見たときは吐き気を催していた。この事件までの期間中に死体に慣れるほどの経験をつんだ。(名無しさん情報)
104P 桐江 → 『それ町』の登場人物、紺双葉の母親・紺桐絵と同じ名前。
オマケ 桜場のポーズ → 作者の別作品『それでも町は廻っている』の主人公、嵐山歩鳥も第50話で同じポーズをしている。

・第6話
タイトル 東野圭吾『容疑者Xの献身』。
126P 山上さんの額のキズ → 第4話で落下したときに負ったもの。
127P 「お前が食うのかよ!」山上さんタバコを吸えず。(名無しさん情報)
128P 諸葉健 → 諸刃の剣。
130P 潟山県 → 『ネムルバカ』の登場人物、入巣柚実の出身地。
137P 諸葉が運んでいる黒い物体 → ???
145P 1コマ目。山上さんタバコを吸えず。(名無しさん情報)
146P 「なんだと!?」山上さんタバコを吸えず。(名無しさん情報)

・第7話
タイトル 横溝正史『犬神家の一族』。
155P 宇宙弁護士ディファン → 英語で『弁護』を意味するDefenceから。(つぼやんさん情報)
157P アリオの皿のちくわが長い。

・第8話 
170P 桜場の拳銃 → グロック社製のもの。映画などでよく使われる。(ガガンボさん情報)
173~180P 芹沢の食べるおでんの具がコロコロ変わる。 タコの足 → さつま揚げ → 巾着 → 昆布巻 → 牛すじ → たまご → ダイコン → コンニャク → ごぼ天。(REXさん情報で補足)
183P フェアリー社のロゴ → FAIRY のFの形になっている。
191P 不自然な膨張を続ける人口生命体のビンの番号が28 → 大友克洋『AKIRA』のアキラがつけられたナンバーと同じ。

・最終話
195P ススメ ススメ ヘイタイ ススメ → 戦前の日本で使われていた国語の教科書に掲載されていた一文。

・奥付
死んだ人、子供時代の人が関係なく登場人物が全員並ぶことで、演劇のカーテンコールを意識している。(珠ちゃんはさん情報)












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コメント

いつも楽しく拝見させていただいております!

さて、私も拝読しましたので小ネタの提供を。

4話の密室トリックを暴くまでのネタは、島田荘司の「斜め屋敷の犯罪」が元ネタかと思われます。

これからも更新よろしくお願いします。

Re: タイトルなし

> いつも楽しく拝見させていただいております!
ありがとうございます。

> さて、私も拝読しましたので小ネタの提供を。
> 4話の密室トリックを暴くまでのネタは、島田荘司の「斜め屋敷の犯罪」が元ネタかと思われます。

自分は読んだことがなかったんですけど、いろいろとネタバレ感想などを見てみると間違いないみたいですね。

> これからも更新よろしくお願いします。
はい。頑張りたいと思います。

通りすがりさん、コメントありがとうございました。
本文に反映させていただきました。



少しだけ追加を

芹沢の食べるおでんの具
さつま揚げと昆布巻きの間に巾着を食べてます。

Re: タイトルなし

> 少しだけ追加を
>
> 芹沢の食べるおでんの具
> さつま揚げと昆布巻きの間に巾着を食べてます。


本当ですね。吐き出したアリオのほうに気を取られていました。

REXさん、コメントありがとうございました。
本文に反映させていただきました。



御無沙汰です

「外天楼の感想」にて、桜場刑事はロボットか?と仰っていますが、彼女の死体のコマでは、僅かに流血が見られるかと。鼻血も出てませんか?

購入当初、表紙カバーに「白い丸い何か」があって、なんだこれ?と思ったのですが、これは「雪」なんですかね?ラストの雪のシーンの伏線?だとしたら、タイトル作者名の一部分が赤いのは雪原の血ですかね?

しかし、なかなかの良作ですよ。「感想」で仰っているとおりかと思います。

物語はありがちの定番ですが、とにかく「構成」と「演出」が上手い。さすが石黒氏。また、こんなに暗い結末とは予想しませんでした。桜場刑事はひょうひょうと手柄を立てるのかと思ったら、まさかの最後。私が気になるのは、キリエは、アリオのことを息子と弟、どちらと認識していたんですかね・・・

カバーと言えば

カバーと言えば……ですが。
某錬金術師のように、カバー裏の表裏表紙はお星様の中をお亡くなりになった方々(カバーから生存者の山上刑事を覗いた面々)が浮かんでいますね。
と、初見時は思ったのですが、
osafuneさんのコメントを読んで改めて見てみると、こちらも雪の舞う夜空にも見えますね。

Re: カバーと言えば

お久しぶりです。
> 「外天楼の感想」にて、桜場刑事はロボットか?と仰っていますが、彼女の死体のコマでは、僅かに流血が見られるかと。鼻血も出てませんか?
感想のほうは、ワッと読んだ勢いでガッと書いているので、あとから読み返すと「ここは、もうちょっと…」みたいなときがあります。桜場刑事も『ザキン』という金属っぽい音と傷口からの血が全くないことから「ロボットでは?」と思いましたが、初登場の第4話でお腹を鳴らしてチーズきつね丼を食べたり(取調室でカツ丼食べたり)アリオと対峙したときに息が白かったりと、ふつうに人間なんですよね。

> 購入当初、表紙カバーに「白い丸い何か」があって、なんだこれ?と思ったのですが、これは「雪」なんですかね?ラストの雪のシーンの伏線?だとしたら、タイトル作者名の一部分が赤いのは雪原の血ですかね?
あぁ、確かにそうですね。ラストシーンとカバーをリンクさせるというのも、なかなかニクい演出ですね。こういうところにも、何度も読み返してしまう秘密がある気がします。

> しかし、なかなかの良作ですよ。「感想」で仰っているとおりかと思います。
> 物語はありがちの定番ですが、とにかく「構成」と「演出」が上手い。さすが石黒氏。また、こんなに暗い結末とは予想しませんでした。桜場刑事はひょうひょうと手柄を立てるのかと思ったら、まさかの最後。私が気になるのは、キリエは、アリオのことを息子と弟、どちらと認識していたんですかね・・・

第1話のときは理解のいい姉のようであり、最終話で「遅くなるなら連絡しなさいよね」と言ったところは息子を心配する母親のようであり、そのあとアリオが鬼口と決着をつけに行くときの「…ごめんね」は、ともに鬼口に生み出された人間ではない何かとしての仲間、のようにも感じられます。どれか1つということはなく、いろんな感情が混ざっていたのではないでしょうか?

> カバーと言えば……ですが。
> 某錬金術師のように、カバー裏の表裏表紙はお星様の中をお亡くなりになった方々(カバーから生存者の山上刑事を覗いた面々)が浮かんでいますね。
> と、初見時は思ったのですが、
> osafuneさんのコメントを読んで改めて見てみると、こちらも雪の舞う夜空にも見えますね。

そうですね。こっちも雪と考えたほうが全体的にシックリきますね。それにしても、奥付のキャラ勢揃いの中で生き残っているのは、山上刑事、間宮刑事、諸葉健、ダイチ(宇宙刑事ズバン)だけですか。なんか、切ないですね。


osafuneさん、ELさん、コメントありがとうございました。
本文に反映させていただきました。




宇宙刑事ズバン、
千夜一夜物語(アラビアンナイト)の
「大臣と賢人ズバン」も元ネタに若干絡んでいるかも知れません。響き的に…

Re: タイトルなし

> 宇宙刑事ズバン、
> 千夜一夜物語(アラビアンナイト)の
> 「大臣と賢人ズバン」も元ネタに若干絡んでいるかも知れません。響き的に…

ちょっと調べてみましたら、戦隊物の『轟轟戦隊ボウケンジャー』に『大剣人ズバーン』というキャラクターが登場します。仲間なのに、巨大ロボットで戦う時には剣に変形して武器になるという、なかなかインパクトのあるキャラのようです。ネーミング的に元ネタはアラビアンナイトの賢人ズバンなんでしょうけど、特撮ドラマというシチュエーション的にこちらのほうが、元ネタだと思います。

コメントありがとうございました。
本文に反映させていただきました。



宇宙刑事ズバンの顔とか

第2話:
石黒作品に登場する特撮キャラは特定のモデルが分からないようにデザインされている事が多いですが、宇宙刑事ズバンの顔は、「仮面ライダーカブト」に登場する仮面ライダーザビーのマスクドフォームがモデルですね。
あと、戦闘兵はシンプルすぎるので偶然かもしれませんが、ラムダ(ルパン三世に登場するロボット)がモデルのような気がします。

155P 宇宙弁護士ディファン
「弁護」を意味する「defense」が由来ではないでしょうか。

Re: 宇宙刑事ズバンの顔とか

> 第2話:
> 石黒作品に登場する特撮キャラは特定のモデルが分からないようにデザインされている事が多いですが、宇宙刑事ズバンの顔は、「仮面ライダーカブト」に登場する仮面ライダーザビーのマスクドフォームがモデルですね。
>
画像を調べてみたら、確かに似てますね。しかし最近の仮面ライダーは、いくつもの形に変身できたり、ひとつのライダーに複数の人間が変身できたり、いろいろと進歩してるんですね。

あと、戦闘兵はシンプルすぎるので偶然かもしれませんが、ラムダ(ルパン三世に登場するロボット)がモデルのような気がします。
ラムダは、ルパン第2シリーズ最終回に登場したロボットで宮崎駿氏が脚本・演出したそうで『天空の城ラピュタ』に登場するロボットのモデルにもなっているそうです(モデルは、アニメ版『スーパーマン』に登場したロボットとのこと)。シンプルなデザインなのでタマタマということも大いに考えられますが、作者のこれまでの傾向から考えてモデルにしていると考えても問題ないと思います。

> 155P 宇宙弁護士ディファン
> 「弁護」を意味する「defense」が由来ではないでしょうか。

これは、普通に弁護士で調べて『a lowyer』がでてきて「ちがうな~」と思ってました。英語だと守備とかと同じ意味で弁護が使われるんですね。defense。

つぼやんさん、コメントありがとうございました。
本文に反映させていただきました。



4話、6話などで山上さんはタバコをくわえる度に、ツッコミや驚きなどですぐそれを口から飛ばしています。

・血のりのツッコミ
・「バカヤロウ!そんな場合か!!」の時
・4話ラスト
・カツ丼を食べる桜庭にツッコミ
・「鬼口殺しのほう全然進展してないじゃん」の時
・芹沢の死体発見の報告を受けたとき

多分これで全部。計6回。

Re: タイトルなし

> 4話、6話などで山上さんはタバコをくわえる度に、ツッコミや驚きなどですぐそれを口から飛ばしています。
>
> ・血のりのツッコミ
> ・「バカヤロウ!そんな場合か!!」の時
> ・4話ラスト
> ・カツ丼を食べる桜庭にツッコミ
> ・「鬼口殺しのほう全然進展してないじゃん」の時
> ・芹沢の死体発見の報告を受けたとき
>
> 多分これで全部。計6回。

調べてみたら、この他にも74Pで現場についた山上さんが、桜場から自己紹介されたところでもタバコを飛ばしていますね。こうしてみると、山上さんはタバコを吸おうとするものの結局一回も吸えていないんですね。


コメントありがとうございました。
本文に反映させていただきました。



いつも楽しく見させてもらっています!
鯨井先輩の名前がクジラとイルカだったり、入巣柚実の名前があらしやまの1字違いだったりする細かいネタは、このサイトを見つけなければ一生気付かなかったと思います。

おかげで外天楼を呼んだ時に気付いたんですが、
主人公のアリオの名前も「クジラ」の1字違いです。

素で間違えましたw
「イルカ」の1字違いです。

Re: タイトルなし

> いつも楽しく見させてもらっています!
> 鯨井先輩の名前がクジラとイルカだったり、入巣柚実の名前があらしやまの1字違いだったりする細かいネタは、このサイトを見つけなければ一生気付かなかったと思います。

ありがとうございます。自分で見つけたものもありますが、半分以上は皆様のコメントで教えていただいたものやネット上で見つけたものをまとめたものです。ご支援なくてはやってこれなかったと思います。

> おかげで外天楼を呼んだ時に気付いたんですが、
> 主人公のアリオの名前も「クジラ」の1字違いです。

> 素で間違えましたw
> 「イルカ」の1字違いです。

なるほど~。アリオにもなにか由来があるとは思っていましたが、1文字ずらしは盲点でした。それにしても、フルネームで『鰐沼アリオ(イルカ)』と考えると、先行きを予言されているようですね。

コメントありがとうございました。
本文に反映させていただきました。



あくまで推測なのですが、一番最後のスタッフ紹介ページに描いてある登場人物が集合した絵は、
・アリオと鬼口の衣服についた血痕が本編のまま
・ほぼ全員が笑顔
・生存者、死者の隔てが無い
・アリオ、芹沢、ダイチの子役、大人役がそれぞれ並んでいる
このことから、この絵はいわゆる劇が終わった後に行う、「この人たちが演じてくれたフィクションだったよ」と伝えるための劇団員紹介みたいなものではないかと思いました。
本編の不条理な結末に、石黒先生が救いを持たせてくれたのではないかと。

自分勝手に汲み取りすぎかもしれませんが…。

Re: タイトルなし

> あくまで推測なのですが、一番最後のスタッフ紹介ページに描いてある登場人物が集合した絵は、
> ・アリオと鬼口の衣服についた血痕が本編のまま
> ・ほぼ全員が笑顔
> ・生存者、死者の隔てが無い
> ・アリオ、芹沢、ダイチの子役、大人役がそれぞれ並んでいる
> このことから、この絵はいわゆる劇が終わった後に行う、「この人たちが演じてくれたフィクションだったよ」と伝えるための劇団員紹介みたいなものではないかと思いました。
> 本編の不条理な結末に、石黒先生が救いを持たせてくれたのではないかと。
>
> 自分勝手に汲み取りすぎかもしれませんが…。


このことは『外天楼の感想』という記事に書いたと思ってたんですけど、なかったですね。作者もどこかで、あれは「劇団のカーテンコールを意識した」みたいなことを言っていたと思ったんですけど、ソースがちょっと見つからないですね(掲示板の書き込みはあるんですけど)。ちょっと、自分の記憶力が心配になってきました。

珠ちゃんは さん、コメントありがとうございました。
本文に反映させていただきました。



タイトルの意味

楽しく読ませていただきました。

外天楼 → get ero

ではないでしょうか。

Re: タイトルの意味

> 楽しく読ませていただきました。
ありがとうございます。
> 外天楼 → get ero
>
> ではないでしょうか。

確かにero目的で行動しているキャラが多く登場しますし、ロボットや人工生命体の捉え方など、他の石黒作品にはない要素が多く登場しますね。
ただ、はっきりとした確証がないので、いちおう「?」つきにしたいと思います。

naofumさん、コメントありがとうございました。
本文に反映させていただきました。



虚無への供物から…

管理人さん、ご無沙汰しております。

鰐沼アリオですが、例によって「虚無への供物」に
「光田亜利夫」というのが出てくるので、それも元ネタかと。
あと「鰐沼」というのも、「虚無」で連続殺人が起こる
「氷沼家」を連想させます。

ここからは蛇足ですが、「鰐沼ガクト」はひょっとしたら
「鰐」沼「顎」人なのかな?と…。
もしそうなら、アリオは「アリゲーター」も引っ掛けているかもしれませんが
さすがに考えすぎかもしれません。(笑)

話は変わって、twitterでの「#俺マン2011」というマンガの人気投票で
外天楼が1位になったそうです。
「マンガ大賞2012」にもノミネートされたそうですので
今年は外天楼がブレークするかもしれませんね。

Re: 虚無への供物から…

> 管理人さん、ご無沙汰しております。
おひさしぶりです。

> 鰐沼アリオですが、例によって「虚無への供物」に
> 「光田亜利夫」というのが出てくるので、それも元ネタかと。
> あと「鰐沼」というのも、「虚無」で連続殺人が起こる
> 「氷沼家」を連想させます。
> ここからは蛇足ですが、「鰐沼ガクト」はひょっとしたら
> 「鰐」沼「顎」人なのかな?と…。
> もしそうなら、アリオは「アリゲーター」も引っ掛けているかもしれませんが
> さすがに考えすぎかもしれません。(笑)

『虚無への供物』は、いつも本屋に行った帰りに思い出すんですよね。 亜利夫、鰐沼・氷沼あたりは元ネタっぽいですけど、ガクト以降はちょっと判断できないですね。

> 話は変わって、twitterでの「#俺マン2011」というマンガの人気投票で
> 外天楼が1位になったそうです。
> 「マンガ大賞2012」にもノミネートされたそうですので
> 今年は外天楼がブレークするかもしれませんね。

最近、なぜかアクセス数が増えているなぁと思ったら、これが原因だったんですね。票数も2位以下に差をつけているので、かなり広い層が読んでいるみたいですね。『マンガ大賞』のほうも1位になればうれしいですけど、個人的には『銀の匙』が本命だという読みです。それとは別の意味で『3月のライオン』の次に『四月は君の嘘』が獲ったら面白いなと思っています。

まつしろさん、コメントありがとうございました。
本文に反映させていただきました。



感想と小ネタを見て。遅まきながらコメントさせていただきます。

俺は桜場について人間だと思って読んでましたがここでロボット?という解釈を見てなるほどと、その後コメントでやっぱり人間かなと落着してるのですが、しかし
鼻血が出てるのに、包丁で刺された首からの出血がないのは確かに不自然だと思う、それとも人体の構造的に出血の少ない部位なのか?さすがにそれはないだろうと、
第6話で諸葉健が工員を刺して出血がなかった事をしみじみ回想してるシーンを読んでたら、この桜場もロボだったかもしれないと考えられるし。
ザキンは頸椎にあたった音かもしれないが、

そもそもキリエが首を狙ったのも何かいみがあったんだろうか?いや身長などから考えたら自然とそうなったっと言えるけれど。

@第3話の
初見ではロボフェチの女子なのかなと思ったけど、
ロボは自分がロボだと理解してる世界なのかと。
「なんで自分があんな旧式に~」っていうセリフとか
S12のセリフで
「疲労による破損が~」
「速やかにメ~」<メはメンテナンスのメでせう。
そんな事には元から意味がないのかもしれないが、
そういう世界観なのか。
考えようとしたら、意味があるのか考えすぎなのかわけがわからんようなりました。

Re: タイトルなし

熱いコメントありがとうございます。

やっぱり深読みせずに、桜場は人間だと考えるのが正解でしょう。どこかで作者も「ロボットだとミスリードさせる意図すらなかった」と言っていたようです。

出血が少ない理由は『ナイフが止血の役割をしている』『血まみれの女性を描きたくなかった』など考えられますが、本当のところは作者のみぞ知るところでしょうか。改めて読み返してみて思ったのは 『血の量 = 犯した罪の重さ』かもしれないということ。すべての元凶の鬼口と2人殺しているキリオは大量の出血。ただ刑事としての仕事をした桜場は少量の出血(鼻血は山さんを突き落した分)。というのは、どうでしょうか?


あと、第3話のロボ少女については、芹沢が人工知能の開発段階で作った試作ロボットです(第8話 179P3コマ目参照)。
本人は自分が人間だと思っていたと思いますが、すぐにロボ課の間宮刑事が駆けつけているので、あるていど公的な機関の監視下に置かれていたのではないでしょうか。

プッチョさん、コメントありがとうございました。



初コメです

久々に内容の濃い漫画を読むことができたのは良かったのですが、後味が悪い・・・。私は漫画などの登場人物に感情移入してしまう嫌いがあるので、ラストシーンを見て本当に虚しく、悲しい気持ちになりました。

私は漫画に対する他人の評価はあまり見ないようにしています。しかし、「外天楼」のラストシーンを見てとても落ち込んでしまったので、その気持ちを払拭してくれるような評価やコメントを探してここにたどり着けました。管理人さんや他の人のコメントを読んでなんとなく楽になりました。「奥付」とか・・・

ところで、作者はこの作品で読者に何を伝えたかったのでしょうか?人間の欲望や道徳心により製造?されたり破棄されるロボットと人工生命に対する不条理を描きたかったのだとと私は思います。あとはやたらとエロいものを規制する人へのアンチテーゼとかw。作者に関してまったく知らないので私の推測です。

長々と失礼しました。
コメントを返してくれるとうれしいです。

Re: 初コメです

ガガンボさん、コメントありがとうございます。

読者に何を伝えたかったのか?という部分は作者にしか分からないですし、読者が自分なりの答えを見つければいいと思います。

ただ、ひとつ言えるのは、掲載されたのがフツーの漫画誌ではなく文芸誌の『メフィスト』だということで「いつもと違うことをやってみよう」という試みがあったんじゃないでしょうか?
石黒先生は『それでも町は廻っている』や『木曜日のフルット』などで一話完結のコメディを描いていて、ひとつのエピソードの中で伏線があってオチがあるというスタイルが定着しています。
外天楼では、それを逆手にとって「一見バラバラのストーリーが実はつながっている」という手法を取ったんだと思いますし、他の作品では絶対にやらないであろう殺 人や強 姦なんかの犯罪行為を描いているのもラストシーンが切ないのも、いままでやっていない表現に挑戦しようという考えがあったのではないでしょうか?

ま、こういう見方もあるということで。よろしくい願いします。



今更ですが、小ネタ見つけました

第8話で桜場がアリオに突き付けた銃は、グロックという実在する拳銃だと思われる。グロック社が開発、製造した拳銃で総称してグロックシリーズと呼ばれている。おそらく、グロックシリーズがこの時代まで残り、桜場が所属する警察機関で採用されているということ。

現在でもFBIなどの警察機関で採用されている拳銃なので、そのことを踏まえて刑事である桜場に持たせたのかも。ちなみに、「コミック星新一親しげな悪魔」の「石黒正和 ねらった金庫」で泥棒が持っていた拳銃もグロックだと思われる。

既出の小ネタ、もしくわ書くまでのこともないネタかもしれません・・・。そうだとしたら申し訳ありません。

Re: 今更ですが、小ネタ見つけました

> 第8話で桜場がアリオに突き付けた銃は、グロックという実在する拳銃だと思われる。グロック社が開発、製造した拳銃で総称してグロックシリーズと呼ばれている。おそらく、グロックシリーズがこの時代まで残り、桜場が所属する警察機関で採用されているということ。
> 現在でもFBIなどの警察機関で採用されている拳銃なので、そのことを踏まえて刑事である桜場に持たせたのかも。ちなみに、「コミック星新一親しげな悪魔」の「石黒正和 ねらった金庫」で泥棒が持っていた拳銃もグロックだと思われる。
> 既出の小ネタ、もしくわ書くまでのこともないネタかもしれません・・・。そうだとしたら申し訳ありません。


個人的には、この時代では鬼口からアリオの手に渡った形の銃がスタンダードで、桜場は昔の刑事ドラマとかに感化されて、レア物を使っている。と、個人的に妄想してみました。
ただ、グロックシリーズのどれかは銃器に詳しくないのでわかりませんでした。ダイハードにも出てきたっていう、17でしょうか?

ガガンボさん、コメントありがとうございました。
本文に反映させていただきました。



104P
下井を見たときに吐き気を催していた桜場が、
かなり冷静に血まみれの死体を見ている。

半袖の季節からコートの季節までの間(あるいは何年間?)に、
桜場は殺人現場の経験を積んでいる。

Re: タイトルなし

> 104P
> 下井を見たときに吐き気を催していた桜場が、
> かなり冷静に血まみれの死体を見ている。
>
> 半袖の季節からコートの季節までの間(あるいは何年間?)に、
> 桜場は殺人現場の経験を積んでいる。

これは、細かな描写ですね。桜場は、ロボ係で勤務していたので、下井がはじめて見る死体で吐きそうになり
半年?ぐらいたった鬼口の事件ときには「オゲ」と言えるほど場数を踏んでいるということですか。


コメントありがとうございました。
本文に反映させていただきました。




こんにちは。楽しくサイトを見させてもらってます。

小ネタというか間違い?らしきものをひとつ。
30Pのミルダの胸元のドクロの数は3つですが、
31P以降は4つになってます。

Re: タイトルなし

> こんにちは。楽しくサイトを見させてもらってます。
ありがとうございます。

> 小ネタというか間違い?らしきものをひとつ。
> 30Pのミルダの胸元のドクロの数は3つですが、
> 31P以降は4つになってます。

これは、30Pで持っているムチを『11人いる』ことに気づいたミルダ参謀が胸元に収納(31P3コマ目)したことで、ドクロが4つになったということですね。

コメントありがとうございました。
本文に反映させていただきました。




キリエ・エレイソン

キリスト教というか西欧クラシック音楽に「ミサ曲」という宗教音楽のジャンルがありますが、

「キリエ・エレイソン・・・」(主よ憐れみたまえ)という祈りで始まることになっています。

作品全体の「救いの無さ」に対する救済願望のようなものを感じます。。。

Re: キリエ・エレイソン

> キリスト教というか西欧クラシック音楽に「ミサ曲」という宗教音楽のジャンルがありますが、
>
> 「キリエ・エレイソン・・・」(主よ憐れみたまえ)という祈りで始まることになっています。
>
> 作品全体の「救いの無さ」に対する救済願望のようなものを感じます。。。


キリエと桐江の元ネタは、それ町の紺先輩のお母さん『紺桐絵』からだとは思うのですが、特にキリエのほうには『主よ…』という意味が持たされているかもしれないですね。


isiusさん、コメントありがとうございました。
本文に反映させていただきました。



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