晴耕雨マンガ

4月は、六道の悪女たち、スピーシーズドメイン、ヴィンランド・サガ

週刊少年チャンピオン 17号の感想



チャンピオンの感想です。表紙は『刃牙道』です。




・刃牙道/板垣恵介
連載150回記念巻頭カラー。阿部総理は、徳川さんに武蔵討伐に動くことを報告する。そして、特殊部隊が武蔵を取り囲むものの……。まず司令官を始末するというのは、実に効率的なやり方だな。

・吸血鬼すぐ死ぬ/盆ノ木至
引き続き過去編。ロナルドの献身性やヴァモナの活躍を見て、サテツは心を入れかえて退治人の道を歩み出すことに。このとき左腕に傷を負ったので、機械の腕を装着しているのかな?

・弱虫ペダル/渡辺航
浦久保の加速を見て、手嶋の心が折れてしまったかと思われたが、ここで青八木が前に出る。ひさしぶりに見せた『肉弾丸』スタイルを目撃した、東村のリアクションが面白い。

・鮫島、最後の十五日/佐藤タカヒロ
センターカラー。なんとかブチカマシをこらえた毘沙門。しかし、常に鯉太郎に先読みされることに恐怖を覚える。そこから強引に体勢を入れかえて反撃に出る。コイツも鯉太郎に“あてられて”覚醒したのか。

・毎度!浦安鉄筋家族/浜岡賢次
順子ママが通販で買ったパンチバッグの強烈な反発力に、小鉄らが次々と犠牲になる。刃牙ネタに加え、サブタイトルにある通り通販ネタということかな。

・六道の悪女たち/中村勇志
童子自身は直接手を下さず(椰子谷も自己防衛の範囲内)、岡森の心を折り屈服させる。実際、鬼島連合内でも腕っ節ではなくこういう心理戦で登りつめていったのかな。

・あつまれ! ふしぎ研究部/安部真弘
全員花粉症のふし研メンバー。そこに高浜さんが現れ、花粉症用の鼻スプレーを自慢する。また『高浜さんの思考自体が不健全』案件。

・ハリガネサービス/荒達哉
練習は、スパイクやレシーブなど各プレーごとに分かれて行われることに。さらに『質問された時は必ず答えること』というルールも付け加えられる。下平はブロック練習に参加。移動するときのステップの重要性を学ぶ。下平は朧&上屋から吸収できるって、かなり成長できそう。

・BEASTARS/板垣巴留
レゴシは“ただ”ハルに会いにきただけだった。ルイが上手くやり過ごす。そして、今度はジュノとの会話シーン。同種族以上の感情を持つジュノに対しレゴシは……。この四角関係は、しばらく続きそう。

・SIX/いなずまたかし
学校に到着しても、柚木(1話で助けた相手)のことが気になる悠。持っていたスマホにも霊が憑いていたのでは?と推測する。生徒会メンバーが助手として機能しているのも面白いが、葛城さんがまだ高校生っていうのに驚いた。

・猫神じゃらし!/福地カミオ
テレビの影響を受けたこまりが、猫神ヒーロー『ますくにゃん』として藍ヶ浦の平和を守る。マスクやマントは、沙耶のお母さんが作ったんだろうな。あと、スラム猫のボスがラスボスっぽくなるのか?

・囚人リク/瀬口忍
リクは防護服を脱ぎ捨て、崖を登る。天野が援護に来たり史郎のサポートもあり、なんとかやぐらにたどり着く。でも、ここからどうやって脱出するというのか。そこまでは考えていないんだろうな。

・ベルリンは鐘 ヤッホー!/ニャロメロン
ビッグベルのクラスで係決めをする。金魚鉢でヒエログリフ君の輪郭をゆがませるという、このマンガらしからぬテクニカルな描写。

・魔入りました!入間くん/西修
入間は、アスモデウス&クララと(エギー先生も)楽しい日常を過ごし、友だちであるということを確認する。でも、3人は『問題児クラス』に編入されてしまう。悪魔的な考えで『優等生クラス』みたいなことかな?

・虚ろう君と/古川一&白土悠介
さなかと鎌鼬の戦いのクセを見抜いた知理は、2人の戦いを止める。いちおう鎌鼬と話はできたが、目新しい情報はナシ。虚人には、必ずパートナーとなる人間がいるというのは、間違いないかな。

・AIの遺電子/山田胡瓜
冷徹な判断を下すヒューマノイド上司に不満を持つ、人間の松浦さん。しかし、その上司の性格が変わった出来事を知り…という話。でも気になるのは、松浦さんが取材している『イフダン』という会社。これ、あのオバサンと関係あるのかな?

・サウエとラップ~自由形~/陸井栄史&サイプレス上野
帰り道にラーメン屋に立ち寄った、佐上と魯良。そこに居合わせたスーさんと、おすすめメニューをラップでアピールしあう。ラップも分かりやすかったし『ンッマイヨォ~』ネタが見れたのが良かった。よっしゃっしゃす〆


・Gメン/小沢としお
瀬名は決意して、雨宮先生に気持ちを告げるが……。肝田の速攻失恋も面白かったが、学校の授業でアスホールを教えるんじゃないよ。今度は、勝太のほうで進展があるかな?

・ファインプレー!/水森崇史
短期連載最終話。今回は、内角球を克服しようとする熱血バッター。見事にバックスクリーンに放り込む最終ページは良かったが、これも練習でのこと。もっと試合中のワンプレーとかを見てみたかったな。再登場に期待です。

・少年ラケット/掛丸翔
イチローvs泥谷(朔)。イチローは朔のしゃがみ込みサーブへの対応に苦しむ。これは、緊張ではなく記憶喪失の原因となった火事を思い出しているのだという。炎がトラウマなのは分かるが、ユニフォームの模様にも反応してしまうとは……。

・半熟アラカルト/佐藤ショーキ
読み切り。友達以上恋人未満な男女3組のやりとりを描いたオムニバス。個人的には、2組目が良かった。早く連載を読みたいところ。

・JINBA/浦田カズヒロ
坂を登りきったところで、パススタは脱落。ジンバは激しい風を受けるが、上半身を倒してテンプリンスに追いすがる。しかし、体力の消耗が激しくよろけたところで、サラが宙に投げ出されてしまう……。ジンバがお姫様抱っこでキャッチして、そのままゴールインみたいな感じかな。

・木曜日のフルット/石黒正数
『ギャンブルで稼いだ金で飯を食う漫画』を鯨井先輩が描こうとするものの、そもそも元手が……。こういうテーマのマンガ、実際になかったっけ?と思ったけど、あれはギャンブル場のグルメを食べるものだったか。





次号から、円山晃の短期連載がスタート。









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テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2017/03/24(金) 15:06:55|
  2. チャンピオン 2017
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champion タップ! 3/23更新分の感想

タップ!の感想です。今週は6本が更新されました。
ネタバレにご注意を。





・いろつき!ふしぎ研究部
単行本発売を記念しての出張掲載。大祐がことね先輩に催眠術をかける話。セトウツミでも行われた一部分だけ着色されている形式なのだが、それがなぜ『ことね先輩のリボン』なのか? 今回だったら、五円玉でいいんじゃないの?
→ 次回は3/30更新予定。

・AIの遺電子/山田胡瓜
今日から、タップ!とスマホ用ニュースアプリ『SmartNews』で、毎日1話ずつ30話更新されるとのこと。というわけで、今回は第1話が再掲されている。やっぱり、ウイルスに侵された人格を消去するのを拒むシーンは迫力がある。これがチャンピオンに載ったのが、もう1年半くらい前のことか。

・ストロベリー・ゴー・ラウンド/カネタケ製菓
戦艦が、くーやんの兄・磯良のことを愚痴る。次回は、このグループデートの続きということになるのかな? それから、戦艦の本名が三笠蝶々と判明。名字から戦艦命名ということか。
→ 次回は4/6更新予定。

・HOTEL R.I.P/西倉新久
バイク事故で死んだワルの寺山君は、不良にあこがれる高遠さんと同室に。最初はただのお嬢様だと思われたが……。最初に迎が何か操作していたところを見ると、問題がある人用のプログラム的な感じか?
→ 次回は4/6更新予定。

・史群アル仙のメンタルチップス~不安障害とADHDの歩き方~/史群アル仙
ツイッターにアップした1ページ漫画に多くの反響があったことから、他人の存在を意識するアル仙さん。単行本の発売が5月に決まったので、そこに向けてシメって感じかな。
→ 次回は3/30更新予定。

・ベルリンは鐘/ニャロメロン
まくらちゃんが開発した若返り薬を、校長&教頭が被ってしまい幼児化。クオーツ先生らが面倒を見ようとする。猫画像が大人サイドで活躍しているけど、学校の職員にでもなったのか?
→ 次回は4/13更新予定。




来週は『ふし研』と『凪のお暇』と『メンタルチップス』が更新予定です。










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  1. 2017/03/23(木) 18:05:04|
  2. タップ 2017
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ゴールデンカムイ 第10巻の感想




手塚治虫文化賞に2年連続ノミネートッ! 『ゴールデンカムイ』第10巻の感想です。



・第91話 トゥレ
囚人たちを撃退した杉元たちは、コタンの女たちからトゥレ(オオウバユリ)の料理を振る舞われる。料理方法からオソマをめぐるやりとり、オオウバユリとギョウジャニンニクの神様の昔話と、アイヌウンチクたっぷりの内容。そして、ニセアイヌのリーダーだった詐欺師の鈴川聖弘を連れて月形に向かうことに。いっぽう第七師団に取り囲まれた白石は、華麗に街中を走り回り逃げ切れ…るわけもなく拘束されてしまう。ほっといても逃げ出すのでは?という意見も出るが、殺され刺青をはがす可能性も否定できず、なによりのっぺらぼうに接触できる可能性のある唯一の男だけに、土方とキロランケが救出に向かうことに。いろいろとキナ臭い人選だな。

・第92話 変装
岩見沢まで来た谷垣たちは、第77話に登場した薬売りの情報から『杉元たちは十勝方面に向かった』という間違った推測をしてしまう。このまま、網走直前まで合流せずに行くのか? そして捕らわれの白石を追う土方&キロランケは、様々な手段を講じて逃走させようとするものの、当の白石がポンコツすぎて上手くいかない。業を煮やした土方はアイヌの昔話になぞらえ、カムイコタンで『イペタ(人喰い刀)』になる決意をする。吊橋で第七師団の人数を限定させた状態で対決するのか。

・第93話 カムイコタン
と思われたが、さすがに真正面から戦うことはせず。吊橋自体を切って、第七師団もろとも白石を川に落としたところを、キロランケが白樺の樹皮で作った小型船で回収する。という作戦だったが、ギリギリのところで杉元への恐怖がよみがえった白石はキロランケの手をつかむことができなかった……。深川で再合流した一行は、さすがに白石救出をあきらめようとするが、杉元は鈴川を使って救出続行を訴える。この2人の気持ちがすれ違っている状況が、なかなか興味深い。あと、59Pの全員の思い浮かべる白石のイメージがほぼ一緒 → まあ……いいか…… の流れが最高すぎる。
白石のイメージ

・第94話 機能美
小樽の鶴見中尉のもとを、天才的な銃器開発者である有坂成蔵中将が訪ねてくる。いろんな意味でブッ壊れた2人の大声での会話、そして三八式歩兵銃などの兵器の歴史紹介などが面白かった。そして、鶴見中尉からの依頼で有坂中将は、浩平のために仕込み銃付きの義足を製作する。個人的に、武器部分はヒザに仕込んでおいてほしかった。しかし、この話はトビラから最後のページまでブッ飛び過ぎていて、テンションがついていけない。それから鶴見中尉の叱り方は、マイケル・ジャクソンが飼いサルのバブルス君に対するものだそうです。

・第95話 似ているもの
逃げ出そうとしても、サルカニ合戦のカニのように捕まってしまう鈴川。腹をくくり、網走監獄の典獄・犬飼四郎助に変装して潜入することに。あっという間に外見を似せていく様子は、さすが詐欺師という感じ。家永も多少は変装の心得があると思うけど、そのレベルは段違いということか。いっぽう夕張にいたインカマッは、超能力者・三船千鶴子に逃げられた男と遭遇。替え玉に仕立て上げられてしまう。このあたりで、インカマッの占いの力が本当なのかどうか明らかになるか?

・第96話 千里眼
三船千鶴子のフリをすることになるインカマッ。依頼主である炭鉱会社の一行を連れて行った先にいたのは、千鶴子本人だった。なぜ、焼け落ちた江渡貝邸にいたのかということも気になるが、ズバリと居場所を当てて見せたということは、インカラマッの能力は本物ということか? そして、儲けを潰された詐欺師・青原たちからインカマッを救うべく、谷垣&チカパシが勃起する。アイヌ服の仕組みがよく分からないんだけど、チカパシは下着を着けていないのかな? 子供だから?

・第97話 旭川第七師団潜入大作戦!!
まず、トビラが94話・96話とほぼ同じながら、アシパさんら全員の口元にアンコがついているのが面白すぎる。おはぎ食べてたの? 杉元らは、第七師団の本拠地・旭川に到着。白石を連行した部隊が、鶴見中尉配下の隊であることを再確認し、指揮を執る淀川中佐(こっちのほうが階級は上なのに、立場は下)に鈴川と杉元(スケキヨマスク着用)が面会する。ここで鈴川が詐欺師の本領を発揮し、白石とすでに死んでいる熊岸の交換を取り付ける。連絡を受けた鶴見中尉の指示は間に合うのか? そしてインカマッは、三船千鶴子から「東に向かえば殺される」と告げられる……。

・第98話 薩摩隼人
白石引渡しの前に、鶴見中尉からの指示を受けた“薩摩隼人”の鯉登少尉が到着。薩摩弁を使った尋問で、揺さぶりをかけてくる。そして、たったひとつの間違った答えから、引き金を引く。鯉登少尉の躊躇のなさもさすがのものだが、今後も役に立つ雰囲気のあった鈴川をこうもあっさりと退場させる作者の判断もスゴイと思う。そして、手傷を負った杉元と白石は尾形と合流し、逃走を計る。その手段は、試作段階の気球船。大丈夫なのか?

・第99話 飛行船
飛行船に乗っての逃走を試みる杉元・白石・尾形。そこに、鯉登少尉が飛び乗ってくる。作中初の空中戦は『自顕流』を使う鯉登少尉が手負いの杉元を圧倒するものの、その窮地をまさかの白石が救う。そこから、木に引っかかった白石をアシパさんが助ける時に、キン肉ドライバーのような恰好になるところが最高。そして、杉元は白石が土方に情報を流していたことを追及するが、同時に渡していた刺青人皮がニセモノだったということも明らかになる。いい雰囲気のラストだけど、この話を尾形も聞いていることは問題ないのか……。
カムイドライバー

・第100話 大雪山
燃料切れを起こした飛行船のエンジンは、叩いても直らず。『パウチチャシ』と呼ばれる渓谷に不時着してしまう。追っ手の第七師団から逃れるために、4人は大雪山越えを敢行することになるが、暖を取るための木が生えておらず、雪洞を掘るほど雪が残っておらず、冷風にさらされ低体温症の危機にさらされることに。そこでアシパさんの機転により、シカの腹の中で暖を取ることになる。2人で1匹の腹の中に入ったアシパさんと杉元の会話が良かった。ここで単行本の人物紹介に書かれてきた『干し柿』が効いてくるとはね。



次巻では、強烈な強盗夫婦が登場。


刺青人皮の所在は

○杉元&土方グループ … 11枚(土方・牛山・家永・白石(複製あり)・二瓶鉄造・辺見和雄(複製あり)・後藤・3話で捕まえたヤツ・若山輝一郎・茨戸のヤツ・鈴川聖弘(複製))とニセモノ1枚
○第七師団 … 4枚(白石(複製)・鈴川・33人殺しの津山・江渡貝宅にあったヤツ)とニセモノ5枚
◯谷垣&インカマッ … 0枚


といったところか。残り11人分。







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  1. 2017/03/19(日) 12:33:43|
  2. ゴールデンカムイ
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世界八番目の不思議 第3巻の感想




完結となる『世界八番目の不思議』第3巻の感想です。恒例のオマケ要素。今回はカバー下が第17話の『幽霊求人情報誌』の誌面。帯裏は、第16話の要素をゲーム攻略本風にまとめています。





・第15話 Part A 文明開化七夕伝説
織姫と彦星の現代版。年に一度の七夕の日に大雨が降り、彦星と会えずに傷心の織姫(織物会社勤務)。新人社員の夕鳥若子さんがうっかり口を滑らせてしまったため、スマホの存在を知りドップリとハマってしまう。普通に彦星とやり取りしているのかと思いきや、ラブポエムブログを開設していたり、存分にスマホライフを満喫している様子が楽しい。いちおう姫なのに、2回も叩かれているのも面白い。

・第15話 Part B ああ天の川の流れのように
スマホを持ったことにより、かえって会いたい気持ちが募りすぎて、ラブポエムがスランプになってしまった織姫。夕鳥さんの勧めでのぞいてみた出会い系サイトに彦星を見つけてしまったことにより、逆に詩情があふれ出す。そこから、七夕の短冊の由来につなげるオチの強引さが素晴らしい。基本的に恋に一直線の織姫が、常に地味な作業着姿なのが面白い。

・第16話 Part A vs.サキュバス
風俗で出会ったサキュバスにつきまとわれて困っている勇者(Lv.3)。そこで、東洋に伝わるホーイチ的な術で身を守ろうとするが、仲間の僧侶(Lv.2)は気が進まない。イヤイヤながら身体に呪文を書いたものの、肝心の局部に手をつける前にメンヘラサキュバスが乗り込んでくる。ピンチを切り抜けた勇者のハンドサインを、的確に読み取れるヤツはひとりもいないと思う。しかし、サキュバス1体でレベルが7も上がるモノなのかな?

・第16話 Part B 酒とサキュバスと男と女
魔王討伐前夜。様々なところ(具体的には胸部)が成長した僧侶(Lv.87)は勇者(Lv.97)に告白しようとするものの、勇気が出ない。酒場で再会したサキュバスにアドバイスを仰ぐ。教わった『男を褒めるさしすせそ』が、続けざまに空振りする様が見事だった。っていうか、パートAから10年間、この2人だけで戦い続けてきたっていうのが地味にスゴイ。他の人とパーティー組まなかったのか。

・EXTRA WONDER 1 夏実
最終巻ということで、作者の連載前の読み切り作品も掲載。これはFellows!Qに掲載されたデビュー作。女子高生官能小説家の娘が、ミンミンゼミの父親を油で揚げて食べるという話。4ページと短く、セミの大きさが一定じゃなかったり、荒さの残る内容。

・第17話 Part A 就活霊
就活中に不慮の死をとげた三鴨さんが、霊ならではの仕事を探すことに。ゴーストライターを本当の幽霊がやっていたり、死亡と志望、自己と事故といった言葉遊びが面白かった。あと、面接のときに履歴書代わりに提出した火葬許可書では、住所が和歌山県となっていたけど、この作品全体が和歌山の話だったのかな?

・第17話 Part B 永久就活霊
妹の結婚が決まったことにより、三鴨さんの婚活欲がいまさら高まってしまう。独身霊同士のマッチングなどを提案するものの、女住職さんに却下される。しかし、この三鴨妹が、第1話の人型USBカードリーダーのモデルになった人だったとは。つまり名前は、旧姓・三鴨みどりさんというワケか。

・EXTRA WONDER 2 とこなめ慕情
巨大な招き猫(常滑市のとこにゃん)の近くの横断歩道を、好きな先輩が手を上げて渡っている → 左手を上げているということは『人を招いている』ということだ → 俺を読んでいる。告白だ!という話。特典小冊子『猫猫フェローズ』に収録されたものなのだが、猫テーマでこういう話を描くというセンスがすごい。

・第18話 Part A 手袋離合集散物語 前編
なぜか道端に落ちていることがよくある手袋。それが同じ場所にいくつも集まる様子を、交通量調査中の女性が目撃する。パートナーの老人男性に教えるために、一度道路を渡って写真を撮る → そのときに自分の手袋も落としてしまうという「あちゃー」な、脱力系のオチが良い。

・第18話 Part B 手袋離合集散物語 後編
今度は、手袋の持ち主たちが続々と集まってきて、そこで男女の恋愛ドラマ?がくり広げられることに。前編と同じくその全てを目撃していたバイト女性が、やっぱりパートナー老人に上手く事態を伝えられないという天丼オチなのが面白い。あと、ツイッターの情報拡散力ってすごいね。

・EXTRA WONDER 3 煙巻き巻き時代
男の子といっしょにゲームをしている女の子が語る、男子だけに訪れる恐怖の時の話。見事ゲームに勝つことはできたが、これでタイトルの通り『煙に巻いた』と言えるのか? 坊主頭の男子は中学になっても信じていたようなので、問題ないのか。

・第19話 Part A メモリー・オブ・イサナ 前編
この連載が始まる前、ハルタの帯の裏にて連載されていた巨大少女が主人公。日本の港町に住む身長6メートルの女子高生 いさな と、彼氏の真田夕(通常の身長)とのやり取り。帯裏連載時は『巨大少女×建築物』というイラスト形式だったので、いさなの日常生活が垣間見れたのが良かった。ただ、部屋?が倉庫のようなところだったり、ハッキリとは描かれていない苦労もたくさんあるんだろうな。

・第19話 Part B メモリー・オブ・イサナ 後編
夕は東京の大学に進学することとなり、町に残るいさなとのあいだに距離が生まれてしまう。住むところが離れても、身長差が4メートル以上あっても、ふたりの心の距離は変わらないということか。パートAの最初とパートBの最後に出てきたクジラの別名が勇魚(いさな)というあたりが、ちょっとオシャレ。この話は、コメディテイストが抑えられた、すごく真っ当なラブストーリー。

・最終話 メモリー・オブ・イサナ 情景集 
最終話は、いつもの2本立て形式ではなく、いさなと夕の恋模様を描いた1本構成。夕がいさなの前髪を切ったり、いっしょに映画を観たり、甘酸っぱさ満点のエピローグといった感じ。






早期終了は残念ですけど、作者はこれが初連載作なので次回作に期待したいです。






テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2017/03/18(土) 13:27:21|
  2. そのほかの漫画
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週刊少年チャンピオン 16号の感想




チャンピオンの感想です。表紙は『ハリガネサービス』です。




・ハリガネサービス/荒達哉
巻頭カラー。豊瀬・竜泉・桐城・王葉の合同合宿がスタート。雨竜監督が語ったように『対駿天堂連合』という色合いが強いのかな。さっそく下平が超精密サーブを見せつける。でも、この状態でスランプって……。

・弱虫ペダル/渡辺航
手嶋は浦久保の申し出を受け入れ、センサーチップを賭けた勝負が行なわれることに。ここで、浦久保が『空気のすき間をぬって加速する』という能力を見せつける。あとチップを賭けているのは1人ずつだけど、負けた方の残りメンバーはどうするんだろう?

・毎度!浦安鉄筋家族/浜岡賢次
花粉の季節ということで、花粉症のひろみちゃんが登場。スギの花粉をまき散らす小鉄&仁とバトルに。マスクで顔が見えないのに、カワイイと感じるのは何故なのか?

・吸血鬼すぐ死ぬ/盆ノ木至
センターカラー。今回は、新米退治人時代のロナルドが、自警団を率いていたヤンキーのサテツと出会う過去編。性格も立場も現在と正反対なのが面白い。そして、まさかの『次回につづく』。

・刃牙道/板垣恵介
武蔵についての報告を受けた阿部総理。徳川さんの言葉を思い出し、全力で対処することを決断。テロを想定した特殊作戦部隊を投入する。たぶん、これでも武蔵のほうが勝つと思う。

・六道の悪女たち/中村勇志
鬼島連合が、針蔵高校に乗り込んでいく。でも今回は、般東の頑丈さと風乃の身軽さが披露されたくらい。岡森も意外と小物だったしな。

・あつまれ! ふしぎ研究部/安部真弘
身体測定前日に、悪あがきをするふし研女子メンバー。高浜さんは一日中「不健全!」って叫んでいそう。

・囚人リク/瀬口忍
田中らが乗った車に内海も合流。その言動から違和感を感じるものの、作戦をやめるわけにはいかない。というタイミングで、リクがひとりで周龍救出に向かう決断をする。内海の思惑を破る部分は痛快だけど、兵士が押し寄せるやぐらから助け出すっていうのは、かなり難易度が高そう。

・SIX/いなずまたかし
新連載。第1回NEXT CHAMPION佳作で、別チャン16年9月号に掲載された『猶予ペーパーカンパニー』をベースにしている。除霊会社でバイトしている女子高生・青柳悠の霊との愚直な向き合い方という内容。悠の説明ベタというキャラ付けもいいし、霊を視る時に指で輪を作る仕草を『6を作る』と言い、第6感=霊感とつなげているのも見事。

・ベルリンは鐘 ヤッホー!/ニャロメロン
チャイム家で映画を観に行く。3本とも、興奮しているリンガベルがブレているのが面白い。

・鮫島、最後の十五日/佐藤タカヒロ
毘沙門は、俵ギリギリまで下がってブチカマシを封じようとするが、それは甘い考えだった。距離が伸びたことで、ブチカマシはさらに加速し、いなすことも後ろに避けることもできない。意を決し、頭でまともに受けるが……。このショックで性格が変わったりしないかな。

・魔入りました!入間くん/西修
入間は、ウァラク・クララと遭遇。いわゆる不思議ちゃんで加減を知らない遊びにつき合わされてしまう。しかし、彼女の持つ『複製能力』がワル悪魔(?)に目をつけられていることを知り……。246Pの泣き顔とか、立派にヒロインとしてやっていけそう。あと入間は、魔界のジュースを飲んでも平気なのか?

・虚ろう君と/古川一&白土悠介
知理は第3の虚人(仮に鎌鼬)に話を聞こうとするものの、問答無用に攻撃されてしまう。それに怒ったさなかとの激しいバトルに。知理は、離れた位置から鎌鼬の弱点を分析しようとする。武器が長い爪なので、直線的な攻撃ができないとかかかな。

・BEASTARS/板垣巴留
ルイとハルのマジベッドシーン。また、子どもたちの性のトビラを開いてしまいそう。そして、2人が出会った時の回想に。リアル鹿も角の生え代わりの時は、あんなに出血するものなのか? そして、園芸部を訪ねたレゴシとルイが鉢合わせに……。

・猫神じゃらし!/福地カミオ
こまりとしっぽが身体を入れかえる。そして、藍ヶ浦住民の本性を暴き出そうとするが……。コメディ全開なのに、ちょっと不穏な伏線を入れてくる狡猾さ。

・サウエとラップ~自由形~/陸井栄史&サイプレス上野
パン工場でバイトすることになった佐上と魯良。とめどなく流れてくるBR(バターロール)の幻影を見るようになり、パンとのラップバトルに発展する。今回は、片方が擬人化されたパンで佐上がマスク姿だったので、表情の変化がなくノリにくかった。よっしゃっしゃす〆


・AIの遺電子/山田胡瓜
同棲する彼氏のイビキが原因で、不眠に悩む彼女。須堂の治療で気にならなくなったと思いきや……。最終的にノロケのような感じで終わったのが良かった。

・JINBA/浦田カズヒロ
先行するパススタを追うためにポジションを上げようとする桃馬だが、テンプリンスには彼なりの考えがあった。そのプライドは分かるが、それをジンバにぶつけるのはどうなんだろうな? そしてともに2、3着まで順位を上げたところで、ラストの直線に。激坂が待っている。

・Gメン/小沢としお
童貞卒業した肝田が、さんざん自慢しまくる。そこから話は、瀬名の雨宮先生への恋心に。こんどは、こっちのラブストーリーになるのかな?

・ファインプレー!/水森崇史
短期連載2話目。今回は、公園でキャッチボールする2人のやりとり。ショートバウンドなどわざと捕りにくい球を投げるが、2人の仲が悪いわけでは……みたいな話。キャッチボールだけで1話というのはスゴイ。

・少年ラケット/掛丸翔
試合の勝者は……ジョーッ! まずは森原が1勝をモノにする。次の試合は、イチローvs泥谷(朔)。桃田西だけでなく、セイさんや天海監督、恵美おばさんも観戦に訪れるなか、イチローの『隠された力』が発揮されるのだという。記憶の一部も思い出せるか?

・木曜日のフルット/石黒正数
ケイトが『フルットの姉』として、デンに近づこうとする。が、いろいろとややこしい事態に。ショコラはともかく、マリアもフルットへの好意を隠す気がないな。




次号は、佐藤ショーキの読み切りが載ります。








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  1. 2017/03/17(金) 11:35:35|
  2. チャンピオン 2017
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