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晴耕雨マンガ

12月は、六道の悪女たち、ゴールデンカムイ。

ハルタ vol.60の感想



ハルタ第60号の感想です。



・表紙とカバーストーリー
柴田康平先生が担当。喫煙女性と石炭ストーブという組み合わせ。配管が、ちょっとスチームパンクっぽい。

・煙と蜜/長蔵ヒロコ
第2話。お月見をする。十五夜の月に様々な呼び名があることから、姫子も自分のことを名前で呼んでもらおうと……。キュンキュンきますな。2019年ブレイクしろ。

・巨人暮らしのススメ/中西芙海
第2話。家であると同時に、歴史的に貴重な存在でもあるウォルターは、学者の研究対象にもなっている。ということで、調査にやって来たヤンをドロシーがもてなそうとする。顔面から煙が出ているウォルターが笑える。

・極東事変/大江亜久利
新連載。戦後間もない混乱期の日本。復員兵の近衛はトラブルに首を突っ込んだことから、GHQと731部隊に由来するユニット731のイザコザに巻き込まれることに。その成り行きから、731部隊で生物兵器の実験体だった砕花とコンビを組むことに。歳の差バディ物になっていくのか。隔号連載です。

・ヴラド・ドラクラ/大窪晶与
第11話。ストイカは窮地を脱したが、リナルトが内部に潜んでいた凶刃に倒れる。これでヴラドのスイッチが入ってしまうことに。一気に500人あまりを串刺し刑にする。この見開きの迫力が圧巻。『狼の口』でヴォルフラムもやられていたし、この時代のポピュラーな処刑法だったんだな。

・ダンジョン飯/九井諒子
第50話。前回足を踏み入れたチェンジリングの効果は……、あった! それぞれが別の種族となってしまう。意外と順調に進んだことからライオスはこのまま迷宮探索を続けることを提案するが、ガーゴイルの襲撃を受けたことで一気に問題点が噴出する。この話が8巻の1話目になるはず。トビラは1巻カバーのセルフパロだし、しばらくこの状態のままいくのかも。

・ニコラのおゆるり魔界紀行/宮永麻也
第12話。前回手に入れたブローチを手掛かりに、母アルマの行方を捜すニコラ。ある土産物店で情報を得るが、思い描いていた母親のイメージとは微妙に違うものだった。本当の情報をつかんでから、夜の底なし沼に向かうシーンが良い。どうして母親は魔界に来たのか?ってところか。

・モップゥ/庄司創
読み切り。AIを搭載した動物型執事アンドロイドが、一般家庭に普及している世界。最新機種のモップゥ(犬タイプ)は、女子中学生コユリの悩みを解決することになる。会話のノリはいいんだけど、コユリの悩み(中学デビュー失敗)とモップゥの解決法(盆踊りを覚える)が上手く消化できなかった。続編とかがあれば印象も変わるかも。

・はなやっこ/原鮎美
第5&6話。2本立て。1本目は通常のバイト風景。風宇が意外な才能を見せる。2本目は宝仙ハルカがひさしぶりに登場。フラワーアレンジメント展に誘い出し、知的に攻撃する。最近は染井さんの出番が多かったので、ひさしぶりに風宇がメインになった感じ。

・夕凪に舞え、僕のリボン/黒川裕美
第3話。思っていたよりも凜太郎の身体は固く、動きもドン臭かった。クラスメイト達の前での演技も、案の定失敗してしまうが……。半分意識を失った状態での演技を見るに、才能はあるんだな。262~263Pあたりは迫力があった。でも、家にリボンを持って帰ったら、父親に取り上げられると思う。

・鞄工房日記/間間戸淳
第3話。カバン用のミシンは、通常よりも大きな物。歩は上手く扱えず、試験に失敗。店を追い出されてしまう。そこからリノとパリの街をめぐることで、気持ちも吹っ切れた様子。でも辞書を介したコミュニケーションは、やっぱりまどろっこしいな。

・欅姉妹の四季/大槻一翔
第19話。温泉旅行に来た4姉妹。今回は、全編にわたって夜の露天風呂に入っている様子が描かれる。いずみは身体能力が高いだけでなく、夜目も効くのか。スペックが高いな。

・山田運送株式会社/渋谷圭一郎
読み切り。友達と長年続けてきたクリスマスパーティーに、ある種のむなしさを感じていた泉。帰り道に不審人物を目撃したことから、ある仕事を手伝うことになる。泉の考え方が段々と変わっていき、トビラとラストのページで表情がガラッと変わっているのが良い。

・昴とスーさん/高橋那津子
第15話。鶴田がスーさんの野球チームの監督に正式就任して早々、全員のポジションを変えるという改革を断行する。当然チームメイトたちは反発を示すが、昴は……。ラストで犬を助けて表彰された姿が新聞に載ったけど、これがなにかの引き金になる気もする。

・青武高校あおぞら弓道部/嵐田佐和子
第14話。明神高校と練習試合をすることに。午前は女子の部。落というアンカー役を任されたいぶきは、プレッシャーもあり的に中てることができない。美空先生の話で立ち直る流れも良かったが、サポーターを外すシーンでワクワクするなんて、スタン・ハンセンかロック様以来じゃないか。

・北北西に曇と往け/入江亜季
第29話。フレイヤの乗っていた車を発見した慧は、そのままアークレイリへ。そのまま隠れ家を訪ね、フレイヤと出会う。三知嵩のことをひどく警戒しているフレイヤは、慧にも敵意を向ける。このまま大きく話が動いていくかな。

・ふしぎの国のバード/佐々大河
第27話。十文字編。旅の途中で和紙に興味を持ったバードさん。近くにいた紙漉き職人の仕事の様子を見学する。しっかりした取材したことを1本にまとめたという感じ。バードさんの見学中、伊藤がずっと老婆をおんぶしているのが、ちょっと面白い。

・山を渡る‐三多摩大岳部録‐/空木哲生
第7話。新人3人娘が、大山(神奈川)登山に挑戦。見事に登頂に成功するものの、大学の講義終わりという遅い時間から登り始めたので、すっかり日が暮れてしまい……。食料もライトもなし。なんとか自力で下山するのか、先輩たちが助けに来るのか?

・漲り!ファットマン/なかま亜咲
読み切り。カワイイけど胸がない彼女に、主人公は自分の脂肪を移す術を編み出す。しかし彼女はデブ専だったのでモメることに。作者特有のバカバカしさと勢いがある。オチの一言を言うための話だったんだな。

・ヒナまつり/大武政夫
第83話。ハルが改めてヒナに挑戦してくる。実は高度な超能力戦なのだが、やっていることが髪の毛の抜き合いなので、目撃した仁志は激しく混乱することに。たれた鼻血をペロッとなめるヒナがカッコいい。

・ミギとダリ/佐野菜見
第15話。高校の入学式。しかし瑛二が特進クラスなのに対し、秘鳥はバカばっかりのクラスに振り分けられてしまう。いい成績を収めればクラスを変われるらしいが……。正攻法に勉強するとも思えないので、2人がかりのカンニングか、別の手段をとるのか。

・ハクメイとミコチ/樫木祐人
第59話。たっぷり昼寝をしたせいで夜に眠れなくなってしまった2人。何気ない会話や間に流れる空気感が良かった。特に、寂しさに慣れる慣れないのところ。

・マーフィーの法則に関する考察/namo
読み切り。姿を消した恋人の甚一郎を追って、松山まで来た梢。甚一郎の考え方とかラストのゲームに関わってはくるものの、タイトルと内容がイマイチかみ合っていない気がする。記念硬貨の使い方とか、ちょっと惜しいと思う。

・レキヨミ/柴田康平
第7話。ヨミが好きな作家のR・カポネが登場。闇の森での冒険の様子が描かれる。自分の小説の中でのカッコいい姿とは違って、本人はポンコツキャラだった。カポネはヨミたちとは違う形のシッポが生えている。人種?の違いってことでいいのかな? あと、頭のは角ってこと?

・サーカスの娘オルガ/山本ルンルン
第15話。ユーリィは兵士として戦争に参加する。ルンルン作品初の戦場描写ということで、かなり重苦しい雰囲気。いっぽうレオとオルガは、計らずも反皇帝デモに参加することに。2人が再会するのは、いつになるのか。

・乙嫁語り/森薫
第51話(通算77話目)。パリヤさんが子猫を飼うことに。ヒモにじゃれつく様子やアミルさんの目に鷹を感じて怯えるところなど、すべての動作が可愛すぎる。ベスト猫マンガ・オブ・ザ・イヤー確定だろ。

・燕のはさみ/松本水星
第17話。病み上がりの身体を押して外出した創一郎は、燕と水島の姿を見て勘違い。再び熱を出してしまう。“最初の客”創一郎の再浮上は良いのだが、ちょっと遅れただけで「脳細胞が死んでいる」とまで言われる新太郎がかわいそう。それから燕も、海外修行の話を断っても良かったのかどうか。

・碧いホルスの瞳 -男装の女王の物語-/犬童千絵
第25話。南のプントとの交易のために、かつて使われていた運河の再利用を決めるシェプスト。その姿を見て、パネヘシも考え方を改めたかに思われたのだが……。ムト神殿完成の宴の中で、センムトに宣戦布告する。ちょっとした三角関係というわけか。

・アーサー/加藤清志
読み切り。森で暮らす狩人のアーサーは、かつて父親の指を切り落とした領主の娘を助けることに。この作者にしては少し大人しめの内容かと思われたけど、最後のシーンでテンションが一気に上がった感じ。襲ってくるアーサーを見つけた兵士の「夕日の方角だ!」が最高。後ろでも西でもなく。

・ゲームしたっていいじゃん/高橋拡那
第9話。もう、不定期連載として扱います。でも、今回はゲーム機を川に捨てる男子学生を描いた4Pショート。近藤遊花の…とアオリにあるけど、主人公が変わるオムニバスっぽくいくのかな?

・キツネと熊の王冠/中村哲也
第10話。いよいよゾマーフェスト(夏祭り)がスタート。マヤの店にも多くの人が足を運ぶ。次回が最終回とのことだけど、マヤ編が終わるだけなのか、シリーズそのものの最終回なのか?

・つきたて!餅小町/佐藤春美
読み切り。56号に続き、2度目の登場。餅女の望倖さんと結婚したものの、食品衛生に気を使い夜の営みをすることができない…というショートストーリー。もうちょっと長いページで見てみたい。

・東京城址女子高生/山田果苗
第10話。夏休みに合宿に行くため、バイトに精を出すあゆり。美音と亜子ちゃんは、菅原道真由来の場所を回って学力向上をお願いする。この2人だけでの探訪というのが新鮮で良かった。あゆり&亜子ちゃんだと解説役がいないから無理かな。そして、それぞれがお金か時間がない状態になってしまうが、ワンダーフォーゲル部の合宿に便乗することに。長野ということは、真田家ゆかりの城か。

・忍ぶな!チヨちゃん/設楽清人
第20話。遊園地デートを前にしての、サヨ代と灰の下準備。ダブルデート状態に持って行って、何を狙っているのか? あと何か気づいたっぽい猿谷兄も介入してきそう。それから、チヨ代のヘアピンは、手裏剣として機能すると思う。

・ダイオミード島へようこそ/浅井海奈
読み切り。入国審査をしている男の、特別な仕事。10Pと短いこともあるけど、ちょっと分かりにくい。空港の入国管理局なんだろうけど、審査待ちの人たちが外にいるようなのも気になる。

・バララッシュ/福島聡
第11話。完成した狼のシーンは、スタッフにも好評。これを描かせた不破監督に、山口は何を思ったのか? そして、なぜかアパートの隣の部屋に住んでいた漫画家の甲斐の原稿を手伝うことに。宇部は引っ越してしまうというし、山口はアニメとは別の道を歩むのかな?

・A子さんの恋人/近藤聡乃
第46話。A子がA君の髪を切りながらの会話。言いたいことはあるけど、全部言ってしまうと何かが崩れる。みたいな微妙なバランスのやり取りが良かった。髪を切った流れで事に及んでいたけど、すごくチクチクしそう。

・予告
合併号なので、次号は来年2月の発売。弓道部、ホルスの瞳、極東事変、スーさん、巨人暮らし、鞄工房、城址高生が掲載。石田裕揮、沼田仁、小林愛、富沢未知果、久慈光久、百名哲の読み切りが載ります。












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テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2018/12/16(日) 20:11:16|
  2. ハルタ 51~60号
  3. | コメント:1

週刊少年チャンピオン 2+3号の感想




チャンピオンの感想です。表紙とグラビアは、大原優乃さんです。






・魔入りました!入間くん/西修
巻頭カラー。人気投票企画あり。最近やったふし研に比べて明らかにキャラ数が多いので、3連単で当てるのは難しそう。本編は、遊園地編のエピローグ。ロノウェ父の用意したホテルを満喫する。何の脈絡もなく、クララがチョコフォンデュまみれになっているのが最高。

・弱虫ペダル/渡辺航
転倒し頭から出血してもレースを止めず、そこから逆転優勝して見せる。という話を黒田から聞き、改めて箱学の伝統を感じた真波。ここで、時間が現在に戻ってくる。ようやく最終決戦か。

・バキ道/板垣恵介
クジラとネズミが同じ哺乳類なように、石炭とダイヤモンドも同じという話から、宿禰の握力が凄いということを再び説明する。オリバは完敗。次は誰がやるのか?

・ゆうえんち ‐バキ外伝‐/板垣恵介&夢枕獏
国松の奥の手(足だけど)を受ける無門だが、瞬時に間合いを詰め右パンチを当てる。というところで勝負が終わり、ゆうえんちの情報へ。今度は久我重明に会いに行かなかなきゃならないのか。

・あつまれ! ふしぎ研究部/安部真弘
旭先生の家で、クリスマスパーティー①をする。開始早々にシャンパンを浴びてしまい、みんなでコスプレすることに。最近こういう系統のマンガで、男主人公が女装・女体化するのが定番になってきたな。

・BEASTARS/板垣巴留
休日に同僚と遭遇してしまったセブン。そこをレゴシが助けるが……。基本的に柔らかい印象を崩してこなかっただけに、112Pのセブンのインパクトが強い。草食のプライドってところか。

・あっぱれ!浦安鉄筋家族/浜岡賢次
ノムさん回。下校中に大盛りラーメンを平らげたり、女子だけのクリスマスパーティー②会場の秘密を守るため、男子から逃げたりする。中田さんの家って、これまでに出てきたことあるのかな?

・六道の悪女たち/中村勇志
六道の術にかかったエリモだったが、自分のポリシーは曲げない派だった。ガングロフェイスが照れて真っ黒になった姿は、なんだか森にひそむ妖怪のよう。ここは、駆けつけた大佐&課長の説得によって収拾に成功する。ところでエリモはなんで一輪車に乗っていたんだろう? ギャルにもカンフーにも関係ないだろうに。

・足芸少女こむらさん/灰刃ねむみ
2話掲載。1本目は、道路に飛び出した子供を協力して?助ける。2本目は、改めて友達からスタートする約束をする。あの足首のサポーターが気になっていたけど、スマホ入れだったのか。次回からは、10Pの掲載とのこと。

・ハリガネサービスACE/荒達哉
成宮の練習初日。剣道で培った足さばきなどが、バレーにも応用できるようす。体格は申し分ないし総合力で言えば、あっさりと下平を追い越してしまいそう。

・ベルリンは鐘 ヤッホー!/ニャロメロン
アレルギー回。ハクションからのクエスチョンが良かった。

・もういっぽん!/村岡ユウ
初めての大会を前にしての、それぞれの興奮と不安。2回戦で霞が丘と当たるということは1回戦は突破するんだろうけど、永遠と誰が勝つんだろう? やっぱり未知だろうか。

・ロロッロ!/桜井のりお
ちとせが幹事となり、クリスマスパーティー③が催されることに。Oバックの正しい使い方を初めて知った(正しくはない)。

・ヒマワリ/平川哲弘
柊木の加入話は本人にその気がなく、ルミエール側も難色を示す。やっぱり、元ユニットメンバーとの間に、なにか問題を抱えているのか。あと、龍生ひとりだけ学校に行っていないというのは、ちょっと座りが悪いな。

・魔法少女サイト/佐藤健太郎
雹花の記憶が戻りかける漆。そして王が目覚め、管理人の攻撃も続く。というところで、次号は重大報告があるとのこと。予告には『佐藤先生の』とあるけど、どういうことだ?

・ボスレノマ ~囚人リク外伝~/瀬口忍
27メンバーからの佐々木コールに、頭が混乱する膳所。しかし、状況が上手く飲み込めない表現で、顔がキュビズムのようになるって斬新すぎるだろ。さらにレノマの一撃を受けて、顔のパーツが福笑いのように外れてしまう。

・吸血鬼すぐ死ぬ/盆ノ木至
半田にクリスマスパーティー④に呼ばれたロナルド。しかし、停電したところに白さんが帰宅して、ホラー映画のようなシチュエーションに陥ってしまうことに。半田のクソダサセーターを、もうちょっと見たかった。

・ジュニオール/灰谷音屋
ジュニオールのプレーにブチ切れ状態の八百津東は、プレーがボロボロに。PKを献上し、吉村にミラクルなパネンカを決められてしまう。っていうかゲキサカでも連載していたのか。

・鬼のようなラブコメ/いづみかつき
さすがにクラスメイトには手を出せない赤志。東山にタッチされてしまう。このまま操られるとも思えないので、きこちゃんラブパワーで何とかするのかな。

・マウンドの太陽/水森崇史
試合は投手戦に。6回を無失点に抑えた泉は次のイニングから太陽にマウンドを譲ることに。6回裏、泉に打順が回ってくるが、ここで花咲が代打として打席に立つ。ここまで見せ場がないので、一発かましてくれるか。

・アカトラ/齋藤勁吾
爆発を囮に、不意打ちを狙う赫虎だったが、ツチグモもそれを読んでいた。互いに相手の力量を分かった上での正面からのぶつかり合い。糸で固定されて腕を使ってのスリーパーとかないかな。

・木曜日のフルット/石黒正数
スマホを失くしたと忘れ物預り所に飛び込む鯨井先輩。一回、かまぼこ板にすり替えられたけど、ちゃんと新しいのを購入していたんだな。











次号は、2週間後の発売。疵面と中内祥吾の読み切りが載ります。










テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2018/12/13(木) 18:30:17|
  2. チャンピオン 2018
  3. | コメント:0

六道の悪女たち 第12巻の感想




『六道の悪女たち』第12巻の感想です。表紙は、白無垢姿の乱奈。赤い糸は、初めてフレーム外に。




・第98話 デートに向けて
乱奈とのクリスマスデートを承諾した六道。何を着ていくかで、大佐たちと話し合いをする。しかし、オシャレではない3人が無い知恵をしぼって完成したコーディネートは……。迷彩ジャケットやズタボロジーンズに気を取られるけど、靴のつま先が反り返っているのも、なんか腹が立つ。なぜ、読者モデルであるつばきに相談しなかったのか? 乙姫に服を見繕ってもらった乱奈とのギャップが……。

・第99話 衝撃のプラン
デートプランを練ってきた六道だが、乱奈の提案で『お家デート』することに。彼女の実家が日回寺というお寺であり、両親も普通の人間であることが判明する。住職が、乱奈のことを一切信用していない(ある意味、狂暴性には絶対の確信がある)態度が面白い。そして、食事中に席を外した乱奈が、白無垢姿に着替えてくる。いろいろと段階をすっ飛ばしすぎだろ。あと、チラッと見習い僧侶が登場したけど、この後は全然姿を見せないので、妖精かなにかなんだと思う。

・第100話 向日葵乱奈
100話目でヒロインの名前をサブタイトルに持ってくるという、粋な演出。乱奈の出生の秘密が明らかになる。日回寺の前に捨てられた乱奈は、驚異的で狂暴的な成長を見せる。特に、生後2週間で初めて歩いたときのホラーインパクトが半端ない。住職夫妻は育ての親だったわけだが、では産みの親はどんな人物なのか? やはり悪女だったのか? 明らかになるときはくるのか?
六道 12

・第101話 生まれつきの悪
幼少期の乱奈が霊媒師にかけられた陰陽道由来の数珠の力によって、狂暴性を抑えられていたことが発覚。しかし、その数珠が砕けると……。これを聞いた六道は『自分の術が解けたら……』と考えてしまう。この最悪のタイミングで、乱奈が逆プロポーズをする。漢・六道なら受けても不思議ではないけど、この心理状態だと……。

・第102話 術が解ける時
プロポーズから、思わず逃げ出してしまった六道。紋付き袴姿に着替えて追ってきた乱奈に対し『術が解ける前に更生させ、そのとき真正面から向き合う』と覚悟を決める。と同時に、これが今後の物語の軸ということになるか。ラストで乱奈が16歳ということが明示されたけど、そもそも六道は年齢的に結婚できないのでは?

・第103話 飯沼の憂鬱
周りの人間が、それぞれの夢や目標を持っていることに焦りを感じる飯沼。夢で見た未来の自分の姿(ハゲでデブで貧乏)に、危機感を抱く。と、その時に『六道に女を盗られた』という男と遭遇する。っていうか、飯沼にとって六道のモテ現象ってどう映っていたんだろ? 自分に挑んできて根性見せた → ダサくない → モテて当然。という流れかな?

・第104話 三人目の親友
飯沼は、好きなものを組み合わせた『族車屋台ラーメン』に活路を見出す。そして「六道に女を取られた」と因縁をつけるヤンキーを撃退する。これを受けて六道は、飯沼にも術のことを打ち明けることを決意する。大佐、課長に続く『三人目の親友』というサブタイトルが良い。でも波瑠也スペシャル3号は、後ろの大扇子のおかげで、空気抵抗が半端ないと思う。

・第105話 一蓮托生
言いがかり(真っ当な理由なのだが)をつけてきたヤンキーを飯沼が撃退。六道たちは、陰陽術のことを打ち明けるが……。これで本当の意味で、六道たちの仲間になったってことかな。見開きもバシッと決まったし。103話からは飯沼苦悩編が始まるのかと思ったけど、終わってみれば飯沼株が上がった格好に。

・第106話 愚連無輪
街頭悪女インタビューを経て、六道の術を信じた飯沼。かつて乱奈の狂暴さを抑え込んでいた数珠を、再び手に入れることを提案する。でも、日回寺に行き陰陽師の掛軸先生の居場所を聞く。という部分をスッ飛ばしていきなり山で遭難しているので、展開のキングクリムゾン感が半端ない。そして、このタイミングで第五の悪女・鈴蘭(リン ラン)が登場する。

・おまけ漫画
幼少乱奈の破天荒育児。イノシシと軽トラのヤツが良かった。なんか4コマにしやすい題材の気がする。






次巻からは『カンフー編』がスタート。鈴蘭の花言葉は『純粋』か。






テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2018/12/07(金) 18:49:46|
  2. 六道の悪女たち
  3. | コメント:0

週刊少年チャンピオン 1号の感想




チャンピオンの感想です。表紙はバキ道と弱虫ペダルです。






・足芸少女こむらさん/灰刃ねむみ
新連載巻頭カラー。27号に掲載された読み切りが連載化。雑技団で育ち、足芸を磨いてきた小叢井こむらさんが転校してくる。そして、ハプニング的に足にキスした月長くんに、家のしきたり故に求婚をする。こむらの魅力を描く=足フェチ描写が多くなる→読者が振るいにかけられる。というジレンマ的な構造を抱えていると思うけど、大丈夫なんだろうか? あと月長くんは脹脛(ふくらはぎ)からのネーミングか。

・バキ道/板垣恵介
総合格闘家の矢地祐介選手との対談記事アリ。宿禰がつかんだのは皮膚や筋肉ではなく、その奥の肋骨だった。オリバも『モースト・マスキュラー・ポーズ』で対抗しようとするが……。再起不能どころのダメージじゃないな。

・ゆうえんち ‐バキ外伝‐/板垣恵介&夢枕獏
無門vs国松。厄介な袖を排除した無門だが、空掌から身を守ってくれるシャツを切り裂かれてしまう。なんだか会話を含め、キャリアの差を見せつけられている印象。

・弱虫ペダル/渡辺航
黒田の回想。1年前のIHを経て、泉田体制になり出場した小さなレースでの出来事を振り返る。で、これは真波の回想の中の回想なので、ちょっと分かりにくい。もう少し前に入れることはできなかったのか?

・あっぱれ!浦安鉄筋家族/浜岡賢次
外よりも家の中のほうが寒い春巻。石油ストーブを購入するものの、路地裏で遭難する。あかねちゃんは、職員会議にも出席していたのか。学校ぐるみじゃないか。

・六道の悪女たち/中村勇志
センターカラー。「カンフーを知っている」と言う乱奈。当然ウソだが「あちょー」と、ラムを圧倒する。ラムが壮絶な過去を語りそうになったのに、回想パートへの突入を阻止するパンチが最高だった。でも、その後、素直に六道を待たずに追いかければいいのに。

・魔法少女サイト/佐藤健太郎
美炭とアリスの目的が、魔法少女であり消息を絶った妹のルイスを捜すことと明らかに。そして、花夜&酒木とも協力関係にあることが判明する。これで管理人vs魔法少女という構図が明確化することに。

・BEASTARS/板垣巴留
バイト終わりで、サグワンさんと一緒に帰る。海洋生物は輪廻転生を信じていたり、食殺という考え方がなかったりと、レゴシはいろいろと考えさせられる。でも、部屋に帰って早々全裸になられるショックには勝てないか。絵面のインパクトが強すぎる。

・ロロッロ!/桜井のりお
3年生の中で、高嶺派と段原派の抗争が勃発する。写真部のアイツを共通の敵にすれば、上手くまとまる気がする。あとは、あおい部長が第3極を作るか。

・僕の心のヤバイやつ/桜井のりお
マンガクロスからの出張掲載。今回は、山田が口の周りに食べカスをつける問題。2話とも市川よりも小林のほうがフィーチャーされた形になったのは、良かったのかどうか。

・ヒマワリ/平川哲弘
センターカラー。蓮たちのバックダンサーぶりを見に来た柊木を、櫻田が強引に新メンバーとして紹介する。元ユニットメンバーの要が現在どうしているかがポイントかな。

・ベルリンは鐘 ヤッホー!/ニャロメロン
時間の流れ回。1本目の3コマで終わるヤツが最高。

・あつまれ! ふしぎ研究部/安部真弘
ふし研女子4人が、ひとさし指だけを使って大祐を持ち上げるマジックに挑戦する。これ、流行ったのは2年ぐらい前のことなのか。

・魔入りました!入間くん/西修
遊園地の支配人だったロノウェ父の主導により、入間たちのパレードが行われる。結局、今回の騒動にキリヲが絡んでいたことは、入間たちは知らないままか。

・ハリガネサービスACE/荒達哉
成宮は大きな体のわりに心臓が小さく、過度の運動をしないようにしていたことが明らかに。剣道でも成果をあげられておらず、腕相撲で下平に協力する間白らの姿を見て、バレー部入部を決める。体格は申し分ないけど、球技は素人なので、そのあたりが不安要素か。

・もういっぽん!/村岡ユウ
センターカラー。声をかけてきたのは、霞が丘高校の天音恵梨香さん。彼女は中学最後の大会のレギュラーの座を、永遠に奪われていた。この再会以降、永遠は調子を崩してしまうが……。実際には、284Pのような表情はしていないと思う。

・ボスレノマ ~囚人リク外伝~/瀬口忍
レノマvs膳所。餅つきという名の頭突きの連打に始まり、ド迫力の攻防。レノマを窓ガラスにブッ飛ばした膳所が勝ち誇るが、27メンバーの心は完全にレノマがつかんでいた。307~309Pなど、やっぱりカッコいいポーズをとってしまうんだな。

・吸血鬼すぐ死ぬ/盆ノ木至
フクマさんが、クワバラさんに連れられてキャバクラへ。しかし、その店のナンバー1は、熱烈キッスだった。終始クワバラさんのツッコミのテンションが高くて面白すぎる。でも、クワバラさんのゴーグルって、最初から片方が時計だったっけ?

・ジュニオール/灰谷音屋
4人を抜き、さらにGKのバランスを崩し、ゴールを無人状態にしたジュニオール。ここでシュートを打つのかと思いきや……。阿鼻叫喚状態の340Pが面白すぎる。

・鬼のようなラブコメ/いづみかつき
東山の正体や能力のバラし。1人だけならまだしも、クラスの大部分を鬼に変えられてしまっては……。青宮が氷鬼で動きを止めてってパターンかな。

・アカトラ/齋藤勁吾
ツチグモは、糸を使って道場内の武器を投げる遠距離攻撃を仕掛ける。ヒバナから拝借した爆弾を使って、糸をバラバラにする作戦かな。新連載攻勢が始まることを考えると、この戦いが最後になるか。

・マウンドの太陽/水森崇史
決勝の蒼大戦がスタート。まずは、泉が三者凡退に切って取る。作劇的には、どういうシチュエーションで太陽がマウンドに上がるのか?といったところか。
 蒼大浦和  紅城
左 柴田 1 津曲 遊
二 犬井 2 烏丸 中
一 結城 3 八木 二
遊 片瀬 4 阪田 一
捕 平子 5 月本 捕
投 四條 6 石黒 左
右 狩野 7 青柳 右
三 綱島 8 小堀 三
中 本庄 9 泉  投

・木曜日のフルット/石黒正数
タマがショコラ以外のネコを好きになる。『タマの巻②』になっているけど、本当は③のはず。それから、シュテムターンの元ネタが分からない。








次号は、入間くんが巻頭カラー。







テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2018/12/06(木) 18:19:44|
  2. チャンピオン 2018
  3. | コメント:0

今年の読み切り漫画まとめ 2018

◯はじめに
今年も残り1ヶ月を切り、さまざまなマンガ関係の賞が発表される季節になってきました。でも個人的に気になるのは、その選考対象がどれも『単行本』だということ。雑誌に掲載されたりWebで発表されたマンガがすべて単行本化されるわけではありません。そこで、昨年12月から今年11月までで自分が読んで面白かったと思う読み切り、および単行本化されていない短期連載作品をまとめてみたいと思います。

○週刊少年チャンピオン 短期連載
今年、チャンピオンに掲載された短期連載作品は、僕の心のヤバイやつ/桜井のりお(15~18、53号掲載)  魔法少女サイト Sept/佐藤健太郎&宗我部としのり(17~19号掲載)  刃牙外伝 疵面/板垣恵介&山内雪奈生(20~24、36~37+38号掲載)  開田さんの怪談/木々津克久(19~27号、36~40号、47~49掲載)の全部で4本。単行本が発売した、これからされるものばかりという状況なので、ベストは選ばないでおきます。これは編集長交代による方針の変更なのかな。

○週刊少年チャンピオン 読み切り
今年チャンピオンに掲載された読み切りは、作者22人で26本。別チャンで連載化した先生ー!〆切ですよ~/浜岡賢次(15号掲載)や、出張版のフルアヘッド!ココ ゼルヴァンス/米原秀幸(42号掲載)などを除いた中で良かったのは、過去に戻って完璧な人生をやり直す? それとも恋を取り戻す?ブンキテン/田中歩(2+3号掲載) 超高速で日本全国に荷物をお届け片瀬つむりの神速便/八音橋ナオキ(6号掲載) 生徒会長として絶大な信頼を集める主人公の真の目的とは!? 謀略のパンツァー/古田朋大(22+23号掲載)  攻撃できない空手少女が、トラウマの元となった相手と再会する少女ら、空が故/碓井春佳(32号掲載)  クラスメイトだけど主人とメイドの関係でもある2人を描いたオムニバスメイドでメイトのメイカさん/佐藤ショーキ(41号掲載) といったところ。ベストは
幼なじみは全知全能/山本アヒル(21号掲載)です。
幼なじみは全知全能/山本アヒル
ふとしたことから、全知全能の存在になってしまったヒロインが、幼なじみにあるひと言を言わせようと能力を遺憾なく発揮する。目標とやっていることのスケールのギャップが大きすぎて最高でした。
あと、今年のチャンピオンのハイライトは、やはりなんといっても鮫島、最後の十五日/佐藤タカヒロ ということになるでしょう。
鮫島

○別冊少年チャンピオン
今年別チャンに掲載された読み切りは、作者32人で46本。連載化したインコンプリート アニマルズ/平沢バレンティーノ(2、4、6月号掲載)以外で良かったのは、言い伝えや迷信を具現化できる能力を持つがゆえに他人と距離を取ってしまうが……ホシノナルカミ/古田朋大(2月号掲載) 謎の料理の魅力にとりつかれてしまった主人公、その秘密の作り方は?オルメヌール/中村ゆきひろ(5月号掲載)  侵略してきた宇宙人を鹵獲して兵器に改造。それが因果応報を生むことに星の兄弟/荒井俊太郎(8月号掲載)  極度の機械解体欲を持つ少年が、捨てられた冷蔵庫を修理して戦う機動家電レイゾウコ/佐藤周一郎(9月号掲載)  女子トイレの個室に隠れて「見つかるかも」という興奮を味わっているドMの末原くん。終始、異常性を見せつける内容僕と僕の女王様/大谷優(11月号掲載)といったところ。ベストは
My Sweet Boku Zukin/杉浦洸(4月号掲載)です。
My Sweet Boku Zukin/杉浦洸
空襲から逃げ惑う少年は、避難する人々の防空頭巾の様々な模様に注目していた。その中に大きな目玉模様の物を見つけ、自分の物にも目玉を描く。逃げる人々の塊を大蛇や首長竜に例えたり、全体に流れる独特の空気感が素晴らしい。

◯月スピ
今年は『月刊!スピリッツ』の読み切りもまとめたいと思います。掲載されたのは新人を中心に25本。熊本復興企画のレポート漫画であるおんな南阿蘇鉄道ひとり旅/YASCORN(5月号掲載)を除いた中で良かったのは、自分そっくりのゾンビに生活を代行させたら、そっちのほうが上手くいってしまい……不完全ゾンビ/山原中(5月号掲載) 終始淡々とした描写が続き、狂気性が満ちている誰にとってもどうでもいい人/石田和人(9月号掲載) 長渕みたいな男が、好きな娘のために演劇部で代役(お姫様)を演じるよせる男/大内優(11月号掲載) 盲目の美女と殺人鬼がひとつの部屋に。息詰まる攻防戦in the dark/二宮正明(1月号掲載)といったところ。ベストは
痴女の夜/矢寺圭太(3月号掲載)です。
痴女の夜/矢寺圭一
閉塞的な街に飽き飽きしていた3人組の前に、全裸でバイクに乗る痴女が出現。訳も分からず、チャリで追跡する。異様な疾走感と青春のリビドーにあふれていて、とても素晴らしい。

◯アフタヌーン
今年から『アフタヌーン』もまとめていきます。掲載されたのは作者12人の14本。コミックDAYSからの出張版である寄生獣リバーシ/太田モアレ(8月号掲載)とおみやげどうしよう?/西園フミコ(10,11月号掲載)とけもらいふ/雪本愁二(12月号掲載)を除いた中で良かったのは平凡なサラリーマンの藤ノ木と海外で危険な仕事に従事している赤岩。2人が不定期に電話でとりとめのない会話をするたったひとつのことしか知らない/本田(5月号掲載) 1年前に死んでしまった幼なじみの最期の願いを叶えるため、その弟とともに山に分け入っていく。自殺をするに至った事情や、熊の出る山にわざわざ入っていく理由など、話を展開させていくのが上手い蛇の山/窪田航(6月号掲載)といったところ。アフタヌーンのベストおよび
〇エピソード・オブ・ザ・イヤー
不朽のフェーネチカ/竹良実(7月号掲載)です。

生前から聖人認定確実と噂されるマザー・ドロテア。その隠された顔を探ろうと、アレハンドロという記者が彼女の過去を探る。はじめは聖人になるためなら汚いことにも手を染めているのかと思われたが、取材を通して段々と時間をさかのぼっていき、ドロテアの真の考えが明らかになる過程が素晴らしかった。電子版で発売されているので、厳密に言えば対象外なのですが、特例を設けてでも評価したいほどの傑作です。
来年度からは、モアイで発表されているものも読んでいきたいと思います。

○ハルタ
今年、ハルタに掲載された読み切りは作者29人で53本。単行本化されているシャーリー・メディスン/森薫(52号掲載)や事実上の不定期連載であるゲームしたっていいじゃん/高橋拡那(51~54、56、58~59号掲載)などを除いた中で印象に残っているのは、魔女の呪いを解くために、自分の体の一部を差し出す王女。命そのものを犠牲にしたときに新たな呪いが発動するマリヤたちの祈り/後藤(50号掲載) 鬼の鬼ヶ島さんは、テスト勉強のし過ぎでうたた寝。角が机にブッ刺さってしまう。女性キャラの表情や体つきが良い君の前ではいつも赤鬼/仁科彰太朗(51号掲載)  肉体関係を持ったアシスタントが、そのことをマンガにしてしまう。作者特有のヒリヒリ感がほとばしるなれた手つきで ちゃんづけで/ゴトウユキコ(52号掲載)  復讐の鬼と化した忍びの激闘。でも、水遁の術ってそういう意味じゃなくない?忍びのエン/加藤清志(52号掲載)  鬼のお嫁さんの角にアレルギー反応を起こしてしまった旦那さん。体質改善に取り組むお嫁さんアレルギー/三輪皐月(56号掲載) といったところ。個人的には、ここ数年にくらべて当たりの読み切りが少なかった印象。その中で選ぶとすれば、期待を込めて
雲の子くららちゃん/紙島育(54、55号掲載)
雲の子くららちゃん/紙島育
をベストに推したいと思います。髪の毛が雲になっている、くららちゃん。感情や環境の変化で、その形状が様々に変化する。前作『メドゥーサ嬢ニューサイト』など、いいキャラを生み出しているので、次回作を楽しみに待ちたいと思います。

○その他
その他、定期購読している以外の媒体で気になった読み切りは、
I SPY/遠藤達哉(ジャンプSQ3月号掲載)
好きになった相手は凄腕のスパイ。マタギの祖父に育てられたJKが野生の勘で接触をはかろうとする。ギャグのはさみ方が小気味よく、とても面白い。さすがの腕前。
真夜中ワンダーさんぽ/鳶田ハジメ(コミックポラリス 3/15公開)
主人公と飼い犬だけに見える、影のような謎の生命体たち。その存在に戸惑いながらも、夜の街を歩く。雰囲気がとても良い。
マサラ追走曲/えすとえむ(モーニング15号掲載)
食をテーマにした連作のうちの一編。日印ハーフで苗字が王子なのに、カレーが嫌い!? かつての同調圧力への反発と、それが無意味な抵抗だったことに気づく流れがいい。
樫村一家の夜明け/岡村星&沙村広明(週刊漫画ゴラク5/11・18号掲載)
30歳引きこもりが意を決して部屋を出たら、父親がヤクザに襲われていた。結局、終盤の父親のガンアクションと解散宣言の勢いに全てを持っていかれる。
アリスと不思議な国のうさぎ/中野ユウスケ(ヤングジャンプ27号掲載)
日本では、道端にいる小さいウサギを捕まえて食べるのが当たり前。イギリスからの留学生アリスが、その謎の真実に巻き込まれてしまう。オチも不気味でよい。
Fool in the room/大槻順平(モーニング29号掲載)
引きこもりが外に出てみたら、学生時代に好きだった子が風俗で働いていることを知る。全編にわたってバカバカしい勢いがあって最高に熱量が高い。途中で一回、ショーシャンクの空になる。
BURN THE WITCH/久保帯人(週刊少年ジャンプ33号掲載)
ロンドンの闇に跋扈するドラゴンを退治しろ! 画力やキャラメイキング力の高さは流石。ラストで『BLEACH』とつながる演出も見事。
白ヒゲとボイン/板垣巴留(週刊漫画ゴラク 9/21号掲載)
作者初の人間漫画。サンタクロースが風俗嬢にプレゼントを渡す理由は? ストーリー構成力は相変わらずの高さ。たしかに、この内容は少年誌では描けない。
カッコヨリグレット/タカノンノ(くらげバンチ9/14公開)
小説を書いていたが、いまは地元で働き奨学金を返している女のところに、大学のころ憧れていた女が転がり込んでくる。青春は終わったかもしれないけど、夢をあきらめるにはまだ早い。夜の公園での女2人のやり取りが素晴らしい。
吐露/三卜和貴(ヤングマガジン42号掲載)
自分の吐しゃ物が、好きな娘の姿に。やりたい放題していたところ、本物のほうから告白を受ける。微妙な関係性を海に例えて見事に描いている。




来年も、こういうことができたらいいと思います。よろしくお願いします。











テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2018/12/02(日) 15:00:00|
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