

チャンピオンの感想です。表紙は、入間とオペラさんです。
・魔入りました!入間くん/西修巻頭カラー。入間が放った矢はバリア(!)に弾かれるが、バールがベヘモルトを倒し事態を鎮圧。英雄の二つ名を賜る。このまま魔王の座に駆け上がるのか、ひとまず三傑扱いなのか。
・あつまれ! ふしぎ研究部/安部真弘レスリング部の飯野さんの恋愛相談に、旭先生が体当たりで応える。飯野さんの制服姿、はじめて見た気がする。
・気絶勇者と暗殺姫/のりしろちゃん 雪田幸路センターカラー。奥の手でトトを突破したアネモネは、ハプニング?もあり、見事に優勝する。しかし、フレースニルについていた鎧の騎士のコシュタの正体がデュラハンと判明する。どういう事情で勇者に同行しているんだ?
・あっぱれ!浦安鉄筋家族/浜岡賢次安眠枕で路上で眠ってしまった春巻を、みなみ先生が担いで家まで運ぶ。最後のバーニング・ハンマー、コンクリートブロックの上に落とせばよかったのに。
・弱虫ペダル/渡辺航センターカラー。ここで、段竹vs杉元のバトルが勃発する。実質的に、ここの勝者が6人目のレギュラーになる感じか。
・桃源暗鬼/漆原侑来鬼國隊が等々力を助けるために集結する。ここからの逆転には期待したいところだが、主人公たちが蚊帳の外なのはいかがなものか。
・NINE PEAKS/平川哲弘中学時代から続く、不知火と桃栗の因縁の紹介。不知火の髪を染めている部分、段々と広がっているのか。
・ルパン三世 異世界の姫君/モンキー・パンチ/エム・ピー・ワークス 内々けやき 佐伯庸介 白狼センターカラー。今回の戦いが民衆にどう伝わっているのか?という話。そして、王位継承権はアイシュに譲られることに。次回が最終回なんだろうけど、間を置いて再開するのかな?
・聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話 最終シリーズ Prequel/車田正美紫龍たちの攻撃を跳ね返すアスクレピオス。一輝は、クリューソスの剣で対抗しようとする。制限時間は、もう迫っている感じか。
・SHY/実樹ぶきみウルトラスーパーメガトン緊急会議とは、サウナでの女子会のことだった。たしかに休息は必要。ひさしぶりの日常回だったということか。見開きの楽しそうな雰囲気が何より。
・幼馴染のお姫様/9℃小岩井が腕を痛めていたことに気づいていた相田。しかし倒れないように強くつかんだとはいえ、それで痛めてしまうって、巴の力が強いのか小岩井がひ弱すぎるのか。
・SANDA/板垣巴留順調に能力強化が進む。水被は久下に誘われ、校外で練習しようとするのだが……。来訪神たちも一枚岩というわけではなかったのか。
・BLUE DOT/堀翔一ジョーイはディフェンスの能力も一級品。タケルは、ひとまず「股抜き宣言」は置いておいて勝負に徹するのか?
・魔界の主役は我々だ!/津田沼篤・西修・コネシマトントンの件に参加していなかったウツ先生&ロボロと一緒に、縛りプレーでゲームをする。ウツ先生の尻に矢を刺しているときの、シャオロンのイキイキとした表情が良い。
・声が出せない少女は「彼女が優しすぎる」と思っている/矢村いち真白&中村のところに、習志野が合流する。ので、菊乃と先生の1on1ということか。早く、そっちに行けよ。
・ハリガネサービスACE/荒達哉あくまでも大船にこだわり、豊瀬がデュースに持ち込む。今回は、シンプルにバレーの駆け引きが面白かった。
・ヤンキーJK クズハナちゃん/宗我部としのりチア部のステージを見ることになる。誘ったのは雉谷だし、なにかトラブルに見舞われそうだけど、恋愛レースには参加はしないと思う。
・WORST外伝 グリコ/髙橋ヒロシ・鈴木リュータ不良を引退した真樹が各地にあいさつ回り。天誅の計画も最終段階だろうし、そろそろ過去編も終わりかな。
・悪鬼羅刹シティホール/中村真綿短期連載2話目。品野に憑りついている悪霊が本格化。その正体を智徳さんが聞き出す。次回で無事に祓うことができるか。357ページあたりの描写は十分にホラーとして通用している。
・高身長カップルの馴れ初め/〇線読み切り。男のほうは2m10cm。女のほうも、それに匹敵するほどの高身長という2人が出会う。作者が自身のツイッター上で発表し、電子書籍化もされているシリーズだということをページ内で紹介しないと、こういう形の読み切りは意味がないと思う。
・バキ道/板垣恵介刃牙や勇次郎は「エエカッコしい」と切り捨てる本部たち。他人の目を気にしない噛道を評価する。次回が最終回です。
・木曜日のフルット/石黒正数マナーがなっていない人間に嫌がらせをするマリア。ひさしぶりの風刺系のエピソード。
次号は、押切蓮介とうらのりつの読み切りが載ります。
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テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック
- 2023/06/01(木) 17:39:42|
- チャンピオン 2023
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アニメ化決定おめでとう! メダリスト第8巻の感想です。
・score 29 公式練習全日本本番前の公式練習。いのりが「4回転を跳ぶ」という情報は他のコーチなどにも伝わっており、それが本当なのか?と注目が集まる。プレッシャーに圧し潰されるか?と思われたところからの「そういうことも想定済み」という、司といのりのやり取りが良かった。しかし、いのりはミミズのぬいぐるみを持参してきたけど、そんなもの市販されていないだろ。オマケ4コマでもふれられているけど、ミミズへの執着心がスゴイ。
・score 30 浅い動機この話の主役は、鹿本すず選手。世界一かわいいスケートで110点という高得点をたたき出し、見事にトップに立つ。一度静止してからの終盤の演技は鳥肌もの。誰かのためではなく自分が目立つためというモチベーション = 浅い動機は、現代っ子には最適なのかも。そして、最後のコマ。いのり以外のライバルが7人も描かれているけど、この中の半数以上は表彰台に上がれないのか。あらためて、厳しい環境だと実感する。
・score 31 魔法使い光ちゃんの振付師であるレオニード・ソロキンが登場。司と出会い、スマホ越しに夜鷹純とのバチバチが発生する。いまは司が担当しているんだろうけど、いつか誰かに振り付けをお願いするときが来るのかもしれない。そして、1位鹿本・2位八木・3位小雀という状況で、光ちゃんの滑走順がやって来る。
・score 32 狼光ちゃんの圧倒的な演技。冒頭の4回転トウループに始まり、最後には3アクセル+オイラー+3サルコウを跳ぶなど、難易度の高いプログラムをノーミスで駆け抜け、圧倒的な点数を獲得し、見事に1位を奪い取る。これを受けていのりと司が下した決断は……。冒頭やレオニードとのシーンなど、光ちゃんは名前のわりに闇を背負いすぎている。あと、司との回想パートでの「犠牲」についてのやり取りが気になった。本当はどんなことを考えていたんだろう?
次巻、いよいよいのりの滑走順!
テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック
- 2023/05/25(木) 21:45:59|
- メダリスト
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アフタヌーンの感想です。表紙は、アニメ化が決定した『メダリスト』です。
・クオーツの王国/BOMHAT巻頭カラー。キリアン、サム、タニスと仲良し?4人組を結成したのも束の間、カシアン王子から様々なことを聞かされるブルー。始祖の大魔術師たちに予言された存在であることが明かされたけど、まだ何か行動する時期ではないか。それから、クオーツというのが、世界を構成する四元素のうちのひとつということも判明した。タイトルの意味合いにも関わってくるか。
・天国大魔境/石黒正数全編魔境パート。アンジュラスの攻撃を鏡で反射できるという迫田だが、あっさりと捕まってしまう。が、本当の目的は別にあり……。主要キャラが死に始めているし、クライマックスにむけて一気に……という状況なんだろうか?
・7人の眠り姫/Fiok Lee前代未聞の一挙4話掲載。クレアのアドバイスに従い、そもそも怒っていない?キアラに接近する。お風呂のシーンは定番ながら、なかなかのドキドキ感だった。これで2人目の和解と考えていいか。そして、次のターゲットは、探求心の強いユーカに。
・メダリスト/つるまいかだ祝! アニメ化決定! 本編ではいのりの演技。金メダルを取るために、4サルコウ+2トウループそして次のジャンプでも4サルコウを成功させる。毎回毎回、着氷できるか!?というところで、息をのんでしまう。しかし、3本目の3ルッツが……。いのりが演技で失敗するのは初めてのことかな。
・来世は他人がいい/小西明日翔友人がいなく、楽しいことも分からない霧島少年。あることをキッカケにイジメのターゲットになるものの……。最後のアオリ『ドM』で済ませていい話ではないと思う。
・スキップとローファー/高松美咲真春の愚痴を聞き、アドバイスをするふみ。美津未とはずっと仲が良かったのかと思っていたけど、ちゃんとケンカしたこともあったのか。さらに、志摩の恋愛相談も聞くことになる。大活躍じゃないか。
・すずめの戸締まり/新海誠 甘島伝記ふたつめの要石を抜かれてしまい、ミミズは肥大化。このままでは東京に大地震が起きてしまう……。ここはいったん地震を止めて、あとで別の方法で草太を復活させるってことなのかな? でも新海作品だから、草太のほうを優先するって可能性もあるのか。
・最果てのセレナード/ひの宙子番外編。小夜の家出が判明する前の、小田桐家の暖かい様子。律の弟もピアノをやっているんだったか。
・ブルーピリオド/山口つばさ真田からの宣戦布告のような言葉に八雲の心が動いた直後だけに、330ページからの見開きにやられた。もうちょっとドラマチックな何かがあると思っていたのに。
・ヘルハウンド/皆川亮二白石のピンチを救った中島警部は、香月發美という名前のPHだった。しかし、穏健派ともいうべき考え方で、ショウに接触してくる。香月さんの名前が發美ということは、味方は麻雀の字牌にちなんでいるのか。
・ダーウィン事変/うめざわしゅんユァン博士を追って、ニューヨークに到着したチャーリー達。しかし、ほぼ時を同じくして全米中で銃乱射事件が発生する。オメラスを殺そうとするチャーリーをルーシーが止められるか?っていうのが、今後のポイントのひとつか。
・無限の住人~幕末ノ章~/滝川廉治・陶延リュウ・沙村広明西郷をはじめとする薩摩藩に、武力による討幕を待ってもらおうとする坂本。しかし、説得は上手くいかず……。いっぽう、身体の不調が土方に知られてしまった沖田は、江戸に戻ることに。しかし、途中で見た手配書が……。万次vs沖田の最終ラウンドとなるのか。
・地獄のアシタ/ゆうち巳くみ前回獲得した卵は、送り狼のオサムだった。見事に試験を突破する。マスコット兼相棒枠ってところか。ポメ子の捨て台詞、ひどすぎないか。
・ヴィンランド・サガ/幸村誠ペストの対処をするクヌート。デンマーク本土にも飛び火していたのか。そしてトルフィンは、エイナルに『正しい暴力』はないと力説する。このへんは、放送中のアニメの内容も踏まえた感じなのかな。
・フラジャイル 病理医岸京一郎の所見/草水敏・恵三朗岩城さんは、寛解が見込めない状態。担当することになった朝加先生は、なんとか心を開いてもらおうとするが……。岸先生にアドバイスを求めに行ったとき「人として正常な判断ができていませんね」と断ずるザッキー、面白すぎる。
・天狗の台所/田中相田植え当日。父親が朝食を作る。基とはまったく似ておらず、そのことをオンは少し心配するが……。555ページの熱い握手のシーン、最高。
・波よ聞いてくれ/沙村広明一躍時の人となったミナレと瑞穂。各ラジオ局に引っ張りだこになる。しかし、花菱守がクマにやられた傷を見せて、客がウケるってどんな流れだよ。そして、MRSにロティオンがやって来る。これはただ事では済まないな。
・トップウGP/藤島康介真音に連れられ、突風は茂木へ。サーキットじゃなくて、レーサー育成高校みたいなものがあって、真音もそこに通っているってことなのか。初登場から10ページで土下座する羽目になる我妻さん、スゴイな。
・乾と巽~ザバイカル戦記~/安彦良和巽はオムスクに戻って来る。珠子とマリーリャと三角関係?のようになるのかな。どこかに預けるのも難しそうだし。いっぽう乾は、まさかの反乱の罪を着させられることに。こういうときの無実の立証は大変そう。
・冥冥冥色聖域/セキアユム2人目の常連客をゲットしたペロ。しかし、店外で忘れ物を届けているところを、幼なじみで同じ大学に通う朝川に目撃されてしまう。一波乱と見せかけ、常連客になると予想してみる。667ページの描きこみがスゴイ。
・青野くんに触りたいから死にたい/椎名うみ前半の龍平が父親のことを聞くシーンでも不気味さみたいなものがあったのに、後半でお隣にクレームを入れられてからの、トマトジュースぶちまけのインパクトが強かった。過去編もそろそろ佳境か。
・プ~ねこ/北道正幸拾ったネコが、どうやらオバケだった。序盤から、ちゃんとリボンの柄が描き分けられていて、芸が細かい。
・おおきく振りかぶって/ひぐちアサ紅白戦。阿部・堀井と、三橋・紺野のバッテリーのちがいって感じか。メンボーって呼ばれているヤツの名前が分からない。
・カオスゲーム/山嵜大輝東は印持ちというわけではなかったが、刺激的な戦い方で三船を無力化する。いっぽう鈴木は、足と頭を使って宍戸に勝利。ハッキリしなかったけど、印は奪えたのかな?
・イサック/真刈信二&DOUBLE-Sフランスに入ったイサックたちは、サン・マロ方面に行くフランス軍と出くわす。まだ銃の威力を信用していないので、ここはイサックの腕を見せるところか。軍のサポートを受けられれば。
次号からKAT-TUNの中丸雄一さんの短期連載がスタート。泥ノ田犬彦の出張掲載と、鏡ハルカの読み切りも載ります。
テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック
- 2023/05/25(木) 19:41:36|
- アフタヌーン 2023
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チャンピオンの感想です。表紙とグラビアは、渡辺莉奈さんです。
・桃源暗鬼/漆原侑来巻頭カラー。暴走状態の等々力。風を飛ばすのではなく、直接攻撃で桃次にダメージを与えるが……。さすがに鬼神の子レベルがここで死ぬとは考えにくいが……。
・弱虫ペダル/渡辺航木中&六代が早朝に周回を重ね、小野田たちに追いつこうとする。なんとなく、木中のケガにより……って感じかな。
・魔入りました!入間くん/西修アンリや三傑の働きで素早くベヘモルトを取り押さえたかに思われたが……。これ、大逆転で入間13冠って可能性もなくはないのでは?
・魔界の主役は我々だ!/津田沼篤・西修・コネシマセンターカラー。トントンが元に戻り、今回の件もひと段落がつく。コネシマは、今後にどういう関わり方をしてくるのか?
・気絶勇者と暗殺姫/のりしろちゃん 雪田幸路海上相撲大会は順調に進み、準決勝のトトvsアネモネへ。気絶させて簡単にアネモネが勝ち上がるかに思われたが……。大会後に、フレースニルについている鎧騎士がどういう行動に出るかな?
・あっぱれ!浦安鉄筋家族/浜岡賢次あかねちゃんに髪型をイジられた中田さんが、髪を切るが大失敗。別人になりすまして教室に行く。オチがなんだか稲中のよう。
・BLUE DOT/堀翔一センターカラー。まさかのブロックに続き、相手の前で寝転ぶなど“ストリート流”のプレーをするタケル。このタイミングで攻守が交代する。ジョーイのディフェンス能力も気になるけど、タケルの身体能力の高さの理由は、まだ秘密のままか。
・聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話 最終シリーズ Prequel/車田正美蛇夫宮に到着したアスクレピオス。そこで待っていた紫龍たちを吹き飛ばし、アテナを手にかけようとする。ここで現れたのは一輝! あくまでもアテナの聖闘士として振舞うのか、それとも……。
・ルパン三世 異世界の姫君/モンキー・パンチ/エム・ピー・ワークス 内々けやき 佐伯庸介 白狼戦いが終わってのアレコレ。このまま元の世界戻ってハッピーエンドだと思っていたけど、ハシラや次号予告には『アイソプミア王国編』とある。まだ続くの?
・あつまれ! ふしぎ研究部/安部真弘古びたバス停で雨宿りする大祐とことね先輩。案の定、2人とも水浸しになる。掲載誌が違えば、このままおっ始めてそう。
・SANDA/板垣巴留センターカラー。二胡が護身術クラブのマネージャーに。他のメンバーはすんなり受け入れるが、水被だけは……。三田の陰毛の告白からの流れ、何だか分からないけど確かに友情を感じられる不思議な空気だった。
・NINE PEAKS/平川哲弘榊vs林。ここは林がモノにする。まぁ、さすがに一校の幹部クラスってところか。次回は、不知火vs桃栗の様子。
・SHY/実樹ぶきみ姿を消したネヴァーランド。しかし、残したものは確実に人々の中に広がっており……。ウルトラスーパーメガトン緊急会議ってことは、全ヒーロー集合って感じになるかな。
・ヤンキーJK クズハナちゃん/宗我部としのり合宿の打ち上げ。華子の気持ちを知ったレオナが、早乙女にウザがらみ。セーラ&レオナが手を組むのが、華子にとってはいちばん厄介なことになりそう。
・幼馴染のお姫様/9℃二人三脚がスタート。しかし、小岩井の靴のヒモがほどけてしまう。順位も微妙な感じになってしまったけど、これを見た相田はどんなリアクションを取るのか?
・バキ道/板垣恵介本部道場で、ガイアと加藤が立ち合い。そして「実戦とは?」という話し合いに。相撲はもうお終いで、あらためて『噛道』を掘り下げる感じなのかな?
・悪鬼羅刹シティホール/中村真綿短期連載1話目。バリバリと仕事をこなす市役所勤めの品野さん。自称・悪霊祓いの智徳さんの対応に苦労していた。ある日の帰り道、その智徳さんと子供が暗がりにいるところを見つけてしまい……。お役所仕事とオカルトという組み合わせが新鮮だったし、品野&智徳のデコボココンビ感も悪くない。残り2話にも期待したいです。
・ハリガネサービスACE/荒達哉下平のサーブは6連続で切れ、緋厳院のセットポイント。ここで豊瀬は大船を投入し、勝負を託す。まぁ、このセットは緋厳院かな。
・WORST外伝 グリコ/髙橋ヒロシ・鈴木リュータ計画の仕上げの部分の準備をする天誅。波羅蜜多という廃遊園地が最終決戦の舞台といったところか。
・声が出せない少女は「彼女が優しすぎる」と思っている/矢村いち中村が真白を見つける。いっぽう菊乃は、ぐうぜん先生を発見する。まずは、ガツンと言ってやるって感じか。
・天災狩り/荒井春太郎最終回。箱根天狗は、さらに天災を召喚する。が、そのなかにいた露天がまさかの裏切り。そして、天酒郎と……。まぁ、致し方ないエンディングか。
・木曜日のフルット/石黒正数アパートにポルターガイストが発生。白川先生たちは逃げ出すが、鯨井先輩は……。ポルガイって略すんじゃないよ。
次号は、〇線の読み切りが載ります。
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- 2023/05/25(木) 17:50:11|
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永遠の超新星・田島列島先生3年ぶりの新作『みちかとまり』第1巻の感想です。
・第1話「たけのこひとのこニョッキッキ」の巻山間の町に住む小学生のマリは竹やぶの中で倒れているミチカという少女を発見する(作中では名前はひらがな表記だが、分かりやすくするためにここではカタカナに)。少し経って再会したミチカにマリが「学校に行きたくない」と愚痴を言うと、ミチカがマリの姿に……。ここから大人が2人が入れ替わったことに気づかない流れや、マリになったミチカがいじめっ子の石崎に飛びかかり……というシーンは、これまでの田島列島作品にはなかったダークファンタジーな空気感に一気に持っていかれる。そんななかで「1年生がもらいゲロー」とギャグを挟んでくるというのも、隙がなくて良い。
・第2話「刑事に追われて君と夏色」の巻下校中のマリは、謎の女性サツキと出会う。彼女が刑事で自分(の姿をしたミチカ)が石崎の目玉をほじくり返した罪で逮捕しに来たのだと勘違いする。ミチカを連れ、石崎に目玉を返そうとするのだが……。サツキとミチカを保護している佐々山のオバサンの会話からするに、あの竹やぶからはときどき少女が出現し、第一発見者が神様にするか人間にするかの判断を下すそうで、サツキが先代の竹やぶ少女で、佐々山さんが人間にすることに決めたってことなのか。では、マリはミチカに対しどういった決断を下すことになるのか? っていうのが、最終的な問題となってくるのか。
・第3話「化かされて夏」の巻「いじめっ子に戻るのでは?」と考え、石崎の記憶の結晶?である目玉を返すことに躊躇するマリ。いったん山の中に埋めることに。そこにサツキが(超古典的な)ワナをはって待ち受ける。しかし、今は人間とはいえ、元竹やぶ少女を簡単に幻術にかけてしまうとは、ミチカの持つ能力はかなり強力なものなんだな。あと、57ページの「人間にしてもらったけど―――」からはじまるサツキの独白が、なかなかに印象的。こういうところズバッと、でも何気なく描けるのが田島先生の魅力のひとつだと思う。
・第4話「ないないない人じゃない」の巻埋めたはずの目玉がなくなっていることに気づいたマリ。いちおう石崎の様子を確認しに行く。家の敷地内から出ないように言いつけられている石崎。こういった『境界線』みたいなものが今作のテーマのひとつなのかもしれない。人間と神、此岸と彼岸……。そして、石崎が変わってしまった責任は自分にあると思い詰めたマリは勢い余ってサツキに自首するが、乱入してきたミチカに山に連れていかれる。85ページの足を組んでいるサツキとか、89ページの首をかしげるミチカとか、こういう何気ない仕草をやわらかく描けるのはスゴイと思う。簡単にできないでしょコレ。
・第5話「やまやまやみやみ」の巻山の中の謎空間に入ったマリは、見たことのない場所で目を覚ます。自動販売機で明かりを買ったりトンネルを進む様子が、独特の雰囲気があって不気味。マリの家に死んだ曾祖母がいたり次の話の内容なんかも踏まえると、ここは黄泉の国ってことなんだろうな。マリは、境界線を越えてあの世に来てしまったわけだが、ミチカは家の中に入れなかったり、さらに細かいボーダーラインが設定されているということが分かる。そしてミチカから、家の奥にいる氏神さまからカギをもらってきてほしいとお願いされる。
・第6話「やみやみよみよみ」の巻マリは曾祖母から渡された酒を先祖に注ぎながら奥を目指す。ひとりだけ子供の先祖がいるけど、死因がちょっと気になる。ウンコ云々言っているけど、戦争中に亡くなった感じなんだろうか? その後に曾祖母の前に現れた職員?のデザインが、頭が花なのにちゃんと目や口があって怖すぎる。でも、ミチカの術は異界の住人にも有効なんだな。「みちか これ飲まないよぉー?」のコマがカワイイ。
・第7話「ゴッドアンドバッドエンド」の巻家の奥へと進んでいったマリ。頭が百合?の花になっている人たちを見つけ、氏神様だと思い声をかけるのだが……。最初は4人だと思ったけど、奥に超大きい人がいて5人なんだな。そして、マリが戻ってこないことを受けてミチカは、自分も屋敷の中に入る決心をする。これで現世に戻れなくなったみたいだけど、最終的にどういうことになるのか? そして、家の中に入ったところで、先祖様たちが皆頭を下げているのが印象的。ひと目でただ者でないと分かったのか。
・第8話「帰りたい帰らない」の巻救出に駆けつけたミチカ。3人の花人の目玉をくり抜く。マリは花びらの中に閉じ込められていたけど、花人的には、あの後どうしたかったんだろう? ずっと観察し続けたかったのか、ゆっくりと消化するつもりだったのか? そして2人は、ついに氏神様のところに到着する。1話でやっていた草を倒して家にするやつ、こういう形でつながってくるとは。
冒頭でマリとミチカが何を燃やしていたのかっていうのもポイントか。ミチカの髪が短くなっているし、マリも少し成長しているように見える。
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- 2023/05/23(火) 17:20:39|
- 田島列島
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